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旅の写 真

インド(1993年8月)
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アーグラー



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  アーグラーのつづき。ある日、自転車を借りて郊外の田園地帯に行ったが、畑で耕作している農民たちが私たちを日本人だと知ると、「日本の医師が以前ここで 医療活動してくれた。感謝している」と、彼らの村に招き入れてくれ、村の中心部に着くとたくさんの子供達が集まってきた。「夏休みだから」と聞くと、「学 校に行っていない子も少なくない」とのことだった。どの子も目が生き生きしていたのが印象的だった。井戸で汲みたての水を飲ませてくれて、市内に戻った。 20年以上前のこと、あの子たちも今は大人だろう。
 この日本人医師とは、アーグラーにらい病治療センターを建設した宮崎松記医師だろう。国内では強制隔離を推進したとして批判もあるようだが、アーグラーでは今も彼の名前を冠した通りがあるという。


 アーグラー 
 



                                                                                                                                                                
  
     





























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