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2024年4月30日
24日米ABCは全米の大学での学生たちの抗議行動を「一部暴力的」と伝える。動画に映るのは空のプラスチック容器で警官のヘルメットを叩く姿で、警官らによる学生たちへの暴力的な拘束ばかりだが。抗議にはユダヤ系の学生も参加している。ニューヨーク大学ではキャンパスから退去を拒んだだけで一夜で150人以上の学生が逮捕された。まるでロシア。
 25日英BBCは病院敷地内で埋められた300人以上の遺体が見つかったガザで、行方不明の親族を探す人々を伝える。遺体は青いシートで乱雑に埋められたまま。「拷問されたり、手足を縛られ、処刑された遺体を見た」と親族。国連人権高等弁務官事務所のパレスチナ地区代表は「ガザでは多くの深刻な人権侵害が見られる。そのほとんどは戦争犯罪の可能性がある。今回はその一例だが、深刻の度合いが桁違い」と指摘。死体を探して息子を見つけた母が喜ぶ姿は、ガザを取り巻く苦しみがどれほどのものかを語る、とアナウンサー。なんとも痛々しい。
 同日ABCは米ハーバード大学などにもイスラエルに武器を渡して儲けている企業と手を切ることを大学に求める抗議活動が広がり、警官隊が投入されて暴力的に学生たちを拘束する様子、コロンビア大学では米下院議長ジョンソンらが、ユダヤ人学生の安全を守れていないとして学長に辞任を要求、米議会で抗議者について「反ユダヤ発言だ」と学長を尋問する共和党議員の姿を報じる。プーチンのロシアと変わらない醜悪さ。
 26日、先週コロンビア大学で始まった学生の抗議運動が急速に全米各地に広がっているとBBC。「夜が明けるたびに、家族を引き裂かれ、自分の手足も家もすべてを失った子どもたちの姿が目に入る。とても見過ごすことはできない」と、学生たちは身柄を拘束されても抗議をやめる気配はない。ワシントン大学では抗議デモに教授たちも参加したと。
 イスラエルの空爆で両親と3歳の姉を亡くし、母の胎内から30週で摘出された女児サブリーンが、保育器の中で全力で呼吸を続けていたが生後五日で亡くなったことを27日BBCが伝える。アルジャジーラはイスラエルで人質家族らがガンツ前国防相の自宅前で火を燃やし、人質と拘束者の解放ができない場合の即時辞任を求める活動を伝える。
 昨日NHK7時のニュースでイスラエル軍によるラファの住宅への空爆で少なくとも22人が死亡し、29日でにパレスチナの死者が3万4488人となったことを伝える。
 今日仏2は29日朝ソルボンヌ大学内に「パレスチナ派学生」たちがテントを張るが、首相の命令で退去させられたと報道。大学に介入する政府と、ガザでのジェノサイドへの抗議を、政権の意向に従い勝手に「パレスチナ派」呼ばわりする公共放送。フランスの大学の自治、表現の自由は何処に消えたのか。
 アルジャジーラは28日のガザ中部での戦闘でイスラエル軍の二人の少佐が死亡したと伝える。テルアビブでは中心部の国防省前で、イスラエル軍の戦闘とラファへの侵攻の停止、人質交換を求める多くの市民の動き。ブリンケンはサウジアラビア等アラブ5カ国とPLO代表らとリャドで会合の様子。
 ABCは米国で抗議活動がさらに60校以上に拡大。コロンビア大学は学生にテントを午後2時までに撤収しなければ即時停学にすると伝え、学生たちは撤去を拒否したと伝える。テキサス大オースティン校ではデモ隊が解散を拒否しただけで、1週間で2回目の警官導入と逮捕者。ジョージア大でも複数の参加者が拘束され警察はテントを撤去。コロンビア大は学生の一部を停学処分とする。大学生の表現の自由、政治的意見表明に警官導入と逮捕で答える、これらの何処が「民主主義と自由の国アメリカ」なのか。ガザではイスラエルによる空爆で20人以上が死亡。
 報道1930はICCの逮捕状発行を恐れ、バイデンに泣きつくネタニヤフを、NHK9時のニュースは全米16州60以上の大学で抗議活動する学生ら800人以上が逮捕されたこと、29日もイスラエルの空爆でガザで市民少なくとも25人が殺害され、テルアビブではイスラエル市民らが停戦と人質交換を求め、「これ以上戦争する時間はない、今すぐ合意し、人質を戻せ」という女性の言葉を伝える。「イスラエルの提案は極めて寛大」というブリンケン。3万4千人以上の市民を殺害したイスラエルの何処が「寛大」なのか。米国の政治家や大学管理者らにまともな思考も良心も全く欠落しているということ。アメリカ世論も「イスラエルの軍事作戦を支持しない」が55%。ICCと学生、市民の動きでこのジェノサイドは止めなければならない。
 
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2024年4月30日
「イスラエル国の重要性は、ユダヤ教の社会法を実現するためにようやく与えられた機会にある。…イスラエル国は、まさに自己を国家として認めさせる行為そのものによって宗教的であらねばならない。」(1950 年「イスラエル国とイスラエルの宗教」、『困難な自由』所収)
「シオニズムとイスラエルの創設は、ユダヤ思想にとって、語のあらゆる意味での自己回帰と千年を超える疎外の終わりを意味している。イスラエル国は、正義の世界を実現することで歴史を越えるための、初めての機会である。」(1961 年「今日のユダヤ教」、『困難な自由』所収)
「一神教徒たちに見合った政治理論を忍耐強く練り上げていくこと、かかる営為をアブラハムの後継者たちに許すはずのもの、それは、アブラハムに約束された土地に対して行使される、近代国家(イスラエル国家)の責任のみなのである。」(1971 年「カエサルの国とダヴィデの国」、『聖句の彼方』所収)
「一握りの不毛な土地は、今から三千年前にはイスラエルの民に属していた。…今世紀の初めには、自分たちの労働によってこの土地を甦らせたのだ。この国家を築き、防衛しようとする努力は、すべての近隣諸国の異議と脅威にさらされている。…土地はイスラエルとって掛け金であり袋小路である。」(1979 年「政治は後で!」、『聖句の彼方』所収)
「シオニズムは倫理的な正当性をもった政治的理念であり、ユダヤ人が多数を占める政治的単位がどこでもよい場所にではなく存在することが必要。」(1982 年「イスラエル――政治と倫理」)
・時代は 1950 年、イスラエル国家が建国された 1948 年からわずか2年後であり、ここで言うイスラエル国は、政治シオニストの世俗的な政治権力と軍事力で打ち立てた近代国家のことだ。
・レヴィナスの語るシオニズムは、思想上の〈イスラエル王国〉なのではなく、眼前のイスラエル国家を創設した政治シオニズムなのだ。
・このテクストは 1971 年のものだが、それはイスラエルが 1967 年に第三次中東戦争でヨルダン川西岸地区とガザ地区とを軍事占領した後のことであり、全面的に「エレツ・イスラエル」つまりパレスチナの全土が手に入ったことが神懸かり的なこととして、露骨な軍事的拡張主義が極右的な宗教言説によって意味づけられ正当化されるようになった時期である。
・1979 年、時あたかも、イスラエルがエジプトと和平条約を結び、その国家的正当性をアメリカ合衆国の支援を得て、アラブの盟主に承認させた、極めて政治的な行為の余波のなかで、レヴィナスは政治シオニズムを語りながら、「政治は後で!」という題名で政治プロパガンダを復唱したのである。
・レヴィナスは、1982 年にイスラエル国家がレバノン侵攻を行ない、その過程でサブラーとシャティーラの難民キャンプの大虐殺を煽ったことで、大きな国際的批判にさらされているその最中で、公然とシオニズムを正当化してみせた。ーーレヴィナスが、政治シオニズムおよびイスラエル国家に関してその正当性と必要性をもって擁護しようとするとき、その振る舞いは徹頭徹尾「政治的」なのであって、それは哲学思想的な議論とは無縁のものになっている。
・レヴィナスは「他者の顔」を前にした暴力批判の倫理を提唱しながら、しかし現実政治においては、アラブ・パレスチナ人という「他者」を弾圧し排除することでしか成り立ちえない政治シオニズムの立場を取り、ユダヤ人の排他的な近代領土国家イスラエルを擁護した(文化シオニズムであれば排他的領土を主張しないという点でパレスチナ人の排除を含意しない)。
・逆にデリダは、ユダヤ人の〈場所〉としては領土的なユダヤ人国家を、政治シオニズムを否定しながら、他方では非暴力の絶対的倫理のようなものも批判し、「最小の暴力」を肯定した。
・このレヴィナスとデリダの差異は、現在まさに猖獗を極めているイスラエルによるガザ地区攻撃でのパレスチナ人ジェノサイドを欧米諸国が支持・支援しているという事態を生み出す思想的基盤をなしている。すなわち、西洋世界=欧米諸国に深く根ざしている、反アラブ・反イスラーム的な思考である。イスラエルのイツハク・ヘルツォーグ大統領とベンヤミン・ネタニヤフ首相が揃ってガザ侵攻を「西欧文明を守る戦いである」と宣言し、欧米諸国の支持・支援を求めていることは、このジェノサイドの最も根源的な思想的背景を公言している。
 「シオニズムに対するレヴィナスとデリダの距離」早尾貴紀
 「脱構築研究会」Suppléments2024年No3中の早尾貴紀氏の文から引用。
 20世紀フランスのいずれもユダヤ系哲学者エマニュエル・レヴィナスとジャック・デリダの「シオニズム」との関わりと欧米諸国政府のイスラエル支援の思想的背景とその問題性を端的に提示している。
 そもそも、旧約聖書はBC.6世紀新バビロニアの首都バビロンに移住させられた古代ユダ王国の民がその地に連綿と連なるメソポタミア由来のさまざまな神話、伝説、物語に触れ、それを引用、剽窃してみずからの由来を一神教、選民思想のもとに記述しまとめたもの。
 1849年以降アッシリアの王アッシュールバニパルのニネヴェの図書館から英人レイヤー ドによりアッカド語楔形文字の粘土板文書が発見され、3万点が大英博物館に保管されてアッカド語の解読が進められるが、同博物館修復員であり楔形文字をある程度読みこなせた英人ジョージ・スミスが1872年この粘土板から「大洪水」の話を含む叙事詩を発見した。
 粘土板12板で伝えられるこの叙事詩の初期の伝承は紀元前3千年紀末にシュメール語で成立し、のちにこの地域を征服した民族の言語であるアッカド語、ヒッタ イト語、アッシリア語などに継承されて粘土板に記録され「叙事詩」として完成した、と考えられる。(ちくま学芸文庫版「ギルガメッシュ叙事詩」矢島文夫訳の解説)
 主人公ギルガメッシュがかつて大洪水で滅びた都市シュルッパク(ファアラ遺 跡)の洪水を方舟を造り生き延びて永遠の命を手に入れて神となったウトナピシュティム(命を見た者の意。シュメール版ではジウスドラ)を訪ね、彼がギルガ メッシュに語るのがこの第11の書板「大洪水」物語。
 そこには神々たちの決定で大洪水が引き起こされ、その描写として「全地は壺のように破壊された」、「アヌンナキ(神々の集合)は松明を掲げ大地を燃やそうとした」「戦争のように、人々の上に破滅が走った。彼らは互いに見分けもつかなかった」そしてやがて「七日目、暴風と大洪水は戦いを終わらせた。大洋は静まり、悪風(イムフラ)は治まり、洪水は退いた」などと、人々の苦難をリアルにまたこの洪水に地震と津波の様相も加えながら活写している。
 ギルガメッシュはウルクで城壁を建設した王とされ、叙事詩は故郷に戻ったギルガメッシュの言葉「礎石を調べ、煉瓦を吟味してみよ。その煉瓦が焼成煉瓦でないかどうか。その基礎は七賢者=太古のシュメール7都市に文明をもたらしたとされる=が据えたのではなかったかどうか」で終わる。甚大な自然災害に対する備え・教訓として読み継がれた物語を、唯一神ヤハウェへの帰依と服従の物語に変換したのが旧約7章(ノアの方舟)に他ならない。さらにギルガメッシュの僚友となったエンキドゥは粘土で作られたとされ、創世記が記す土から作られたアダムに通じる。
 1900年の独訳以降この叙事詩は西欧で広く知られ、創世記の歴史学的検証が可能となった。1906年ロシア帝国(リトアニア)カナウス生まれで1930年フランスに帰化し、1939年フランス軍に招集されてドイツ軍捕虜となり5年間抑留されてホロコーストを生き延びたレヴィナスが、「シオニズム」「自己回帰」「宗教的イスラエル国」「アブラハムに約束された土地」を無批判に主張する背景は理解はできるが、そのような信仰はイスラエル建国のためにパレスチナのひとびとを排除・殺害し続ける理由にはならない。
 彼の出身地リトアニアとポーランド、ロシア西部とウクライナなどにユダヤ系の人々が多いのは、当時その地に成立しヨーロッパで最も民主的でフランスに先駆けて1791年成文憲法(5月3日憲法)を制定していたポーランド・リトアニア共和国(1569~1795)が宗教的寛容を貫き、西欧から逃れてきた多くのユダヤ教徒を受け入れたためである。だが、やがてそれらの地はロシア帝国に簒奪され、ポグロムに繋がっていく。
 フランス、ドイツ、英国の政府はユダヤ人ホロコーストへの反省は口にするが、人種差別と植民地主義の精算は未だできていない。米国はイスラエルによるパレスチナへのジェノサイドには軍事支援で加担し続ける。
 ガザでジェノサイドを続ける首相ネタニヤフや国防相ガラントは、パレスチナのひとびとを「動物人間」『闇の子どもたち』『人間のような動物』「我々は肉食動物を見た」と呼ぶ。その背後に西欧の根深い人種差別と植民地主義そして旧約が示す選民思想が埋もれていることは明らか。レヴィナスらの哲学の名を借りたシオニズム思想の歪みとカルト性を明らかにすることは、人類の未来にとってたいへん有益だろう。
《Suppléments
ISSN: 2758-0628 Suppléments編集委員会 出版地:東京都八王子市
No. 3  2024
→統合版ファイル(一括ダウンロード)
目次
【いま、国家の脱構築?──デリダ、レヴィナス、中上健次と「国民国家(ネーション・ステート)」】
初期デリダにおける暴力の主題――植民地主義とアルジェリア戦争を背景として―― 小川歩人………1 →PDF
レヴィナスのライシテ論と「イスラエル」――キリスト教批判の観点から 若林和哉………17 →PDF
シオニズムに対するレヴィナスとデリダの距離 早尾貴紀………32 →PDF
ジャック・デリダと「国語」の発明 自伝、翻訳、国民国家 森脇透青………38 →PDF
たった一つの、私のものではない「日本語」――ジャック・デリダ、中上健次、『批評空間』―― 松田樹………53 →PDF
中上健次の地政学的壊像力――東アジア的「アウトロー」の交通空間 大杉重男………69 →PDF




2024年4月29日
「コロンビア大学の学生の皆さん、私たちを支え続けて」「私たちの教育と生きる権利の侵害は戦争犯罪です」「学生の皆さん、ガザに連帯してくれてありがとう。あなた方のメッセージは届いています」ラファのシャブラ難民キャンプの子どもたちが掲げる紙のプラカードとテントの文字
「テントにありがとうのメッセージを書いた。テントは僕たちを暑さからも寒さからも守ってくれないけれど、せめてもの感謝は伝えられる。ありがとうのメッセージを家の壁に書くことはできない。僕たちには家がないから。家は子どもたちやお年寄りや女性の上に崩れ落ちた」ガザ北部のベイトハヌーンから避難してきた学生のタクフェール・アブユスフさん
「イスラエルと米国にプレッシャーをかけてガザ地区の大虐殺を止め、ラファ侵攻を阻止してほしい」大学1年生のバヤン・アルフィキさん
「私は今年卒業するはずだった。アズハル大学で英語とフランス文学を学んでいたのに、自分と自分の夢やキャリアの始まりを隔てる壁のように、戦争が立ちはだかった。ガザの学生たちは一日残らず痛みと苦しみの中にいると、世界中に伝えたい」ノワル・ディアブさん(20)
・イスラエルの民放テレビ局チャンネル12は先週、ガザにおける国際法違反の疑いでICCがネタニヤフ首相や他の政府高官に対し逮捕状を発行する可能性について、イスラエルがますます懸念していると報じた。
「自衛に対する基本的権利を損なうICC(国際刑事裁判所)のいかなる試みも決して受け入れない。ICCの決定はイスラエルの行動に影響しないが、兵士や公人を脅かす危険な前例となる」26日ネタニヤフ
・米ニュースサイト・アクシオスは、イスラエル政府高官2人の話として、今回の(イスラエルの)提案では、人質解放後、ガザにおける「持続的な平穏回復」について協議する意向を示していると報道。イスラエル側が紛争終結について話し合う用意があるのを示唆したのは初めてだと伝えている。
「ラファ侵攻は、ハマスとの長期化した戦闘において重要である。(ハマスがイスラエルに越境攻撃を仕掛けた昨年)10月7日に政府を率いていた閣僚が(ラファ侵攻を)阻止するとすれば、政府は存続する意義を失うだろう」28日イスラエル戦時内閣メンバーのベニー・ガンツ前国防相
 150万人の避難民が集まるラファへのイスラエル軍の侵攻準備と、アメリカ各地の大学でジェノサイド批判の声を上げる学生たちの行動とICC国際刑事裁判所のネタニヤフら逮捕の動きの報道のなか、イスラエルが初めて「持続的な平穏回復」を提案。
 ラファの子どもたち、若者らの声に耳を傾け、ここでラファ侵攻を止めて人質解放・交換を実現し、イスラエルによるパレスチナ市民に対する国際法違反を追及することができなければ、世界はさらなるジェノサイドと国内外の分断そして戦争の泥沼に陥る。
《パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファ(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで28日、学生や子どもなど数十人が集まって全米の大学で続く親パレスチナの抗議デモに連帯する集会を開き、米国の学生に謝意を表した。
ラファのシャブラ難民キャンプでは、子どもたちが横断幕を掲げて「コロンビア大学の学生の皆さん、私たちを支え続けて」「私たちの教育と生きる権利の侵害は戦争犯罪です」と訴えた。
学生や生徒たちは、ガザ北部から逃れてきた住民の避難所になっている学校付近の仮設テント周辺に集まった。映像には、テントの布地にスプレー塗料で「学生の皆さん、ガザに連帯してくれてありがとう。あなた方のメッセージは届いています」と描く人たちの様子が映っている。
ガザ北部のベイトハヌーンから避難してきた学生のタクフェール・アブユスフさんはCNNの取材に対し、「人間性で私たちを支えてくれた」米国の学生に感謝の気持ちを伝える必要があると感じたと話す。
「テントにありがとうのメッセージを書いた。テントは僕たちを暑さからも寒さからも守ってくれないけれど、せめてもの感謝は伝えられる。ありがとうのメッセージを家の壁に書くことはできない。僕たちには家がないから。家は子どもたちやお年寄りや女性の上に崩れ落ちた」(アブユスフさん)
ラナ・アルタヘルさん(18)はキャンプ内にある学校を指さして、学習と教育の場が避難場所になってしまったと嘆き、「私たちは教育を失った。ガザで失われた唯一の希望を取り戻したい」と言い添えた。
国連によると、イスラエルの爆撃が始まって以来、ガザ地区の学校は200校以上が直撃された。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は「ガザではほぼ6カ月の間、何の教育も行われていない」と訴える。
国連の専門家は報告書の中で、ガザの教育制度の「体系的な抹消」が行われていると指摘。「ガザの教育施設に対する執拗(しつよう)かつ無情な攻撃は、基本的な学習の権利や自由な自己表現の権利に対して長期にわたる壊滅的な影響を及ぼし、またしてもパレスチナ人の新たな世代から未来を奪っている」と非難した。
大学1年生のバヤン・アルフィキさんは、ガザの戦争が始まって以来、カイロの大学の講義に出席できずにいるとCNNに語った。米国の学生たちが展開している連帯の抗議デモには感謝していると話し、「イスラエルと米国にプレッシャーをかけてガザ地区の大虐殺を止め、ラファ侵攻を阻止してほしい」と訴えている。
イスラエルが今にも開始するかもしれないと伝えられてきたラファの軍事侵攻には、同地に避難しているパレスチナ人130万人の運命がかかっている。
CNNの取材に応じたノワル・ディアブさん(20)は、「私は今年卒業するはずだった。アズハル大学で英語とフランス文学を学んでいたのに、自分と自分の夢やキャリアの始まりを隔てる壁のように、戦争が立ちはだかった」「ガザの学生たちは一日残らず痛みと苦しみの中にいると、世界中に伝えたい」と話している。》




2024年4月28日
日記がわりに。
 17日一月ぶりに北区鈴蘭の湯を訪ねる。北谷からの神姫バスは三田から神戸駅までの路線を縮小、ほぼ昼間一本で北谷始発になった。庭の露天に浸かり三宮経由で帰宅。19日金曜、4月始めからご夫妻ともにインフルで休業して17日から再開したil ventoでカッペリーニ。ほぼ満席だがなんとも心地よい。天神川公園の桜はわずかに梢に花が残る。
 20日曇天だが一月ぶりにハーバーランドに出てAEONの弁当でレンガ倉庫前でお昼。ドック沿いを歩き三宮から阪急で帰宅。22日下の駐車場でツバメが飛ぶのを見る。今年も巣作りか、テラスにはツツジも咲く。
 25日新神戸を経て有馬。鯉のぼりがあがりスプリングテラスでサラダランチ、金の湯まえでコーヒーのあと康貴の湯に浸かる。昨日これも一月ぶりに西宮北口ゆいた場で島そばをいただきガーデンズの楽器店でギターピック500円を見つけ、携帯のストラップ用に3個買い占め。
 今日は快晴だがPM2.5でやや霞むなか久しぶりにALBARでマルゲリータを食べ、先日再開したポートタワー横を歩き賑わうメリケンパークを経て帰宅。夕方どうにか視界が開け対岸が見えた。