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2020年 2月28日
「学校なら経済に影響が少ないからと、パフォーマンス的に休校にしている気がする。感染者や欠席者が相次ぐ地域は仕方がないが、そうでない地域まで休みにする意味がどれほどあるのか。学校の方が、検温、手洗い、うがいなど管理しやすいのに」
「急すぎる。無責任すぎる。長時間、子どもだけを家に置いておく状態を政府は良しとするのか。親は満員電車で通勤しているのに、休校にどれだけ意味があるのか。きめ細かく検討した決断とは思えない」

 なんの準備期間も置かず政府内の検討すら経ず唐突に発せられた首相の全国の小中高・特別支援校休校の「要請」。学校、生徒、保護者の実態を知ろうともせ ず自らのパフォーマンスとして教育に介入する前代未聞の暴挙だ。その補佐官はイベント自粛要請の26日地元で政治資金パーティーを開催。政権内の真摯な危 機感のなさを全国の学校を巻き込むことで糊塗しているだけ。
https://www.msn.com/ja-…/news/national/イベント自粛要請中にパーティー-首相補佐官、地元仙台で/ar-BB10sSjL
 栃木県教委は「情報を整理して検討するしかない」とまだ慎重な姿勢を示すが、都教育庁幹部は「やらないという選択肢はない」とただ国に追随するだけの愚かな姿勢。
 政府がやるべきは、PCR検査体制を保険適用を含め迅速に拡大すること、この感染症拡大による中小企業や非正規雇用者などの被害を救済する予算的措置を 速やかに実行することだ。学校の休校措置はそれぞれの自治体と学校現場に任せるべきで、それによって生じる問題の救済措置をこそ政府として検討すべきだ。 やっていることが真逆。

《子どもは家でどう過ごせばいいのか。保護者は仕事をどうすればいいのか。入試や行事は――。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍晋三首相が唐突に 示した小中高校と特別支援学校の休校判断。全国一律で学校の機能をストップさせようという前代未聞の事態に、学校関係者や保護者らは混乱している。

 東京都立高校の校長は「急すぎる。困りました。期末試験をしなきゃ成績もつけられないし、卒業式もある」と驚く。期末試験は3月2日から始まる予定だっ た。感染予防のため、ラッシュ時間を避けて正午に始め、午後4時までに終わるよう時間をずらした。「あれこれ対策したのに、すべてやり直し。これまでの試 験の結果で成績をつけることもできなくはないが、生徒がかわいそうだ」

 都内の区立小学校の男性校長は「卒業式、修了式、入学式。春は色々と行事がある。どうなるのか」と気をもむ。「一部の小学校では、6年生が卒業式で述べる門出の言葉の練習も始まった。大事な日。みんなで送り出したいのだが……」ーーー

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2020年 2月27日
「なお、イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではありません」20日
https://www.mhlw.go.jp/s…/seisakunitsuite/newpage_00002.html
「学校等の臨時休業等の適切な実施に関して都道府県等から設置者等に要請する」25日
「全国すべての小中高校と特別支援学校について、3月2日から春休みに入るまで臨時休校するよう要請」27日午後6時半

 木曜夜に公表し、次週月曜からの感染が確認されていない県・自治体も含め全国の小中高・特別支援学校の休校を求める首相の場当たりで唐突な休校要請。
 もし事態が全ての学校の休校が必要なほど切迫していると言うのなら、事前にそれを予想して全国の生徒、保護者、教職員、各教育委員会にその検討を行う時間を確保するようにすべきだろう。
 明日金曜一日で、全国の学校現場が授業や定期試験、成績評価、進路指導、卒業式など様々な行事や生徒の多様な課題を抱えて休校期間中の対応など適切に決 めることができるのか。低学年の児童や特別支援が必要な生徒を抱え仕事をしているひとり親や共働きの家庭は突然の休校にどう対応すればいいのか。子供達は 学校に行かず、何をすればいいのか。
 この「要請」は、それら様々な当事者による検討の機会を保障することなく、休校による様々な問題が首相や政権内部でも検討されることなく、ただのトップダウンとしてなされている。
 学校の経営は本来各学校が生徒や地域の実情に応じて主体的に行うべきもの。各教育委員会や文科省はその補佐役でしかなく、首相に学校経営に口出しする法的権限はない。この突然の「要請」は、この間の無策を糊塗する為のあまりにも杜撰で無責任な行為でしかない。
 

《安倍晋三首相は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、全国すべての小中高校と特別支援学校について、3月2日から春休みに入るまで臨時休校するよう要請した。法的根拠はないが、感染者の増加を踏まえ要請に踏み切った。

新型コロナ、再感染か再燃か 「極めて特異」な可能性
 首相は26日にスポーツ・文化イベントの今後2週間の開催自粛を要請したばかり。その翌日に、より多くの国民の日常生活に関わる前代未聞の要請が出されることになった。



2020年 2月26日
【3.現時点での対策の目的】
■感染拡大防止策で、まずは流行の早期終息を目指しつつ、患者の増加のスピードを可能な限り抑制し、流行の規模を抑える。
【4.新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の重要事項】
(2)国内での感染状況の把握(サーベイランス(発生動向調査))
 ○.地域で患者数が継続的に増えている状況では、入院を要する肺炎患者の治療に必要な確定診断のためのPCR検査に移行
(3)感染拡大防止策
 ■積極的疫学調査や濃厚接触者に対する健康観察は縮小し、広く外出自粛の協力を求める対応にシフト
(4)医療提供体制(相談センター/外来/入院)
 1.風邪症状が軽度である場合は、自宅での安静・療養を原則とし、状態が変化した場合に、相談センター又は掛かり付け医に相談したうえで受診

 「患者増加のスピードと規模の抑制」を唱えながら、軽度な症状では「自宅での安静・療養」を原則とし、PCR検査は要入院患者に限定するとする政府の新方針。
 現在でも本人と医師がPCR検査を求める高熱が続く肺炎患者や咳などの症状のある妊婦さんへの検査が東京都など自治体の拒否により滞っている状況で、PCR検査の拡充ではなく縮小に舵を切るというのは、家庭や地域での感染を拡大させる暴論でしかない。
 検査しなければ感染者の確認数は増えないが、実際には感染そのものは早期収束どころかこの国に拡大・蔓延していく。
 都合の悪い過去の歴史は見ないか事実を修正し、都合の悪い公文書や資料は廃棄または改ざんすることを繰り返してきたこの政府が、ついに国民の命に直結す る感染症対策でも感染を過小評価する仕組みを作ろうとしている。政府が新型ウイルス感染症への対応を市民・家庭・企業・自治体に丸投げしただけの、まさに 破綻した感染症対策でしかない。検査を拡充し感染者に早期発見・療養を行うことしか、感染拡大を防ぐ方法はない。

《新型コロナウイルス感染症対策の基本方針
 令和2年2月25日
 新型コロナウイルス感染症対策本部決定

 【1.現在の状況と基本方針の趣旨】
 新型コロナウイルス感染症については、これまで水際での対策を講じてきているが、ここに来て国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が散発的に 発生しており、一部地域には小規模患者クラスター(集団)が把握されている状態になった。しかし、現時点では、まだ大規模な感染拡大が認められている地域 があるわけではない。ーーー



2020年 2月24日
日記がわりに。
自覚症状のない「ボケ」が首相から閣僚と官僚らに感染する我が国で、ほんとうの新型感染症が広がり始めたこの頃、ベランダの小鉢のボケも咲き出した。wowwowで見たイラク戦争開戦理由の虚偽を追求したロブ・ライナーの米国映画「記者たち」が秀逸。
19日クアハウスの硼酸泉に浸かり今年初めてMontDorでピザランチ。21日買い出しで歩いた道端に紅梅が咲く。昨日2週ぶりにil ventoに行くと私以外は幼い子を連れた家族連れですぐ満席。三宮神社の梅は暖冬にも関わらず開花が遅い。
今日は快晴でふたたび三宮にでてデトックスの野菜主体の店で淡路の玉ねぎとアンチョビのピザ。街角に人はやや少ないが、こちらの店も地元の人で12時頃には満席になった。
ドック沿いをumieまで歩き、モザイクのアンパンマン館向かいのテラス席で暖かい日差しを受けながらコーヒー。子供らは楽しげで、ハーバーランドでも家族連れが多かった。

      


2020年 2月23日
「わずか10分間という意味のない対策会議を11回も開いているのは、安倍首相が挨拶するシーンをテレビカメラに撮らせるためです。要するに、国民に “やってる感”をアピールするのが目的です。ーーー“やってる感”を演出する、安倍首相のいつもの手口ですよ。本気でコロナ対策をやる気があるのか疑問で す」政界関係者
「人命がかかっているのに、安倍首相には真剣さが感じられない。いつものように、うわべだけです。いま多くの日本人は、相手に迷惑をかけないように会合を控えている。なのに、美食三昧なのだから、どうかしています」政治評論家 森田実氏

 すでに「女性自身」も指摘しているが、そもそも開設が遅すぎた「新型コロナウイルス感染症対策本部」の1月30日から2月18日までの11回はいずれも 10分間程度、その後我が国の首相は公邸やホテルで感染症対策とは関係のない相手と飲食の会を繰り返す。この対策会議への小泉環境相らの欠席という危機意 識の欠如も厚労省のクルーズ船対応の杜撰さも、元凶はこの首相の姿勢だ。お粗末すぎる。

《感染拡大が止まらない。とうとう新型コロナウイルスの国内の感染者は700人を突破し、3人が亡くなってしまった。安倍政権はまったく打つ手ナシ。日本 は国難に直面しているのに無能無策をさらしている。ふざけているのは、コロナ対策よりも、グルメ三昧を優先している疑いがあることだ。
 安倍政権が「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置したのは、1月30日。2月18日まで、土日を含めて計11回も開いている。安倍首相が「本部 長」をつとめ、全閣僚が出席することになっている。小泉進次郎環境相が、地元の新年会に出席するために、政務官を代理出席させたのが、この「対策本部」 だ。コロナ対策を話し合う最高機関の位置づけである。
 ところが、なぜか大手メディアは伝えようとしないが、会議時間は毎回10分程度。安倍首相が冒頭に挨拶したら、すぐにお開きになっているのだ。わずか10分の会議では、どう考えても効果的なコロナ対策を話し合えるはずがない。政界関係者がこう言う。ーーー



2020年 2月23日
「クルーズ船で業務していた厚生労働省の職員の多くが、ウイルスの検査を受けずに職場に復帰」
「厚労省内で検査が一度は検討されたものの、陽性者が多く出た場合の業務への影響などを考慮し、見送られたということ」
「船内で対応にあたる橋本厚労副大臣や自見厚労政務官も、検査を受けていません」

「陽性者が多く出た場合の業務への影響」を考慮して検査しないというこの極めて杜撰な厚労省の姿勢。検査せずさらに多くの感染を誘発すればより多くの「業務の影響」どころか厚労省などの閉鎖になり得るという危機意識の欠如。
 これはさまざまな批判を受けて、昨日厚労相は船内で事務作業に当たった職員など41人について検査を実施すると発表したが、DMAT=災害派遣医療チー ムなどの医療関係者など医師や看護師、検疫官は「医療関係者は感染を予防する技術を習熟し、十分に対策しているから」として検査の対象から外している。
https://www3.nhk.or.jp/n…/html/20200223/k10012297721000.html
 しかしすでに厚労省職員のほか検疫官一人、和歌山から派遣された看護師一人の感染が確認されており「医療関係者も含め検査するよう見直すべきだ」と指摘 されている。当然だろう。橋本岳厚労副大臣を含め船内で活動した職員らはこの間船内にとどまるのではなく宿泊施設や厚労省などに訪れており感染を拡大させ た可能性もある。
 副大臣はじめ職員らの多くが、「すでに職場に復帰しており」ということ自体が如実に厚労省の感染防護策の杜撰さを物語っている。

《新型コロナウイルスの集団感染が起きているクルーズ船内で業務していた厚生労働省などの職員の多くが、ウイルスの検査を受けずに職場に復帰していたこと が分かりました。厚労省内で検査が一度は検討されたものの、陽性者が多く出た場合の業務への影響などを考慮し、見送られたということです。

 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、船内で作業を行っていた厚労省の幹部など国の職員4人の感染が明らかになっています。ーーー



2020年 2月21日
もっと早く対処できたのではないか→
「迅速に搬送し、最善の努力を尽くしてきた」20日厚労省担当者

 20日クルーズ船で新型コロナウイルスに感染が確認された80代の男女二人が亡くなった。
 今日の朝日放送モーニングショーが詳しくこの問題を取り上げていて、それによると87歳の男性は気管支喘息、狭心症などの持病があったが2月5日から船 内待機が始まって10日に発熱し、翌日PCR検査を行い12日に陽性が判明し入院。15日人工呼吸器の使用が始まり抗HIV薬などを投与されたが19日症 状が悪化し昨日亡くなった。
 84歳の女性は持病はないが待機が始まった5日には発熱があり、翌日は下痢の症状もあり船内で診察を受けその後1週間発熱が続いたがPCR検査はなされ ず、ようやく12日に検体を採取して下船し入院、翌日陽性と判明し14日呼吸器系の症状が悪化し抗HIV薬が投与されたがやはり昨日亡くなられた。 
 当初政府厚労省はクルーズ船の乗客乗員の検査について、発熱など症状がある人や香港で下船した感染者の「濃厚接触者」だけを対象とした。もし5日船内待 機開始から迅速にこうした高齢者に対してウイルス検査を行なっていれば、このお二人はもっと早く治療につながり延命できたのではないか。
 厚労省は昨日午後の会見で、なぜこの女性が発熱して1週間も検査をせず船内に留めたのか、という質問に「情報がない」と答えるのみ。船内で活動した厚労 省と内閣官房の職員二人の感染も昨日明らかとなったが、一緒に働いていたもう一人の職員については「マスクをしていたので濃厚接触者ではない」として検査 さえしないという。
 この極めて杜撰な姿勢が、サポートスタッフすら感染するクルーズ船内での感染拡大と感染者の死亡の大きな要因であり、政府には極めて重い責任がある。 「迅速な対応」「最善の努力」などの自画自賛は即刻やめて、この間の対応の問題点を早急に改め、国民の命と健康を守る厚労行政に徹するべきだろう。

《大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客は、新型コロナウイルスで重症化しやすい高齢者が多く、感染拡大はより深刻になりやすい側面があった。乗客2人の死。脅威を軽く見ていなかったか。

 厚生労働省によると、亡くなった東京都の80代女性は5日に熱があった。船内で集団感染が発覚し、感染防止策が始まったその日だ。女性は翌6日に医師の診察を受けたものの、ウイルス検査や病院への搬送までに1週間あいた。

 もっと早く対処できたのではないか。ーーー



2020年 2月20日
18日「おっしゃる通り」「政務官に代理をお願いし、危機管理上のルールにのっとった対応」小泉進次郎環境相
19日「本多先生の言う通り」「政務官に代理をお願いし、危機管理上のルールにのっとった対応」
「(「自分の口で」と繰り返し求められ)本多先生がお望みならば、新年会でありまして、その場にお酒も出ておりました」同
「地元(東京・八王子市)の消防団の団長の叙勲の祝賀会(に出席)」萩生田光一文科相
「福島県いわき市の書道館で、年に1度の書道展をして表彰式をしている。ここであいさつした」森雅子法相

 2月16日全閣僚出席の新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を欠席した三閣僚の言葉。新型ウイルス感染症よりも地元の行事を優先させる軽薄、粗末 さ。自らは酒を伴う後援会の新年会に参加しながら政務官に代理させて「危機管理上のルールに則った」と強弁する環境相は極めて悪質だろう。
 どこかの首相の「桜を見る会」の公私混同と国会での見苦しい言い逃れ答弁となんら変わらない。法相、文科相も本来なら国民に範を垂れる重要ポスト。感染症そっちのけで地元対応に勤しむ姿勢はなんともみっともなくいずれも罷免に値する。
 首相も会議参加は8分間だけで、その夜には日経新聞会長らと3時間会食。女性自身は安倍首相のこの間の対策会議への出席と同じ日の飲み会などの会合ついて、
「10回の「新型コロナウイルス感染症対策本部」会議への安倍首相の出席時間を計算してみたところ、合計119分。1回あたりの平均は11.9分だっ た。ーーー「新型コロナウイルス感染症対策本部」の会議開催日に、会合に費やした時間は計639分。会議の合計出席時間119分とは大きな違いだ。ちなみ に、2月16日の午後5時から伝染病の専門家を集めた「専門家会議」がついに開催されたが、安倍首相は冒頭3分ほど挨拶しただけで私邸に帰っている。もう 対策は専門家に丸投げしてしまったということなのか……」
「1回の会議時間は10分から15分ほど。何かを議論して決める場というより、出席した閣僚や官僚が用意したペーパーを読み上げるだけ。そして安倍首相がペーパーを読む姿をマスコミのカメラに撮らせる場になっていました」(全国紙記者)
https://headlines.yahoo.co.jp/article…
とそのいい加減な姿勢を端的に指摘している。やはり頭が腐れば根っこも腐るということ。

《後援会の新年会、叙勲の祝賀会、書道展の表彰式――。小泉進次郎環境相ら閣僚3人が政治活動を理由に、16日にあった全閣僚出席の新型コロナウイルス感 染症対策本部の会合を欠席していたことが分かった。政府の対応に批判があがるさなかだけに与野党からは厳しい声が出ている。

 小泉氏は19日の衆院予算委員会で、16日の対策本部を欠席して選挙区の神奈川県横須賀市であった後援会の新年会に出席したことを認めた。ーーー



2020年 2月19日
「それはもうひどいものでした。もうこの仕事20年以上やってですね、アフリカのエボラとか中国のSARSとか色んな感染症と立ち向かってきました。
もちろん身の危険を感じることは多々あったんですけど、自分が感染症にかかる恐怖っていうのはそんなに感じたことはないです。
どうしてかというと、僕はプロなので自分がエボラにかからない、SARSにかからない方法っていうのは知ってるわけです。
あるいは他の人をエボラにしないSARSにしない方法とか、その施設の中でどういうふうにすれば感染がさらに広がらないかという事も熟知しているからです。
それが分かっているから、ど真ん中に居ても怖くない。
アフリカに居ても中国に居ても怖くなかったわけですが、ダイアモンドプリンセスの中はものすごい悲惨な状態で、心の底から怖いと思いました。
これはもうCOVID-19に感染してもしょうがないんじゃないかと本気で思いました」
「レッドゾーンとグリーンゾーンというんですけど、ウイルスが全くない安全なゾーンとウイルスがいるかもしれない危ないゾーンというのをきちっと分けて、 レッドゾーンでは完全にPPE(個人用防護具)という防護服をつけグリーンゾーンでは何もしなくていいと、こういうふうにきちっと区別することによって ウィルスから身を守るというのは我々の世界の鉄則なんです。
ところが、ダイヤモンド・プリンセスの中はグリーンもレッドもグチャグチャになっていて、どこが危なくてどこが危なくないのか全く区別かつかない。
どこにウイルスが…ウイルスって目に見えないですから、完全なそういう「区分け」をすることで初めて自分の身を守るんですけど、もうどこの手すりと、どこ のじゅうたん、どこにウイルスがいるのかさっぱり分からない状態でいろんな人がアドホックにPPEをつけてみたり手袋をはめてみたり、マスクをつけてみた り、つけなかったりするわけです。
で、クルーの方もN95(医療用マスク)をつけてみたりつけなかったり、あるいは熱のある方がですね、自分の部屋から出て歩いて行って医務室に行ったりするっていうのが通常で行われているということです。
私が聞いた限りではDMATの職員それから厚労省の方、検疫官の方がPCR陽性になったという話は聞いてたんですけどそれはもう「むべなるかな」と思いました」
「中の方に聞いたら「いやー我々もこれ自分たちも感染するなと思ってますよ」という風に言われてびっくりしたわけです。どうしてかというと我々がこういう 感染症のミッションに出る時は必ず自分たち、医療従事者の身を守るっていうのが大前提で、自分たちの感染のリスクをほったらかしにして患者さんとかです ね、一般の方々に立ち向かうってのは御法度、これもうルール違反なわけです。
環境感染学会やFETP(国立感染症研究所の実地疫学専門家)が入って数日で出て行ったっていう話を聞いたときにどうしてだろう?と思ったんですけど、中 の方は「自分たちに感染するのが怖かったんじゃない?」という風におっしゃっていた人もいたんですが、それは気持ちはよく分かります。
なぜならば、感染症のプロだったらあんな環境に行ったら、ものすごく怖くてしょうがないからです」
「今日は藤田医科大学に人を送ったり搬送したりするってことで皆さんすごく忙しくしてたんですけど、そうすると、検疫所の方と一緒に歩いてて、ヒュッと患者さんとすれ違ったりするわけです。
「あ!今、患者さんとすれ違っちゃう!」と、笑顔で検疫所の職員が言っているわけですよね。
我々的には超非常識なこと平気で皆さんやってて、みんなそれについて何も思っていないと。聞いたら、そもそも常駐してるプロの感染対策の専門家が一人もいない。
時々いらっしゃる方いるんですけど、彼らも結局ヤバいなと思ってるんだけど何も進言できないし、進言しても聞いてもらえない。
やってるのは厚労省の官僚たちで、私も厚労省のトップの人に相談しました、話しましたけど、ものすごく嫌な顔されて聞く耳持つ気ないと。
で、「なんでお前がこんなとこにいるんだ」「何でお前がそんなこと言うんだ」みたいな感じで知らん顔するということです。非常に冷たい態度を取られました」
「DMATの方にもそのようなことで「夕方のカンファレンスで何か提言申し上げてもよろしいですか」と聞いて「まあ、いいですよ」という話をしてたんです けど、突如として夕方5時ぐらいに電話がかかってきて「お前は出ていきなさい」と検疫の許可は与えない、まあ、臨時の検疫官として入ってたんですけど、そ の許可を取り消すということで資格を取られて検疫所の方に連れられて、当初電話をくれた厚労省にいる人に会って「なんでDMATの下でDMATの仕事をし なかったの」と、「感染管理の仕事をするなと言ったじゃないか」と言われました。
「DMATの方にそもそも、感染管理してくれって言われたんですよ」って話したんですけど、とにかく岩田に対してすごいムカついた人がいると、誰とは言えないけどムカついたと、だからもうお前はもう出ていくしかないんだ、って話をしました。
でも僕がいなかったら、いなくなったら今度、感染対策するプロが一人もいなくなっちゃいますよって話をしたんですけど、それは構わないんですか?って聞い たんですけど、それからこのままだと、もっと何百人という感染者が起きてDMATの方も…… DMATの方を責める気はさらさらなくて」
「彼ら医療従事者ですから、帰ると「自分達の病院」で仕事するわけで、今度はそこからまた院内感染が広がってしまいかねない。
もう…これは、あの…大変なことでアフリカや中国なんかに比べても全然ひどい感染対策をしている。
シエラレオネなんかの方がよっぽどマシでした。
日本にCDC(疾病予防管理センター)がないとは言え、まさかここまでひどいとは思ってなくて、もうちょっとちゃんと専門家が入って専門家が責任を取っ て、リーダーシップを取って、ちゃんと感染対策についてのルールを決めて、やってるんだろうと思ったんですけど、まったくそんなことはないわけです。もう とんでもないことなわけです」

 アフリカのエボラ出血熱や中国のSARSでの感染防護の体験をもとにダイヤモンド・プリンセス号の検疫支援の為に18日同船に入り、そのあまりの杜撰な 感染防護の状況に警鐘を鳴らしながら、厚労省から翌日退去させられた神戸大学病院感染症内科教授岩田健太郎氏のyoutubeへの投稿を書き起こししたコ ラムからの引用。
 新型コロナウイルス感染者を出した船内に3700人を隔離しながら、感染症対策の専門家もなしにエボラやSARSで行われた厳格な感染防護の手法も何ら 顧みられず、ゾーンの正確な区切りも防護服の扱いもいい加減なまま2月3日の接岸から2週間で船内で業務に従事した厚労省職員や検疫官、医療従事者を含め 19日現在621名と、いたずらに感染を拡大した厚労省の拙劣な手法が明らかにされている。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09640.html
 岩田氏が触れている彼を下船させた「ものすごく嫌な顔されて聞く耳持つ気ない」「厚労省のトップの人」とは、厚労副大臣橋下岳であることを本人が自らの ツイッターで「私の預かり知らぬところで、ある医師が検疫中の船内に立ち入られるという事案」「侵入」「限られた空間、限られた人員資源」などと言い訳が ましく明かしている。
https://twitter.com/ga9_h/status/1229946490124025856
 この人物は慶応環境情報学部卒、パチンコ議連に所属する者で医療や感染症には何ら関連がない。不適材不適所の典型だろう。
 香港で下船した1名の感染確認からわずか2週間で600人超の感染者を出した厚労省による「検疫」の拙劣さ。この国の行政全般特に厚労行政が専門家の知 見を無視して国民の生命、健康は二の次として権威主義的に実にいい加減に執り行われている実態がどうしようもなく伝わる。
 このクルーズ船の感染対策で「トップ」の副大臣がしていることは、その主人たるこの国の首相が様々な政治の局面で深い見識もなく行政を私物化して歪めてきた杜撰でいい加減な政治手法と同じものだ。このクルーズ船での感染拡大は明らかに厚労省と内閣に大きな責任がある。

《岩田健太郎です。

神戸大学病院感染症内科教授をしていますけれども、今からお話しする内容は神戸大学など所属する機関とは一切関係なく私個人の見解です。
予め申し上げておきます。

今日2月18日にダイヤモンド・プリンセスに入ったんですけど、1日で追い出されてしまいました。
何故そういうことが起きたのかについて、簡単にお話ししようと思います。〜〜〜



2020年 2月18日
「明細書はホテルから貰ってない、宛名のない領収書をホテルから貰った、それはニューオータニだけじゃなく、それまでの安倍事務所主催の前夜祭で全て同じだった」17日午前衆院予算委員会安部首相

「7年間に見積書や請求明細書を主催者側に発行しないケースがあったか。回答、『ございません』」
「領収書の話、ホテルの担当者が金額などを手書きし、宛名は空欄のまま発行したケースはあったか。回答、『ございません』」同辻元議員
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14369184.html
「事務所が問い合わせたところ、辻元議員には『一般論』でお答えしたもの。個別の案件については、営業の秘密にかかわり回答には含ま れていない、と回答があった」「一般的に(領収書の)宛名は『上様』として発行する場合があり、夕食会でも上様としている可能性はある」同日午後衆院予算 委員会安部首相
https://digital.asahi.com/articles/ASN2G52HFN2FUTFK01M.html
「(「営業の秘密」のくだりを)申し上げた事実はない。『一般論として答えた』という説明をしましたが、例外があったとはお答えしていません」同日夜ANA広報担当者

 いままで国会の場で繰り返してきた「宛名のない領収書」の嘘がホテル側の証言により空欄のままの領収書の発行はあり得ないと破綻すると、こんどは「上様」だった可能性を披瀝するこの国の愚かしい首相。
 桜を見る会への参加を「募った」が、「募集」はしていない、前夜祭主催者としてホテルと取り交わしたのは「契約」ではなく「合意」。
 企業に何がしかの対価を払いなんらかのサービスを受ける約束をするのは合意ではなく契約であり、通常見積書や請求明細書を交わすもの。自身でも学校でも 基本的な語彙を学ばなかった者が首相となり、非常識な答弁を垂れ流して国政の大事な時間を自身の不祥事の苦し紛れの見苦しい弁明に浪費し続ける。さらに、 相手が言ってもいない「営業の秘密」などの言葉を捏造して言い逃れを図る、虚偽答弁の連続。こんな愚か者がいつまでこの国の首相であり続けるのか。

《「桜を見る会」の前日に開かれた夕食会をめぐる安倍晋三首相の答弁に関して、「ANAインターコンチネンタルホテル東京」の広報担当者が17日夜、朝日 新聞の質問に回答した。野党が示したANAホテルの見解について、首相は同日の衆院予算委員会でホテルへの照会結果として「個別の案件については営業の秘 密にかかわるため、回答に含まれない」と答弁し、夕食会が見解の対象外とする見方を示したが、ANAホテルはこの部分を「申し上げた事実はございません」 と否定した。ーーー



2020年 2月16日
「「内閣総辞職」によって、国会でのこれまでの安倍内閣の失態や失政に対する論戦には一気に終止符が打たれ、国会での論戦を、危機対応のための重要な議論 の方に向けることができる。そして、もともと有能であるはずの日本の官僚組織も、安倍政権による「責任回避」の呪縛から逃れ、国民の生命を守るために、自 ら考え、主体的かつ積極的な行動を起こすことも期待できる」

 稚拙な首相とその政権のもと初期対応に失敗して市中感染でこの国が武漢に次ぐ新型ウイルスの第二の発信地となった今、自らの責任の自覚もなく「フェーズが変わった」などと他人ごとをいう政権を一掃することしかまっとうな道は残されていない。
 当の首相は、「ワクチンが開発されるまで何とか乗り切ろう」と周囲に語っていると。SARSコロナウイルス(2002年)のワクチンすらまだ作られていないことすら知らない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl…
 この迷妄な政権に終止符を打つこと、それがこのくにが取れる唯一の道だ。

《新型コロナウイルスで、日本国内で、感染経路のわからない感染者が多数確認され、また、初の死亡者も出たことで、昨日から事態の深刻さは一気に高まっ た。ザルのような「水際対策」に頼り、「37.5度以上の発熱」、「呼吸器症状」に加えて「湖北省への渡航・居住歴」を検査の条件としていたことで、多く の感染者が「水際対策」をすり抜け、日本国内で急速に感染が拡大していたことは明らかであり、日本政府の対応の拙劣さは、全く弁解の余地がない。
 横浜港で停泊中のクルーズ船ダイヤモンドプリンセスでは、3000名を超える乗客乗員が船内に閉じ込められ、感染者が急増しており、下船した乗客の多数 が重症となっている。乗員乗客を長期間船内に閉じ込める対応が不合理極まりないものであることが指摘され、国際的な批判が相次いでいる(【クルーズ船の日 本政府対応 海外で非難の声も】)。常識的に見て、政府の対応は、「船内監禁感染拡大事件」と言ってよい大失態だ。
 このような政府の対応に対しては、早くから、上昌弘氏(医療ガバナンス研究所理事長)が、1月24日の時点で既に【「新型肺炎」日本の備えに不安しか募らない理由】で問題を指摘していた。また、船内検疫の専門家の指摘も相次いでいた。
 あまりに拙劣な日本政府の対応によって、国民を新型ウイルス感染の重大な危険と恐怖に晒すことになったのはなぜなのか。その「根本的な原因」はどこにあるのか。ーーー


2020年 2月16日
「(「タイは頭から腐る。そろそろ首相自身の幕引きだ」と指摘されて)意味のない質問だよ」「質問ではなく罵詈(ばり)雑言の連続」
「(「(検事長を)守護神として残したかったのでは」との指摘に)ナントカの勘繰りと言わざるを得ない」12日衆院予算委員会で
○早く質問しろよ(15年5月)○いいかげんなことばっかり言うんじゃないよ(17年6月)○くだらない質問で終わっちゃったね(同)
最新は ○意味のない質問だよ ○ナントカの勘繰り(2020年2月)

 国権の最高機関である国会で森友・加計・桜を見る会・検事長定年延長など政治の私物化と有権者の買収・饗応疑惑に対する質問を受けながら、品性も見識もなく間違って首相になりその座に居座り続ける輩のこれが国会審議の現状。
 安倍晋三事務所による地元有権者の「桜を見る会」や「前夜祭」への招待は公職選挙法の供応接待に当たるという野党議員の指摘は「流言の流布」にあたるそうだ。
https://digital.asahi.com/articles/ASN2D3T1BN2DUTFK003.html
 まさに「タイは頭から腐る」ごとく無能な為政者のもとで官僚も無能となり、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスに乗員乗客3700人を閉じ込めながら感 染予防も検査も実施せず、船内感染が拡大して「第二の武漢」化させるなど、新型ウイルス初動対応は破綻するなか当人は国会で自己弁護のための愚劣極まるヤ ジや答弁に明け暮れるだけ。
 武漢・湖北省との関係もない無症状の感染者の存在などが報告されているにも関わらず、検査対象基準を厳格なままに放置し、他方では中国や国内観光業への 遠慮のため感染が全土に拡大している中国からの入国制限には消極的なまま。ダイヤモンド・プリンセス号は感染の広まる船内に人びとを閉じ込め、寄港を打診 したウエステルダム号は「入国を拒否」。そのちぐはぐな対応に米メディアやWHOも批判の声をあげている。
「公衆の衛生に関わる危機について、『こうしてはいけない』と教科書に載る見本だ」
「(日本政府の検疫は)感染をとどめるものではなく、船内で感染を広げているという証拠が山ほどある」
「中国・武漢に次ぐ、世界で2番目に大きいコロナウイルスの集中場所だ」
「根拠に基づかないリスク評価が、しばしば行われている」
https://digital.asahi.com/articles/ASN2H6GWKN2HUTIL01R.html…
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3904239.html
https://digital.asahi.com/articles/ASN2F3FNPN2FUHBI007.html
 辻元議員が指摘するとおり、まさにこの腐りきった首相の一刻も早い辞職こそがこの国の政治をまともにする唯一の方策だ。
 
《安倍晋三首相によるヤジが、13日午前の国会を空転させた。野党議員を攻撃したり、質問をけなしたりする首相のヤジや答弁は繰り返されてきたが、「桜を見る会」への追及が強まる中で、拍車がかかった形だ。首相が国会を軽視する姿勢も透けて見える。
 ヤジ問題の余波で30分遅れで始まった13日午後の衆院本会議でも、首相は強気だった。「恣意(しい)的人事を行ってきたとのご指摘は、まったく当たりません!」。野党が東京高検検事長の定年延長に疑念を呈すると、首相は野党席をにらみつけながら声色を強めた。
 首相は12日の衆院予算委員会で、立憲民主党の辻元清美氏に「意味のない質問だよ」とヤジを飛ばしたことを認めたが、「質問ではなく罵詈(ばり)雑言の連続。当然、そう思うじゃないですか」と言葉を重ねた。謝罪どころか、自らの発言の正当性を主張した。ーーー



2020年 2月15日
朝から曇り時々雪。宿の送迎バスで美瑛に戻りjr富良野線で11時前に富良野。
インフォメーションの施設で時を過ごし12時前開店のイタリアンで降りしきる雪を見ながら赤タコのトマト煮パスタを食べ終わると晴れて日が射した。午後高速富良野号で札幌へ。
時計台前で降りると寒風がひとしお寒い。夕方千歳に着き、日が暮れてスカイマークで帰路につく。


2020年 2月14日
朝から十勝連山は雲に隠れ、気温は高め。宿の車に送ってもらった北の峰は地元の小学生がスキー授業。
3時間券で富良野市街を見下ろしながら数本滑り、久しぶりにプリンス本館でうどんでお昼。
リフト一本滑って荷物をまとめ宅急便に託し、ゲレンデ下の区間を散策。それぞれ趣向を凝らしたトトロの雪だるまやアトリエ、ペンションが並ぶが、かつて あった倉本聰ゆかりのカフェ北時計はもうなくて、代わりに雪洞の入り口のカフェを見つけてはいる。使っているカップは北時計のものとのこと。
バスで富良野経由で美瑛に来て旭川からのバスで4時過ぎ白金温泉に着く。一昨年と同じ宿、新型ウイルスの為かやや空いているが、温泉とくに野趣あふれる露天が心地よい。
 


2020年 2月13日
明け方からの霧はやがて消えて十勝連山がよく見えた。
宿からの送迎で北の峰に着くと春の陽気。下のクワッドは整備で動かずいきなりゴンドラで山頂から空いているゲレンデを二本滑る。
宿は1月下旬武漢からの団体客が二つキャンセルだったとか、ゲレンデも欧米系の客は愉しげだが、やはり空いている。
新館の方へ移動して久しぶりに頂上リフトに乗って麓まで下り、野菜ラーメン食べてプリンスよこのニングルテラスでコーヒー飲み再び頂上から滑り降りて温泉 に日帰り入浴。露天が心地よい。売店でそらち1984ビールを買って飲み、リフト二本で連絡コースを抜けて北の峰に戻る。十勝や富田ファームを眺めながら 送迎の車で宿に戻り夕飯。風もなく穏やかな一日だった。


2020年 2月12日
早朝のスカイマークで千歳に着くが、珍しく搭乗検査に時間がかかり30分遅れ。慌ただしく弁当買い札幌からバスで富良野に。時節柄後ろの席では咳込む音も。
新しいインフォメーションの店で一休みし予定より一時間あとの旭川行きラベンダーバスで上富良野に4時に着く。
雪道を20分ほど歩いてフラヌイ温泉に浸かり自販機のそらち1984ビールを地元で飲んでタクシーを呼んでいただき去年と同じホップスホテルに日が暮れてから着く。明日はこちらは晴れ予報。


2020年 2月11日
日記がわりに。
2月になってようやく冬らしい。2日の日曜は北野界隈のロシア正教会などをとおり吉家で豚しゃぶぼっかけ。やはり心なしか空いているみちをくだり先日W座でこのカフェと映画館の由来を知ったトアロードのカフェ木馬に初めて入る。落ち着いたいい感じの店だ。
4日はアシスト車で六甲川沿いを降りてコーナンに行くとボケの小鉢あり。まだ咲いてないものを購入し灘温泉に浸かって帰宅。水曜六甲駅周辺で買い物し久し ぶりに神大構内を歩き、街並みを見ながら帰宅。翌朝快晴だがここ一番の冷え込みで昨夜降ったらしい雪が住宅の裏手に残っていた。
8日il ventoでピザを食べて駅へ向かう途中白梅が咲いており、翌日元町へ出ると紅梅も咲いていた。久しぶりにnomadi kでパスタ。昨日今日は終日家の中の整理。夕暮れも空気が澄んでいる。
            


2020年 2月11日
「民間での実施は費用が高額になるほか、地衛研は新型コロナウイルスでの検査経験が乏しい。多数の検査ができるかはわからない」厚労省幹部
「現状においては、(全員の検査は)厳しいものがあると思う」菅義偉官房長官10日

 クルーズ船内で新たに65人の感染が判明し、厚労相はようやくクルーズ船全員の検査の検討を表明したが、厚労省内そして閣内は全くの不一致、バラバラで この政権が標榜する政治主導など全く欠落しているなんともお粗末な現状。乗客乗員3700人余りのうち439人の検査ですでに船内での感染確認者が135 人、3000人以上の人びとが未検査のまま。新型コロナウイルスの国内での感染拡大にこれでまともな初動対応ができるわけがない。
 船内では多くの人が体調不良をかかえているにも関わらずウイルス検査はおろか満足な医療も受けられていない。検査は一日1500人が限界だというが、すでに今月3日夜の接岸から1週間過ぎており、3500人なら3日間で検査できただろう。
 2月11日現在も、厚労省は新型コロナウイルスの検査対象を湖北省滞在かその接触者に限るという実にお粗末な方針を変えていない。
「感染が疑われる患者は、37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状があり、
・発症前14日以内に湖北省に渡航または居住していた人、
・発症前14日以内に湖北省に渡航または居住していた人と濃厚接触歴がある人
をいいます」
https://www.mhlw.go.jp/…/kenkou_…/dengue_fever_qa_00004.html
 京都では1月30日武漢への帰省から戻った留学生、2月4日中国からの観光客の接客に当たっていた中国籍の従業員の感染が確認されたが、江西省や上海に 2週間余り滞在して帰国し39度の熱とのどの痛みなどがある男性の検査を医療機関が要請したが京都市は検査対象に当たらないとして断っている。
 中国と同じように日本でも医師は警鐘を鳴らしている。
「自覚症状がない患者からもコロナウイルスは検出されており、湖北省と接点がないと検査しないことに疑問を感じる。医師が検査を必要だと判断したケースには柔軟に対応してほしいし、医療機関としても、現状ではどうすればいいか分からない」診療所院長
https://www3.nhk.or.jp/n…/html/20200205/k10012273731000.html
https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfuku…/page/0000264489.html
 すでにイギリス、フランス、スペインでも感染が確認された10人が、シンガポールの国際会議に出席した無症状だが感染が確認された同一人物とのフランススキーリゾート地での接触により感染した疑いが報道されている。
https://www3.nhk.or.jp/…/html/20200211/k10012280761000.html…
 政府は検査対象を湖北省関連に限ることをやめ、同時にクルーズ船の全数検査を至急行うべきだ。そのための検査、診療体制を全国の自治体とともに確立することが急務だろう。

《新型コロナウイルスの感染者が確認された大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、加藤勝信厚生労働相は10日、まだウイルス検査を受けてい ない船に残っている3千人余りの全員の検査を検討していることを明らかにした。ただ、現状では検査能力に限界があり、全員検査できるかは不透明だ。▼1面 参照
 当初、厚労省は検査対象を、発熱などの症状がある人や、感染が確認された人との濃厚接触者らに限っていた。帰国者全員の検査をした中国・武漢市からの政府チャーター機とは違い、滞在歴がわからず、対象者が多いことなどを理由に挙げていた。
 だが、連日のように新たな感染者が確認され、10日夕現在で計135人にまで増えた。船内の乗客らからは検査を希望する声もある。加藤厚労相は10日の 閣議後会見で、「できるだけ国民の不安や懸念にしっかり対応していくことが必要。できるのであればやっていきたい」と述べた。
ーーー



2020年 2月 6日
12月30日「7人がSARS(重症急性呼吸器症候群)にかかり、私たちの病院に隔離されている」李文亮医師
1月3日、李文亮医師のSNSによる発信を警察が「社会秩序を乱す発言」として摘発。
1月11日武漢市当局は初めての新型ウイルスによる61歳の男性患者の死亡を公表。「肺炎の発生はすべて昨年12月8日から1月2日の間であり、3日以降、新たな患者は出ていない。ヒトからヒトへの感染も確認されていない」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14324230.html…
「1月8日にはヒトからヒトへの感染が起きていた」「健全な社会であるならば、声は一つだけになるべきではない。公権力が過剰に干渉することにも同意できない」李文亮医師

 武漢の病院に勤務する李文亮医師の新型ウイルスについてのSNSでの発信を警察は「社会秩序を乱す発言」として摘発。彼はのちに「ヒトからヒトへの感染」も指摘したがみずからも感染して7日死去した。
 1月11日の武漢当局「新たな患者は出ていない」どころか、新型ウイルス感染は武漢市から中国全土に広まり、2月7日の段階で日本をはじめ28カ国・地 域に拡大し、8日現在すでに2002年のSARSを上回り感染者3万4546人、死者722人を数え、さらに増加を続けている。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09396.html
 この新型ウイルス感染の拡大は、発生源となった武漢と中国政府による事実の隠蔽と警鐘を鳴らした医師を摘発するなどの初動対応の不味さが要因だろう。人 の自由、権利、尊厳そして生命よりも政権を握る自らの威信を上に置く現在の中国の一党独裁下で起きた、新型ウィルスの蔓延に対する事実の隠蔽と感染拡大防 止のための初動対応の破綻。
 武漢市長はドイツZDFのインタビューに、感染の公表は中央政府の許可が必要だったと答えており、一地方都市が中央政府の指示もなくウイルス感染を隠蔽できるはずもなく、700人を超える人の死に中央指導部には大きな責任がある。
 多党制と民主主義を標榜する我が国も、この問題での「指定感染症」への指定の遅れなど初動対応の不味さは決して他人事ではない。
「安倍一強」のもとで事実を隠蔽するための公文書改ざんや廃棄と国会での虚偽答弁、それを強いられた職員の自死や首相夫妻の国有地売却への関与を指摘した 元支持者夫妻の別件での逮捕拘留、そして首相に近いテレビ局記者の準強姦容疑を不問にし、与党政治家と首相本人らの有権者への買収・収賄・公選法違反など を隠蔽し、声を上げるものにはバッシングして政治と検察を私物化する点で、いまこの国の政権のあり方はこの巨大な一党独裁の隣国と変わらない。
 
《中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスの感染が広がっている問題で、原因不明の肺炎の存在をいち早く警告し、自らも感染した武漢中心病院の李文亮 医師(33)が7日、死去した。警告を初動対応に生かさず、「デマを流した」として李氏を処分した当局の動きに世論が反発。これまでくすぶっていた政府批 判が噴き出している。▼1面参照
 眼科医の李氏は勤務先の武漢中心病院で治療にあたっていた1月10日、せきや発熱などの症状が出て、12日に入院した。症状は快方に向かっていたが、今月5日に容体が急変したという。
 李氏は昨年12月30日、医師を目指し一緒に学んだ同窓生らでつくるSNSのグループチャットに「7人がSARS(重症急性呼吸器症候群)にかかり、私たちの病院に隔離されて
いる」と投稿した。ーーー




2020年 2月 1日
日記がわりに。蔵王から帰って雨模様の日が続くが時折の晴れ間を見つけて外出。
 先週末はil ventoでお昼、三ノ宮に出て大丸地下でウマズラハギ見つけて阪神御影に寄り食材買って帰る。
 水曜は晴れ間も出て今年初めて神戸クアハウスとquartoをはしご。去年のイタリアのナポリピザコンテストで日本人が優勝し、その人は今伊丹で店を出 しているが以前は芦屋のallegroで勤めていたとか。allegroは確かに美味しいが、私には地元六甲のcalmoやこのquartoの方が美味に 感じるし、ローマピザではil vento。
 今日は花隈のピザ店famgliaに行くと意外と空いていたがやはり美味しい。ハーバーランドまで歩くとこちらも空いていて歩く人の半分はマスクをつけ ている。新型コロナウィルスの影響だろう。テラス席でコーヒーを飲み雑貨店でマットと思って犬と猫のデザインのものを購入してやはり空いているハーバーラ ンドを回って帰宅。マットはよく見ると椅子用で、ちょうどロンボク風の椅子のデザインにも合った。
         































                                                                                                                                                                
  
     





























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