Fukupulio's Page Blog 2021年11月 |
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2021年11月30日
日記がわりに11月京都行き前を記録。
18日快晴で岡本のグリーンフィールドのテラスでグラタンと飲める内のビール。和歌山の野菜が美味。住吉うはらの湯に浸かり食材買って帰宅。
20日ひと月ぶりに元町nomadikaで丹波鳥を頂き大丸地下でカワハギ見つけて帰る。翌日は紅葉の神大を抜けてil ventoでマルゲリータを食べ、駅前で食材買って運動がわりに神大構内を歩いて帰る。裏手の桜も晩秋の様子。
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2021年11月30日
・都道府県別の人口100万人当たりの新型コロナ死者数を比べると、大阪府は347.60人と飛びぬけて多い(11月24日現在・札幌医科大学医学部 附属フロンティア医学研究所データより)。全国平均の2倍以上だ。夏の第5波で医療崩壊が際立った東京都は227.28人と大阪府より100人以上少ない。大阪府の次に死者数が多いのは、観光での流動人口が大きく、寒冷で高齢者施設や医療機関でクラスターが数多く発生した北海道で280.38人。その次が観光立県の沖縄で273.92人。大阪の隣の兵庫県の255.40人とつづく。 ・4月1日から5月20日までに全国でコロナ感染者2870人が亡くなっているが、そのうち大阪府内の死者数は884人と、全体の30.8%を占めた。感染者の「入院率」は、わずか10%まで落ちる。医療の受け皿がなく、自宅療養もしくは入院・療養等調整中で自宅待機を強いられた人の数は、5月半ばに1万8000人を超える。そのころの大阪の人口当たり2週間累計の死亡者数は、米国やインドよりも多く、世界最悪の水準に近かった。 ・2021年2月19日、吉村知事は、もう我慢も限界とばかり、2度目の緊急事態宣言を、2月末をもって解除するように国に要請すると発表した。「飲食店にとって1日1日が死活問題。感染の爆発的拡大や医療崩壊を防ぐことが(宣言の)趣旨であり、解消されれば解除すべきだ」と記者団に語る。飲食業界は「大阪維新の会」の支持層とも重なる。ーー維新と太いパイプを持つ菅義偉前首相は、吉村氏の要請を受け入れ、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県よりも3週間も早く、大阪府の宣言を解除した。しかし、その時点で感染者数も、重症病床使用率も十分に下がってはいなかった。 ・大阪の感染者数は、第1波の宣言解除後には7日平均でゼロまで減った。2020年夏の第2波の後も40人台に下がったが、2021年2月の2度目の宣言解除後は70人台より下がらず、3月9日には100人を超える。リバウンドがあまりに早い。感染者数が、一気に増えても、吉村知事は「まん延防止等重点措置」を適用。3度目の緊急事態宣言が発出されるのは4月25日まで待たねばならず、すでに感染爆発状態だった。 ・大阪の医療崩壊を早めた要因は、保健・医療体制の2つの弱点によると考えられる。第一に、感染者の早期発見・隔離の重責を担う保健所の対応能力の不足だ。ーー2つ目の弱点は、治療の最後の砦である重症病床の確保の難航である。そもそも大阪は、重症患者に必要な人工呼吸器やエクモ(体外式膜型人工肺)の治療ができるICU(集中治療室)の数が多くない。 ・大阪府・市の医療崩壊は、もともと手薄な保健・医療体制が引き起こしている。誰が、そのような状況に追い込んだのか。ーー大阪の維新府政は「二重行政の廃止」「行政のスリム化」を訴え、医療・衛生部門の職員の数を減らしてきた。公的病院の大阪赤十字病院や、済生会千里救命救急センターへの補助金を打ち切っている。ーー大阪府の惨状は、「小さな政府」を志向し、改革、効率化の謳い文句で医療の公的支えを弱めてきたことに起因する。 「雨合羽」や「イソジン」など出鱈目な対応で大阪を全国最悪のコロナ感染と死者、感染者の自宅放置に陥れた、2010年結成で翌年府議会多数派を形成し府知事・市長を独占して以来の維新政治の問題点を冷静に分析したノンフィクション作家山岡 淳一郎氏の記事。 「身を切る改革」を唱えながら、2020年分の政治資金収支報告書による政党交付金依存率で自民党が71.7%(172億6千万円)、日本維新の会は最大の80.2%(18億5千万円)。 先の衆院選10月31日が選挙の投開票日でその1日だけで月100万円の文書通信交通滞在費支給を「どうやら1日だけでも国会議員の身分となったので、10月分、100万の札束、満額支給らしい。領収書不要。非課税。これが国会の常識。おかしいよ」とツイート批判しながら、自身の2015年府知事選出場に際して10月1日付で衆院議員を辞職し在職日数1日で満額100万円を受け取っていた副代表吉村知事。 こういう輩の「身を切る改革」とは、保健所と公立病院などの統合・削減で府民、市民への医療と福祉を犠牲にしながら、みずからと身内には甘い愚かな標語にすぎない。衆院選では兵庫で1人当選、選挙区で敗れた8人も比例復活し9人が衆院議員となった。この記事も指摘するように、府民884万人と全国の8%にも満たない大阪で、新型コロナ第四波で亡くなった全国2870人の三割超の死者数884人の死者を出した反省も、死者やその家族への哀悼の言葉もまったくない。大阪は今も東京を超えた全国最多の感染者を出し続ける。この先維新が自公と連んでこの国がますます衰退していくのはまさに悪夢。 《総選挙で議席を大きく伸ばした「日本維新の会(以下、維新)」は、改憲論議に火をつけ、国民民主党とも連携して存在感を高めようとしている。維新の副代表、吉村洋文・大阪府知事はアイドル並の人気である。 コロナ禍で、頻繁にテレビのワイドショーに出演してメッセージを伝える姿に「率先垂範」「吉村さん、ようやってはる」と好感度はアップ。疲れて目の下に隈ができていると『#吉村寝ろ』のツイートが殺到し、「ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。(略)国難を一致団結して乗り越えましょう」と打ち返す。 メディアを使った反射神経のよさが、ますます人気をかきたてる。実際、吉村氏は大わらわなのだろう。結果的に新型コロナのパンデミックが維新と吉村氏の人気を引き上げた。 が、しかし、である。マスコミがつくるイメージと客観的なデータの食い違いは大きい。 |
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2021年11月27日 昨日の天気予報では雨だったが朝から晴れ。烏丸の宿を出て鴨川を渡り祇園を抜けて恵比寿神社、摩利支天、建仁寺を経 て八坂の塔。土曜で流石に混むなか新婚さんが記念撮影、三年坂から茶碗坂を上がり清水寺も多くの人出。紅葉と京都市 街を一望しながら一巡して下る頃には俄雨。温かい蕎麦かうどんでもと訪ねる店はいずれも待つ人たち。結局これも久し ぶりに木屋町のアモーレに着く頃に雨は止み、ジェノベーゼをいただく。駅地下でパンとビビンバ丼買って阪急で3時半 に帰宅。途中西宮のあたりで虹が見えた。寒さが増してこちらも紅葉が終わりに向かう。 |
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2021年11月26日 京都珍道中三日目。鴨が集う鴨川を渡り京阪と叡電で修学院駅から人通りの少ない鷺森神社の楓と椛の道を行く。2年ぶりに曼殊院そとの紅葉を見て早めに蕎麦店で昼を食べ、里山の道を歩くと北山別院の横から元気なこどもの声。附属の保育園で子らと先生が戯れていた。しかし曼殊院前は長蛇の列、隣の詩仙堂を訪ね、部屋からの紅葉と庭の散策。
一乗寺手前のカフェでコーヒーをいただき叡電で鞍馬に出るも、いつものくらま温泉の送迎車はなく、商店の人に聞くとなんと3月に営業終えたとのこと。コープインもだが、いい施設がなくなっていく。
出町柳に戻りバスを待つが、結局タクシーで船岡温泉に行き露天などに浸かる。帰りは堀川通りまで歩きバスで四条烏丸に戻りとんかつの店で早めの夕食。コーヒーを飲んだ店から四条通りの拡張した歩道の照明が色変わりするのが見えた。コロナ禍のためか、京都は夜も人通りは多いが物静か。 |