Fukupulio's Page

Blog
2024年7月


ホーム
ブログ

写真
旅の写真
  You Tube 
世界史Print
リンク

 
神 戸・お店
六 甲山とその周辺
時 事
集団的自衛権 考
砂川事件判決
国旗・国歌訴訟
ギ ルガメッシュ叙事詩考






2024年7月31日
平湯2日目。夜中に何度か強い雨。
朝食後平湯のバス停に行くと、昨日平湯の杜の露天や休憩所で見かけたフランス語を話す家族とは別のやはりフランス人ファミリー。オリンピックよりこちらが良いのか?
8時半のバスで上高地の大正池に行き、梓川沿いを河童橋まで歩く。その先左岸は豪雨の影響で閉鎖、右岸を上ると先ほど前を歩いていたやはりフランス人ファミリーが前に。
明神橋の手前で左に歩き嘉門次小屋で蕎麦と岩魚を食べていると、その家族を見かける。来た道を戻り、河童橋横の店で一休みし、バス停に向かって河童橋を渡ると、「ふくやまさん」との声。振り向くと、なんと以前徳沢でしていた山合宿や夏のクリンデルワリトや冬のクールマイヨールに行った卒業生。今日徳沢に向かうと。面影が当時とほとんど変わらない。
3時過ぎ平湯に戻り平湯の杜で露天と夕飯後テントに戻る。なんとも不思議で面白い一日だった。
月別表示
次年 2024年
前年
1月
2月 3月 4月
5月 6月 7月 8月
9月 10月 11月 12月





2024年7月30日
先週から7日ほど4年ぶりに田沢湖、乳頭テント泊予定がずっと雨予報で取り止め。昨日梅田から近鉄バスで夜高山に着く。
昨年と同じ宿で露天に浸かり、今日雨模様のなか朝市と旧市街を巡り、蕎麦を食べて午後濃飛バスで平湯キャンプ場まで。雨のなか平湯の杜で硫黄泉に入り、夕飯を食べると雨は小休止。テントを張ってしばらくしてまた雨。明日からはまた猛暑の予報。





2024年7月28日
16日アルジャジーラはガザ中部ヌセイラートの避難所のUNRWAが運営する学校をイスラエル軍が空爆し、女性、子供など23人が死亡したと伝える。UNRWAはガザで運営する学校の70%が攻撃を受け、その95%が攻撃時避難所として利用されていたと表明。北部ジャバリアの破壊された学校の難民キャンプでの、水もトイレも調理施設もなく感染症が蔓延する窮状も報じる。
 17日もアルジャジーラはイスラエルによるガザ中部ヌセイラートと南部ハンユニスの、イスラエルが安全地帯と指定していた地区への事前の警告もない空爆で合わせて40人の死亡を続報。「母さんは何処?」と泣きながら瓦礫となった避難施設を探す少女。「イスラエルは無防備な私たちを何処にいようと狙っている。彼らは子供を狙っているとしか思えない」と話す女性。イス背エルの攻撃は明らかにエスカレートしている。
 18日スペインTVEは、ネタニヤフがイスラエル国内で、ハマスの攻撃を防げなかった責任や人質解放の頓挫などで批判が相次ぎ、常に議会で戦闘継続に喧嘩腰であると伝える。人質となった女性兵士たちの家族もネタニヤフに、外遊などせず合意を目指せと。アルジャジーラはイスラエル軍のガザ中部ヌセイラートへの16日夜の空爆でモスクと住宅街が破壊され瓦礫と化した惨状を伝える。傷病者のための日本の支援で2022年に開設された医療センターも破壊されたと。アルジャジーラは、この24時間でガザ地区保健当局によればガザ各地で少なくとも80人の市民が殺害されたと伝える。怪我をした子どもと遺体が病院に運ばれる。ネタニヤフは「軍事的圧力が進めば進むほどハマスは譲歩する」と、まさに戦争犯罪人の妄言。国防相ガラントや情報機関モサドは、ネタニヤフが極右に阿って交渉を難しくしていると。まともな指摘だが、もはや政権の体をなしていない。
 19日国際司法裁ICJは、イスラエルの56年間のヨルダン川西と、エルサレム東部での占領を国際法違反とし、占領地からの撤退と関連国内法を廃棄すること、諸国にはイスラエルの占領政策を支援しないことを勧告。この至極真っ当な司法判断に、ネタニヤフらは「偽りの判断」「祖先から受け継いだ地」と愚しく反論。国際法にも国際司法にも全く従うつもりがない、まさに犯罪者。
 22日アルジャジーラは、イスラエルで「超正統派」ユダヤ教徒1000人に兵役を命じて起こった混乱を報道。2015年ネタニヤフ政権が定めた兵役免除規定を2017年最高裁は違法と判断したが政権はその実施を先延ばしして現在に至り、国内、政権内部でも対立が起こっていると。ネタニヤフは股裂き状態。この日ネタニヤフは交渉団のドーハに派遣を公表。人質の家族らはテルアビブ空港と議事堂内でネタニヤフに人質交換が終わらないうちの訪米をやめるよう「人間の輪」で抗議。交渉はいつもながらの単なるポーズか。
 英BBCはこの日イスラエルがガザ南部を激しく攻撃、少なくとも70人が死亡し200人以上が負傷したと伝える。イスラエルは4月に撤収し避難所としたハンユニスから西のアルマワシに再避難を指示。ガザ市民の命や生活など微塵も気にしない。そうした中でネタニヤフはガードされながらワシントンに到着。ハンユニスでは多くの負傷者と遺体が運ばれ、数十人は瓦礫に取り残されている。子どもから高齢者まで多くの避難民が行き場を失っている。
 23日国連事務総長報道官は、この間イスラエル軍がハンユニス西部などを攻撃しながら避難を呼びかけていることに対し、これらの地域は以前イスラエルが避難先に指定した地域を含み、今さらなる避難命令でガザの住民は人口が過密で支援が乏しい地域へと追いやられており、ガザ地域の危機のさらなる深刻化だと批判。BBCも先日に続きイスラエルによるハンユニスへの攻撃と西のアルマワシへの避難命令にって人々が追い詰められる惨状を報道。ネタニヤフの側近にガザで子供たちが傷ついていることへの国際的な懸念について聞くが、答えは「優先課題は赤ん坊も含めた我々の人質を取り戻すこと。私たちにはどんな気持ちか聞かないのか」だけ。スペインTVEはネタニヤフの訪米と同時に行われた攻撃により子供の遺体を抱く父親などハンユニスの惨状と、度重なる退避命令による市民の苦難を伝える。WHOはウイルスが見つかったポリオ発生の危険を警告。アルジャジーラもハンユニスでのイスラエル軍による50箇所以上の空爆など攻撃の継続による惨状を伝える。
 24日英BBCはウクライナでロシアによる電力施設破壊とドローンによる攻撃で暗闇となり廃墟となったハルキウ郊外のロシア国境から避難した高齢者を伝える。「周りであらゆるものが飛び交って、至る所で爆発していた」と。アルジャジーラはこの24時間でイスラエル軍による3つの攻撃があり55人が死亡し110人が負傷、10月7日以来のガザ地区で確認された死者は39245人、負傷者は90257人となったこと、戦闘機やドローン、地上部隊による攻撃が続くハンユニスからの記者による報告も含めて伝える。
 25日ネタニヤフはワシントン米議会で来賓として議長、議員らに拍手喝采されながら「文明と野蛮の戦争」「民間人は殺傷していない。ハマスのせい」「我々は米国をも守っている」と虚偽に満ち満ちた演説。米PBSは議会前でのジェノサイドへの抗議やテルアビブなどでのデモ、演説中に傍聴席で立ち上がり人質合意を求めた人質家族が拘束される様子、国連はガザの犠牲者の3分の1は子供であるとしていること、WHOのポリオ蔓延リスクの警告などを伝える。ネタニヤフは喧嘩腰で「イスラエル批判デモはイランに操られた愚か者」と虚偽を捲し立てるだけ。アルジャジーラはこの演説は、歴史を改竄し嘘を真実だと主張しようとするネタニヤフが、彼に抗議するアメリカの人々を軽蔑する発言であるにもかかわらず、米議会の多くの議員がこのテロリスト、犯罪者に立ち上がって拍手した異常事態であることを伝える。抗議する人たちの中に超正統派ユダヤ教徒の格好をした人たちが、パレスチナ国旗を首に巻いてネタニヤフを糾弾している映像がある。
 26日パリ五輪が開幕。セーヌ川をパレスチナ、ウクライナの選手団も含め各国選手団が船で行進するなか、ロシアは参加を拒否されたが、イスラエルは参加。米国政府や議会だけではない、IOCもその平和理念そのものが問われている。