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2024年12月31日
25日チェチェンのグロズヌイに向かっていたアゼルバイジャンの航空機が、ロシアのミサイルを受けてカザフスタンで墜落し38人が死亡。ロシアは70機以上のミサイルでウクライナを攻撃、市民はクリスマスを避難する地下で迎える。
レバノンでは壁が崩落し瓦礫に囲まれた教会、ガザでは瓦礫のなか唯一のカトリック教会でミサが行われたと仏2。「あまりに多くの人が死に、どんどん辛くなる。でも平和のために祈り続ける」と信者。13歳の少女が来年への希望を語り始めると、イスラエル戦闘機が教会の上を飛び近くを爆撃。シリアでは広場のクリスマスツリーが燃やされ、キリスト教徒は信仰の権利を訴えるデモ。イスラエルのナザレのほとんどがパレスチナ出身の信徒である受胎告知教会では、外に飾り付けはなく静かにミサが行われる。信徒は「ユダヤ人、イスラム教徒の真ん中に私たちがいる」と。
スペインTVEは、ガザではクリスマス停戦はなくこの24時間で子供を含む23人が死亡、ヨルダン川西岸では9人のパレスチナ人が死亡と伝える。その西岸でユダヤ人入植地に囲まれたクリスチャンたちはベツレヘムに行けず、洞窟の中で毎週の礼拝を行う。2000年前のキリスト教徒のようだと信徒。洪水で被災したバレンシアでは子ども達がプレゼントを受け取る。
26日独ZDFは、寒さへの備えがないガザ地区で乳児3人が寒さのために凍死、さらにこの日5人のパレスチナ人記者がイスラエルの攻撃で死亡したと伝える。国防相カッツはガザに入り「停戦になってもガザをコントロールする。戦闘で現実は違うものになる」というが、ZDFはガザの真実とは厳しい寒さで乳幼児が死亡し、ハンユニスでは生後21日の乳児がクリスマスに死亡したことと指摘。医師は「何の問題もなく誕生した乳児が、厳しいテント生活で体温が急激に低下し、体のシステムが機能しなくなったことが原因」と。残された家族の希望は、停戦、戦いの終焉。
スペインTVEもガザ中心部アルアウダ病院の前にあった車両へのイスラエルの攻撃で記者5人の殺害を、そのうちの一人は出産を控えた妻を病院に連れて行った後だったと伝える。ヨルダン川西岸でもイスラエル軍は二日間ブルドーザー、無人機、軍用車で難民キャンプ二ヶ所を攻撃し、インフラを破壊。
さらにイスラエルはこの日、イエメンの首都サヌアの国際空港や発電所などを空爆し、少なくとも6人が死亡。ネタニヤフは「イランの手先を殲滅する」(アルジャジーラ)、「イランの悪の枢軸のテロ組織を断ち切るまで続ける」(BBC)、カッツは「イスラエルの手から逃れられる者はいない」と述べたと。「悪の枢軸」とは、ネタニヤフと米国、アサドとプーチンのことではないのか。
27日、イスラエル軍のガザ北部カマルアドワン病院への攻撃・放火で、医療スタッフ5人を含む50人が死亡。WHOと赤十字国際委員会(ICRC)は28日と30日「ガザ北部にある最後の主要な病院が機能を停止した」とイスラエル軍を非難。ネタニヤフらの戦争犯罪が止まらない。
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