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旅の写 真
  ペイン(1999年8月)
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TREDO


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Ricoh GR 1






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 8月20日スペイン新幹線でコルドバから城壁に囲まれた古都トレドへ行く。城壁の東の駅から街を囲むテージョ川を渡って市内に入り、見つけた宿に荷を置いて迷路のような道を歩いてアルカサルを訪ね、その外側の庭から景色を眺めるともう夕暮れ。夕食を食べて翌朝ふたたびアルカサルからの景色を眺めてマドリッドに戻る。
 21日マドリッドでプエルタ・デル・ソル近くの宿に入り、
旅の最終日でパスポートと帰りの航空券は部屋に置き少額の紙幣とカードしか持たずに夕刻広場近くを歩いていると背後に二人の影がピタリとつき、道端に座る人物が何やら私が歩く前に投げ て止まると背後から追突、ポケットを弄る気配に振り返って一人の手を捕まえてポケットを確認すると財布がなくなっている。 「泥棒!」と叫んだが男は両手を上げて「何も持ってない」の仕草。もう一人はすでに逃走、その男も群衆に消えた。
 道行く人に警官の駐在所を聞き、地下鉄の階段下と教えられて階段を降りようとするとパトカーがサイレンを鳴らして停車、二人の刑事らしい男性が降りてき た。あれ、手早い対応だなと思ったが、二人は私を追い抜いて駐在所らしき施設へ入っていく。続けて入ると、すでに日本人旅行者数人とツアコンと思しき女性 がいて、彼らもひったくりの被害を受けたと。シニアの彼ら彼女らはナイフが出たり、殴られたりしたとのことだった。刑事の一人はツアコンの女性に宿泊して いるホテルを聞き、「今夜食事どう?」と聞いていた。さすがラテン系の国。その人がスペイン語で通訳してくれてこちらも助かった。電話を借りてクレジットカー ド会社に盗難届を済ませ食事もして宿に戻り、パスポートと航空券と少額のお金で翌22日予定通りの便に乗り23日帰国した。


MADRID
 

                                                                                                                                                                
  
     





























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