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2024年11月29日
京都三日目。
 宿泊費高騰のなか価格数据え置きの京都国際会館の部屋で朝を食べ、叡山を望む公園と宝ヶ池を見てバスで修学院駅前から坂を歩き、コロナ後の4、5年ぶりに鷺森神社から曼殊院。嵐山や清水は超込みだが、こちらは至って静か。坂を下り、一乗寺の蕎麦店ぎお門でお昼をいただき、坂を上がって圓光寺。紅葉と苔の庭園と眺望、室内からの眺めがなかなか。
 叡電一乗寺駅手前のカフェでコーヒーもいただき、叡電と京阪で四条を経て河原町から阪急で4時過ぎに帰宅。
 
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2024年11月28日
京都二日目。
 宿を出て烏丸御池から地下鉄東山、平安神宮を経て5,6年ぶりに金戒光明寺と真如堂を訪ねる。今日も曇天予報が外れて快晴、紅葉と景色が目に染みる。
 白川通りに降りてオーガニックパスタの店を見つけて早めのお昼が美味。東山沿いを歩いて東山公園から混雑した坂道を上り清水寺。コロナ禍で閉店した明保野亭は経営が変わって別の店になり、枝垂れ桜もなくなっていた。
 清水境内も海外客で超混み合うなか、紅葉と景色を堪能して動画など撮りすぎたか、小仏を撮影中に携帯の電源切れ。
 河原町に下り、体力も電源切れで湯に浸かろうと考えるが、直近の錦小路横の錦湯は閉店。大宮から華の湯まで歩いて露天に浸かる。帰りは丹生通り横のバス停から烏丸まで。こちらが便利だった。
 柳馬場通りの海鮮一の開店前に上の階のベルギービールのお店で一杯、一でトロいわしなど食べていると、何故か携帯の電源が3%とか?で復活。地下鉄で国際会館ロッジまで。さすがに疲れた。



2024年11月27
阪急で嵐山。
芳泉は行列、花筏で露天に浸かり桂川沿いの店に行くとこちらも待つ人多い。嵐山公園から嵯峨野に下りテラスのお店で2時過ぎようやくお昼。ピザも見上げる紅葉も素晴らしい。
 やはり混み合う常寂光寺を見て、楓カフェでコーヒーをいただき嵐電嵐山から烏丸。コープインが終わったあと時期に関わらず料金が一定の宿に入り、夕食は八百一で軽めの弁当購入して烏丸通りを見ながら食べる。時々小雨、明日も午後は雨とか。
   


2024年11月26日
19日米PBSはカリブ海のマルチニク島で甚大な被害をもたらした7月のハリケーンを気候変動問題として取材。多くの家の屋根が吹き飛ばされ、カトリック教会も屋根と壁の一部が崩落。奇跡的に無傷だった聖母子像に神父は「キリストが私たちを見守っていることを示す」と。屋根がなくなった家で住み続ける薬局店主は、「雨が降るたびにバケツを置いたり、棚を動かしたり。ここが私の家。他に行くところはない」、家と全てを失った8人の子を育てる母親も「とても苦労しているが、ここは故郷」と。ハリケーンは船も破壊し漁もできなくなり、再生可能エネルギー100%を目指して政府が推進してきた太陽光パネルも破壊。担当大臣は、「小さな島として我々の目標は今も変わらない。大きな国も役割を果たしてほしい。議論だけではなく、行動を」と。記者は3人の中学生も取材し、生徒たちは「不公平。先進国が汚染を引き起こし、私たちが影響を受けている」「小さな途上国の私たちが苦しんでいる」「私は雨が降るたびにまたハリケーンがというトラウマで辛い」と。トランプ、G8首脳らは、彼らに学ぶべき。
 20日イスラエルの攻撃でガザのジャバリアなどで40人が死亡。米国は他の14カ国すべてが賛成した国連安保理でガザの即時停戦と人質交換を求める決議に5回目の拒否権行使。さらにウクライナにはロシアに対し米国が提供する対人地雷の使用を許可。対人地雷禁止法にロシアも米国も不参加。アメリカは、もはや犯罪国家。
 この日ネタニヤフは新国防相カッツとガザに入り、「人質解放に協力したものに500万ドル払う」と放言。交渉と妥協ではなく、相手を飢えさせて、カネで事態を解決しようと言う愚劣極まる輩。ガザではUNRWAに出て行かないよう求める人々。
 この日英BBCは、レバノン南部の国境沿いの町や村へのイスラエルの組織的な攻撃で、夥しい住居やモスクが根こそぎ破壊され、人が住めなくなっている状況を記者が取材し報道。両親、祖父母と暮らした村が破壊された女性は、「まるで紙の地図に穴を開けているよう。確かなのは破壊されたのは民間の家ということ」、著名な詩人の娘さんは、その家が破壊されて「自分の家が跡形もなく無くなるのを見るのは辛すぎる」と。イスラエルは「ヒズボラの施設のみを標的とし、イスラエル北部の住民が安全に家に戻れるのが目的」とするが、レバノンの人々は、自分たちの居場所、思い出、故郷すべてを吹き飛ばされた、とBBC。
 この日イスラエルはガザ北部デイトラヒヤの空爆で子供や女性ら70人を殺害。米上院ではサンダース議員提出のイスラヘルへの攻撃的兵器の輸出を禁ずる決議案が否決。
 報道1930は12日英国議会公聴会に出席したガザで一月勤務した英国人医師の衝撃的な証言を報道。「まるで広島・長崎を彷彿とさせる光景。ドローンが狙ったのは民間人、子供たち。イスラエル軍は毎日、意図的に子どもを狙い執拗に攻撃を続けていた。ドローンが発射するのは小さなサイコロ状の爆弾で、子どもたちの腹部から何個も取り出した。手術した一番小さな子は3歳。スナイパーに撃たれた子も何人も見た。頭に銃撃一発で、他に傷はない。イスラエルのスナイパーに狙われたのは明らか。そんなことが毎日続いた。これまでルワンダ虐殺など世界の紛争地域で活動したが、これほどの状況はかつて見たことがない」と。UNRWAの清田明宏保健局長も、イスラエルの搬入阻止で必要な治療薬の57%が枯渇、「人びとが今日のことしか考えられない。明日のことを考えても何も解決できない。このようなことが21世紀に起こっていいのか」と問う。ガザ北部を閉鎖し飢餓と攻撃で全滅させる「将軍たちの計画」=まさにジェノサイドのこれが実態。
 21日ICC国際刑事裁判所は、ネタニヤフ、ガラントにガザにおける民間人に対する広範かつ組織的な攻撃により、殺人や迫害、戦争の武器として飢餓を利用するという行為について刑事責任を負っているとして戦争犯罪と人道に対する罪の容疑で逮捕状を発行、各局がそれを伝える。この戦争犯罪を裁くことなしに、世界に真っ当な未来はない。



2024年11月25日
風もない好天。
 コープで弁当買って坂を登り、紅葉と景色を眺めながら摩耶ケーブルとロープウェイを乗り継いで掬星台まで。ほぼ初冬の気温だが、陽が射すと暖かい。
 海外客もいる展望台で秋の風景を見ながら弁当を食べ、天狗道を90分上り下りして布引ハーブ園まで。こちらは結構混んでいてテラスは満席、展望席で缶コーヒーがかえって良かった。
 秋の色彩豊かなハーブ園をくだり、布引の滝を経て新神戸前からバスで六甲、スーパーで食材買って4時過ぎには帰宅。秋の色彩でお腹いっぱい⁉️





2024 年11月24日
日記がわりに。
 13日一月ぶりに岡本Greenfialdでお昼を食べ、jr本山に行くと事故で運行停止中。バスも路線が減っていて線路沿いを歩いて灘中よこを通り住吉うはらの湯まで。御影で食材買って帰宅。夕暮れは東に満月。14日は昼にアシスト車でPiza Track往復してプリンチペッサ。店長さんは元気そう。 
 16日小雨の下il ventoカッペリーニをいただき、六甲からバスで帰宅。翌日も曇天、栄町のDays Kitchenは予約で満席、メリケンパーク前のHajiのテラスで日替わりパスタを食べる。これも美味。久しぶりに界隈を歩いてKokosikaでコーヒーを飲み、帰宅して知事選で坂の上の投票所往復。
 20日夙川からほぼ満席のやまなみバスで有馬に行き、太閤橋の手前で下車し、端宝寺公園手前の店のテラスでクロワッサンと地ビールでお昼のあと、瑞宝寺公園の紅葉を見る。急な気温低下で丁度見頃。康貴の金泉・銀泉に浸かり、三ノ宮で食材買って帰宅。
 21日アシスト車で六甲道に下り、オリーブを探したやまやで珍しい廉価なエストニア産ビールを見つけ、他に食材と花店でこれも廉価なシクラメン買って帰宅。ビールはなかなか美味。
 昨日は住居の管理組合総会のあと巣篭もり。今日は晴れ予報 が曇天となり、栄町の奥のAlbarでシンブルなマリナーラをいただき、阪急地下で廉価な地場?野菜など買って帰宅。 この ところ寒さは12月並み。




2024年11月23日


2024年11月22日
・国際刑事裁判所(ICC)は21日、イスラエルのネタニヤフ首相とガラント前国防相に対し、戦争犯罪と人道に対する罪の容疑で逮捕状を発行。ICCはまた、イスラム組織ハマス幹部イブラヒム・アルマスリ氏に対しても、戦争犯罪と人道に対する罪の容疑で逮捕状を発行。
「ネタニヤフ首相とガラント氏が「パレスチナ地区ガザの民間人に対する広範かつ組織的な攻撃」において、殺人や迫害、戦争の武器として飢餓を利用するという行為について刑事責任を負っていると信じるに足る十分な根拠がある」
「ガザの封鎖と食料や水、電気、燃料、医薬品の不足が、民間人に打撃を与えることを意図する生活状況を作り出したと見なす十分な根拠もある」ICC判事
「私たちはイスラエルとパレスチナの国際犯罪の犠牲者に意識を向けるべきだ。どのような状況でも国際人道法は守られるべきだ。ガザ地区やヨルダン川西岸で国際犯罪の疑いがある行為が拡大し続けていることを深く懸念している」ICCカーン主任検察官声明
「(ICCの決定は)反ユダヤ的。イスラエルはICCが同国に対して行った不条理かつ虚偽の行為を嫌悪感を持って拒否する」イスラエル首相府声明
「(ICCの決定を)根本的に拒絶する」米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の報道官
「ICCの決定は政治的なものではない。尊重され、実行される必要がある。ガザでの悲劇を止めなければならない。ICCの逮捕状は、EU全加盟国を含む全てのローマ規程締結国で拘束力を持つ」EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表
「ICCの全ての判断に従う」カナダのトルドー首相
「国内において逮捕状に基づき行動する。必須でない接触は行わない」オランダのフェルトカンプ外相
「ICCは危険な冗談だ。今こそ米上院が行動し、この無責任な機関に制裁を与える時だ」トランプ次期米大統領の側近である共和党のグラム上院議員
 イスラエルによるガザ、ヨルダン川西岸での無差別攻撃による市民殺害が1年以上続き、レバノンにも拡大してガザ北部ではこの1ヶ月イスラエルによる封鎖で食糧・医療支援が途絶してまさにジェノサイドが行われている今ようやく、ICC国際刑事裁判所はネタニヤフらの逮捕状を発行。遅いとはいえ、国際秩序と世界市民の人権と生命を擁護する国際的な司法組織としての職責を担っている。
 それに対するイスラエル、米国そして欧州各国の対応は、国際人道法、倫理に対するリトマス試験紙のように明確だ。イスラエル政府やその戦争犯罪に同調する米国政府のICCへの「不条理」「虚偽」「危険な冗談」「無責任」「制裁を与える時」はそっくり自らに放つべき言葉。
 日本政府も、毅然としてICCの決定に対応し、ネタニヤフらの逮捕への協力を表明すべし。
《国際刑事裁判所(ICC)は21日、イスラエルのネタニヤフ首相とガラント前国防相に対し、戦争犯罪と人道に対する罪の容疑で逮捕状を発行したと発表した。
ICC判事らは、ネタニヤフ首相とガラント氏が「パレスチナ地区ガザの民間人に対する広範かつ組織的な攻撃」において、殺人や迫害、戦争の武器として飢餓を利用するという行為について刑事責任を負っていると信じるに足る十分な根拠があると述べた。
さらに、ガザの封鎖と食料や水、電気、燃料、医薬品の不足が、民間人に打撃を与えることを意図する生活状況を作り出したと見なす十分な根拠もあるとした。
ICCのカーン主任検察官は、ICCの設立条約である「ローマ規程」を締約する加盟国に対し、ICCの命令を尊重するよう要請したほか、ローマ規程を締約していない国にも協力を呼びかけた。
イスラエル首相府は声明を発表し、ICCの決定を「反ユダヤ的」と非難。「イスラエルはICCが同国に対して行った不条理かつ虚偽の行為を嫌悪感を持って拒否する」とし、ネタニヤフ首相はイスラエル国民を守るために「圧力に屈することはない」と言明した。
イスラエルは、パレスチナ自治区ガザにおける戦争犯罪を否定し、これに関するICCの管轄権を認めていないが、ICCは、イスラエルが管轄権を受け入れる必要はないとした。
<ハマス幹部にも逮捕状>
ICCはまた、イスラム組織ハマス幹部イブラヒム・アルマスリ氏に対しても、戦争犯罪と人道に対する罪の容疑で逮捕状を発行。ガザ紛争の引き金となった23年10月7日のイスラエル奇襲における大量殺人、性的暴行、人質拘束の容疑も含まれる。同氏はムハンマド・デイフという名前でも知られる。
同氏については、イスラエルは7月の空爆で殺害したとしているが、ハマスは否定も肯定もしていない。検察はマスリ氏死亡の可能性について引き続き情報収集を行うもよう。
ハマスは声明で、ネタニヤフ、ガラント両氏に対する逮捕状を歓迎した上で、責任追及をイスラエルの指導者全員に拡大するようICCに求めた
ハマス幹部はロイターに対し、イスラエル人に対する逮捕状は被害者に正義をもたらす重要な一歩としつつも、全ての国が実質的に支持しなければ、限定的な一歩にとどまるという見方を示した。
<国内外の反応>
イスラエルでは、ネタニヤフ首相に批判的な政治家もICCの決定に反発。ベネット元首相はXへの投稿で「イスラエル指導者らに対する恥辱ではなく、ICCおよびその加盟国に対する恥辱だ」と主張。6月に戦時内閣から離脱したガンツ前国防相も、ICCの「道徳観の欠如」と呼び、「決して忘れられることのない歴史的規模の恥ずべき汚点」と非難した。
米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の報道官は、ICCの決定を「根本的に拒絶する」と表明した。 もっと見る
欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は、ICCの決定は政治的なものではないと強調。尊重され、実行される必要があるとし、「ガザでの悲劇を止めなければならない」と述べた。
ICCの逮捕状は、EU全加盟国を含む全てのローマ規程締結国で拘束力を持つとも強調した。
カナダのトルドー首相は、ICCの全ての判断に従うと表明。英首相報道官は、英国はICCの独立性を尊重すると述べた。
オランダのフェルトカンプ外相は、国内において逮捕状に基づき行動するという認識を示した上で、「必須でない」接触は行わないとした。
トランプ次期米大統領の側近である共和党のグラム上院議員は、「ICCは危険な冗談だ。今こそ米上院が行動し、この無責任な機関に制裁を与える時だ」と述べた。》



2024年11月21日
17日ロシアは侵攻以来最大規模のミサイルと無人機でウクライナ各地の主として発電施設を攻撃、オデーサでは集合住宅が攻撃され子供部屋も破壊。「(停戦を)話すべき相手はいない」「プーチンが政権にいる限りロシアを信用することは決して無い」と市民。ウクライナ侵攻から1000日後、バイデン政権終了2ヶ月前のこの日、バイデン政権はウクライナに、米国供与のミサイルATACMSのロシア領への使用を認め、ロシアのミサイルでこの日少なくとも10人が死亡、キーウでは多くの市民がまたも地下鉄に避難。
 ガザではイスラエルによってこの日少なくとも72人が死亡とTVE。アルジャジーラは、テルアビブでの兵役をめぐるユダヤ教超正統派のデモを警察と軍が排除する映像を伝える。レバノンではイスラエルの攻撃で南部のレバノン軍兵士二人が死亡。政権も国内も分断され、攻撃は滅茶苦茶なイスラエル。
 18日もロシアは執拗にウクライナを攻撃。「吹き飛ばされ、至る所遺体だらけ」とオデーサ市民。ミサイル使用許可は「助けにはならない。ジェスチャーに過ぎない」とドニプロの女性。
 ガザではイスラエルによるデイトラヒヤの病院、避難テントなどへの攻撃で各地で46人が死亡。北部ではイスラエルは救急隊の立ち入りも禁止し、北部の封鎖は45日間に及ぶ。イスラエルではこの日議会での人質解放に関する情報漏洩へのネタニヤフ答弁に野党、人質家族が激しく抗議し退場させられたと、アルジャジーラ。まさに末期のこの政権を支えるのが米国バイデン。米PBSもイスラエルによる住民への攻撃の惨状を、これまでの死者44000人、ほとんどが女性と子どもであると伝える。
 大統領補佐官サリバンはインタビューで、「イスラエルからガザへの人道援助を増やす約束を引き出したとはどういうことか?NGOは米国が要求した19項目のうち、一部実現は4項目のみで14項目は全く対応なしとしているが」と問われ「対応は全く不十分でも、変化は生まれている。それが米国外交であるべき」と、さらに「イスラエルはガザで数万人の女性や子供を殺害した。これがバイデン政権のレガシーになっても構わないのか?」と問われ、「イスラエルはホロコースト以来最悪の攻撃に遭い自衛権を持つ。米国はガザへの支援、市民への被害を抑える努力もしてきた。米国の国益にもそう」と引き攣った表情で述べる。目の前で行われているイスラエルによるジェノサイドに全く他人事。なんとも劣悪だが、トランプらの対応はさらに酷くなるだろう。
 アルジャジーラは、この5週間のガザ北部の戦闘で、イスラエル兵30人が死亡とチャンネル13が発表と伝える。ネタニヤフはプーチンと同じく、自国兵士の命を自からの延命のために捨てても平気。ガザではこの日住民50人が死亡。
 19日ウクライナはロシアからの侵攻1000日のこの日、ロシアのブリャンスク州にATACMSを発射。プーチンはこの日、核兵器使用基準引き下げの大統領令に署名。米国も似たようなものだが、戦争犯罪人、殺人鬼、犯罪常習者が世界有数の核の発射ボタンを握っているという、人類最悪の脅威。
 この日キーウでは、ロシアの捕虜となった召集兵士の妻たちが、静かに夫たちの帰還を求めて通りに立つ。戦死者は推定8万人。昨夜も北部でロシアのミサイル攻撃により子供一人を含む7人が死亡。ヘルソンにひとり住む高齢女性は仏2の記者に「爆撃が止まず、頭がおかしくなりそう。でも、勝つまで住めない」と。避難を繰り返した出産直後の女性。駅では出征する兵士と家族の別れが繰り返される。TVEは、この日キーウで1000本のローソクを灯す追悼式を伝える。亡くなった息子の写真に泣きながらすがる女性の姿。戦争で犠牲になるのは、いつも一般市民。



2024年11月19日
・2020年9月の立法会選挙に向けて非公式の「予備選」を実施したことが国家転覆の共謀に当たるとして、香港国家安全維持法(国安法)違反に問われ、有罪。
・元大学法学部教授で、予備選を発案したとされる戴耀廷(ベニー・タイ)氏が、最も重い禁錮10年とされた。裁判官からは「革命を提唱した」と断定。
「量刑は罪状の重大性を反映したもので、国家の安全に危害を加える行為は厳罰が必要だということを社会に示した」香港政府の※トウ炳強保安局長
「中国政府は国家の安全に危害を及ぼすさまざまな活動を香港が法によって罰することを支持する。一部の西側諸国が司法の個別の案件を口実に中国の内政に干渉することに断固反対する」中国外務省の林剣報道官
「(息子は)政治犯ではない、なぜ刑務所に行かねばならないのか」禁錮4年超となった呂智恆氏の母親(裁判所の外で警察車両に乗せられて)
 古代アテネの民主制黎明期には事実はないが「衆愚政治」。1932年ワイマール共和国選挙でナチスは相対多数でしかないが、ヒトラーが政権を握り西欧、世界に巨大な惨禍を招きながら13年後にドイツは瓦解。兵庫県ではパワハラ、収賄、公選法違反そして公益通報者保護法違反で職員を自死に追い込んで辞職勧告決議で辞職した知事が再選。
 ロシアでは政敵の暗殺を重ねる戦争犯罪人、米国では性暴力や議事堂乱入扇動など犯罪を重ねる者が、さまざまな嘘と暴言を吐きながら一応民主的な選挙で大統領に選出され、核ミサイルの発射ボタンを握り、周りをいかがわしいカルトや陰謀論者で固める。
 もう一つの核・経済大国は一党独裁で国家と党への忠誠を国民に強制し、「一国二制度」の香港で単に立法院選挙前の自主的な予備選を行っただけの民主派の人々を、「国家転覆」共謀の罪で最長10年刑務所に入れる。
 民主主義は不安定で危ういが、個人の人権、自由そして公正を担保する唯一の仕組み。この人たちを見習いたい。
《香港の高等法院(高裁)は19日、民主化運動のリーダーらに、国家転覆共謀罪で禁錮4〜10年の刑を言い渡した。リーダーらは、物議を醸してきた国家安全保障に関する裁判で、5月に有罪判決を受けていた。
「香港47人」と呼ばれるグループの活動家や議員らは、2020年9月の立法会(議会)選挙に向けて非公式の「予備選」を実施したことが国家転覆の共謀に当たるとして、香港国家安全維持法(国安法)違反に問われ、有罪とされた。
この日の量刑言い渡しでは、元大学法学部教授で、予備選を発案したとされる戴耀廷(ベニー・タイ)氏が、最も重い禁錮10年とされた。裁判官からは「革命を提唱した」と断定された。
著名活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏は、禁錮4年を超える刑が告げられた。有罪を認めたことで、量刑は3分の1に減らされた。ただし、他の何人かとは異なり、裁判官から「善良な人物とは認められなかった」ため、それ以上の減刑はなかった。
このほか、ジャーナリストから政治家に転じた何桂藍(グウィネス・ホー)氏や、元議員の毛孟靜(クローディア・モー)氏と梁国雄(レオン・クオックホン)氏らが、禁錮4〜7年の刑を言い渡された。
この裁判は香港市民の大きな関心を集めてきた。この日の量刑言い渡しの公判では、傍聴席を確保しようと何十人かが数日前から裁判所前に列を作った。
非常に厳しい国安法に関する裁判としては最大規模。グループの大半が国家転覆の共謀で有罪となり、2人が無罪となった。国安法は、2019年の爆発的な香港民主化デモからほどなく、中国が香港で導入した。
民主化デモは数カ月続き、何十万人もが香港の街頭に繰り出した。香港から中国本土への犯罪容疑者の身柄引き渡しを可能にする条例改正案を政府が出したことをきっかけに起きた抗議行動は、より広い民主化改革を求めるものに急速に拡大した。
現地情勢に詳しい人たちは、国安法と今回の裁判によって、香港の民主化運動と法の支配が著しく弱まり、中国による香港支配が強固になったとしている。
アメリカは今回の裁判を「政治的動機に基づいている」としている。オーストラリアも19日、国安法の適用に「強い異議」を表明し、自国民のゴードン・アン氏に言い渡された量刑を「深く懸念している」とした。
一方、中国と香港の政府は国安法について、社会の安定を保つのに不可欠であり、香港の自治を損なってはいないと主張。また、一連の有罪判決が、中国の国家安全保障を弱体化させようとする勢力への警告になっているとしている。
活動家側の主張は認められず
問題とされた非公式の予備選は、2019年の抗議デモが新型コロナウイルスの影響で下火となったあと、民主化運動を持続させる方法として活動家らが企画した。
その目的は、親中国政府の法案を野党が阻止する可能性を高めることだった。2020年7月に開かれ、50万人以上が投票した。
主催者側は当時、香港の憲法ともいえる「香港特別行政区基本法」の下で許されている行動だと主張した。
しかし、中国と香港の当局はこうした動きを警戒。予備選の数日前に発効した国安法に違反する可能性があると警告した。そして2021年初め、政府の「転覆」を企てたとして、活動家らを逮捕した。
裁判では最後に、この計画は憲法上の危機を引き起こしただろうという検察側の主張に、裁判官らが同意した。
人権団体や学者らの見方
米人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)の広報担当者は、この日の量刑言い渡しについて、「強権的な」国安法が制定されてからいかに急速に、「香港の市民的自由と司法の独立が低落したか」を示しているとした。また、中国と香港の政府が「香港で民主主義を推進するためのコストを大幅に引き上げた」と付け加えた。
香港大学名誉教授のジョン・P・バーンズ氏は、親中国の政府が民主派と「決着をつける」ため、この裁判を利用したのではないかと述べた。
香港都会大学のステファン・オートマン准教授(政治学)は、今回の量刑が「国安法の下での政治的異論に対する処罰の厳しさの先例を作った」と述べた。
一方、活動家らは、今回の量刑言い渡しで中国政府が完全勝利したわけではまったくないと言う。
2020年の予備選に立候補し、その後アメリカで亡命生活を送っている活動家の張崑陽(サニー・チャン)氏は、「北京の政府が民衆の心をつかんだということではない」と話した。
(英語記事 Top Hong Kong pro-democracy leaders sentenced to jail》




2024年11月17日
・ドナルド・トランプ(78)
→2017年12月11日、ドナルド・トランプ米大統領による性的加害行動の被害に遭ったと訴える女性3人がニューヨークで記者会見を開いた。
→1990年代に米ニューヨークのデパートで性被害を受けたとして、雑誌コラムニストが訴えていた民事訴訟で、同市マンハッタン連邦地裁の陪審は2023年5月9日、トランプが性的暴行をしたと認める。
→トランプが不倫の口止め料をめぐって業務記録を改ざんした罪に問われた裁判で、ニューヨーク州の裁判所の陪審員は、2024年5月30日大統領経験者としては初めてとなる有罪の評決を下す。
・司法長官に指名されたのは、かつて児童性的人身売買など疑いで司法省に捜査されたことのあるマット・ゲイツ下院議員
→2021年3月、ニューヨーク・タイムズ紙は、同議員が17歳の少女に売春させた容疑で連邦捜査を受けている、と報じる。薬物使用の疑惑や選挙資金の私的流用などの疑惑もあり、下院倫理委は2021年に調査開始。司法長官への起用方針が発表された今月13日、ゲーツは突如議員辞職。
・保健福祉長官に指名されたロバート・F・ケネディ・ジュニア
→コロナ生物兵器説からJFK謀殺説まで ケネディJr.が唱える陰謀論の数々
・国防長官には、政治経験のない保守派FOXニュースの司会者、ピート・ヘグセス
→米国防長官指名のヘグセスに2017年10月8日に発生した「性的暴行疑惑」
・イスラエル大使にも、かねてイスラエルの権利を強硬に主張し、かつて「本当はパレスチナ人などいないんだ」などと発言した、南部バプテスト福音派の牧師でもあるマイク・ハッカビー
「ユダヤ・サマリア地区に対するイスラエルの権利は証明されていると思う。ヨルダン川西岸地区などというものは存在しない。ユダヤ・サマリア地区だ。入植地も存在しない。これはコミュニティーであり、地域であり、街だ。占領などというものは存在しない」
 秘密文書持ち出し、選挙結果転覆扇動、そして性暴力犯が米国で二期目の高齢大統領となり、「バカはバカを呼ぶ」で米次期政権の要職を、児童人身売買、性犯罪、陰謀論とカルトに染まった愚者らで固めるというなんとも醜悪な米国政治の現状。
 「移民たちが犬を食べている。猫も食べている」などと、息を吐くように嘘をつき続けるこういう虚偽と汚濁に塗れた人物が、性犯罪者や陰謀論者に囲まれて、世界有数の核ミサイル発射ボタンを握っているという絶対的な脅威。世界は奈落の底に転落する一歩手前。
 地元兵庫では、パワハラ、背任、公益通報保護法違反などで二人の職員を自死させた愚劣極まる人物が、県議会全会一致の不信任決議後の選挙で再選。ここでもフェイクが民主主義を崩壊させる危機。
《アメリカのドナルド・トランプ次期大統領は来年の新政権発足に向けて、連日のように政府要職人事を発表している。そしてその中で、物議を醸す人たちの名前が、次々と挙がっている。
保健福祉長官に指名されたロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(70)は、ワクチンに懐疑的で、科学者らが誤りだと指摘する健康情報を広めてきたことで知られる。
アメリカ外交トップ、国務長官にはマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)を起用するという。同議員は上院外交委員会の委員を務めた経験があり、さまざまな国際紛争について発言してきた。「タカ派」として知られ、イランや中国について強硬姿勢をとってきた。
イスラエル大使にも、かねてイスラエルの権利を強硬に主張し、かつて「本当はパレスチナ人などいないんだ」などと発言したこともあるマイク・ハッカビー氏が指名された。
国防長官には、政治経験のない保守派FOXニュースの司会者、ピート・ヘグセス氏が指名された。同氏は扇動的な発言で知られる。
そして最も賛否が分かれる人選の一つは司法長官だ。指名されたのは、かつて児童性的人身売買など疑いで司法省に捜査されたことのあるマット・ゲイツ下院議員だった。
一方で財務長官などの重要な役職は空席のままだ。
BBCのサラ・スミス北米編集長が、トランプ次期政権の人事について報告する。》


2024年11月16日
11日イスラエル新国防相カッツは記者会見で「ヒズボラが降伏しない限り停戦はしない」と断言。戦争犯罪人ガラントよりさらに頑迷な輩。
 12日仏2はウクライナ侵略のロシア軍に多くのスリランカ人を兵士として集めていたと報道。37歳の男性は「ロシア兵として50日間ロシア軍は私たちを最前線で爆弾の標的として使っていた。私たちの背後には誰もいなかった。多くの爆弾が飛んできた。ロシアには、運転手になれると聞いていった」と証言。2~3000ドルの報酬の約束だったが、スリランカではロシアに行った息子、兄妹、夫の数百人が行方不明となり、残された家族には何も支払われていない。
 スペインTVEは、米国がイスラエルへの武器供与停止に言及してガザへの物資搬入を促して1ヶ月、支援物資搬入は全く不十分な現状を伝える。「私たちは爆撃と餓えで、ゆっくりと死にむかっている」と、7人の子供を持つ女性。イスラエルは物資搬入を妨害している、現地NGOからは「状況が劇的に悪化している」と報告があるなか、12日バイデンはイスラエルのヘルツォーク大統領とホワイトハウスで会談したが、ガザへの支援については一切触れなかった、と記者。ポーズだけで、ジェノサイドに加担し晩節を汚している。スペインのサンチェス首相は、バクーのCOP29で、バレンシアの水害を踏まえて「気候変動に脆い国の一つとして、共に行動するよう求める。科学を否定することをやめ、7年前人類への約束として調印したパリ協定を守り、市民、経済そして地球を救おう」と演説。
 アルジャジーラはこの日、イスラエル軍のレバノン地上戦が、ヒズボラのロケットシステムの排除とイスラエルの優位を保つための第二段階に入ったとしたことを伝える。レバノンでは中部バールシュナでイスラエル軍機の空爆により民家が倒壊し、少なくとも一家5人が死亡、瓦礫の下に人が取り残されてその救出に取り組んいる現場を記者が取材。
 英BBCも、米国が支援物資搬入と市民の犠牲の緩和を求めて1ヶ月がたったこの日、国連が搬入は極めて不十分でガザではこの一月で1000人以上が死亡し、その大半は一般市民だとする中、米国がイスラエルは米国の法に違反していないと、軍事支援を継続したことを、米国が提供する爆弾で徹底的に破壊されたガザの姿と共に報道。袋に入れられた叔母の遺体を見る、従兄弟と姉妹も亡くなった5歳の子。わずかな食糧に押し寄せる人の波。搬入トラックは1日わずか40台。「支援物資は足りず、人々は飢えている。米国の要求は全く満たされていない」と現地UNRWAスタッフ。米国はイスラエルの戦争犯罪の加担者でしかない。
 米国務省報道官は会見で「更なる変化を期待する。我々の介入がなければ変化はなかったかもしれない」とまるで他人事。ジェノサイドを止める最も有効な方法は、米国がイスラエル軍事支援を即時停止することだ。この日もイスラエルの攻撃は続き、イスラエルが人道地域と指定した場所で、子どもふたりを含む少なくとも14人が死亡。アルジャジーラも、国連やNGOがガザへの支援物資搬入がイスラエルによって妨害され、北部では全く支援がないと指摘する中、ホワイトハウスの報道官は「イスラエルにガザ地区の人道状況を改善するよう求め、この30日間で一定の改善が見られた。まだ状況は劣悪だが、今後も更なる措置を求めていく」と、イスラエルによるガザ北部の封鎖によるジェノサイド、国連飢饉検討委が指摘する差し迫った飢餓の脅威など全く意に関せずのパラレルワールド。
 13日スペイン南部アンダルシア州マラガなどで再び豪雨による洪水。1週間前の洪水で行方不明となった5歳と3歳の兄弟がこの日見つかったと、BBC。バレンシアもマラガも、かつて一度旅した美しい街なのだが。TVEはアンダルシアの洪水とともに、先日スモトリッチの暴言「ガザと西岸をイスラエル領にする」に対する西岸の人々の反応を取材。ガザに住む娘ふたりを爆撃で亡くした男性と息子ふたりを亡くした女性は「怒りと反感、絶望の気持ち。計画はもう始まっている。私たちはイスラエルの管理と暴力に囲まれている」「曽祖父の代からずっとここに住んでおり、ここで死ぬつもりです」と語る。
 14日人権NGOヒューマンライツウォッチは、イスラエルがガザで人道に対する犯罪、民族浄化を行なっているとの報告書を公表、国連特別委員会もイスラエルの行為は「ジェノサイド(集団殺害)の特徴に合致する」との報告書を公表した。さらにガザは居住不可能の状態となっており、戦闘が終われば市民を安全に帰還させるというイスラエルの義務に反していると指摘。
https://www.bbc.com/japanese/articles/ced9wvxg7vno
https://www.cnn.co.jp/world/35226202.html
 アルジャジーラは、13日レバノン南部の村でゴラニ旅団の兵士7人が戦闘で死亡したことへの、イスラエル軍報道官ハガリの「戦争には大きな代償が伴うが、現場での我々の活動は将来の安全を確保するために重要」との会見を伝える。外交と対話ではなく暴力で相手と対峙し、ネタニヤフと同じく自らは決して「現場」に行かないものが、かつてのこの国の「大本営」と同じく、自国兵士の命すら「大きな代償」で済まそうとする愚劣さ。
 米ブラウン大が米国の2024年までの対外軍事・経済支援額を算出した10月の報告書では、イスラエルへの支援(2300億ドル)が、ウクライナ(700億ドル)の3倍を超えていることが明らかになった。米国はイスラエルの戦争犯罪の加担者。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1109E0R11C24A0000000/
 15日独ZDFは、トランプがガザや西岸での入植地拡大を支持する福音派の牧師でもあるマイク・ハッカビーを駐イスラエル大使に選んだことで、スモトリッチらイスラエル強硬派は西岸併合を実現するチャンスとみなしているとし、西岸で入植者に自動小銃で脅迫され自らの耕作地を奪われたパレスチナ人を取材し報道。「彼らは私たちをここから追い出そうとし、耕すこと、自分の土地に行くことを禁じている」トランプの前回大統領時にイスラエルはこの入植地を大幅に拡大。紛争はさらにエスカレートしかねない、と。ドイツ政府そしてメディアも、イスラエル批判を「反ユダヤ主義」とみなす短絡から、脱却すべき時。





    


2024年11月12
7日夜アムステルダムでサッカーヨーロッパリーグのオランダ・イスラエル戦でイスラエルサポーターらが反アラブを大声で叫び、建物に掲げられていたパレスチナ旗を引き裂いたことも要因の一つで、パレスチナ支持派がイスラエルサポーターらに暴行し、市長と国王らは「反ユダヤ」と批判。次の試合会場予定のパリではイスラエルの大会参加に抗議して仏サッカー連盟事務所を占拠し、会場使用に反対する活動も。パレスチナ、レバノンでジェノサイドを行い続けるイスラエルを五輪に続きサッカー大会でも参加させるのは、不適切だろう。
 アルジャジーラは8日国連レバノン暫定軍UNIFILが、イスラエル軍がUNIFILの国境沿いの拠点でフェンスやコンクリートの構造物を破壊し、国連が設置している国境確定のマーカーをイスラエルが意図的に撤去していると非難する声明を出したと報道。イスラエルに、国際法や国連を尊重する気は全くない。
 10日イスラエルはレバノンとガザを攻撃し、ガザではジャバリアで30人、北部全体でおよそ50人が死亡とスペインTVE。イスラエルによる死者は43600人を超え、北部には救急車もなく普通車で遺体が運ばれている。レバノンでも複数の場所が攻撃されてこの日だけでも50人以上が死亡、女性や子供が犠牲になっている、と。イスラエルはこの日レバノンでの携帯型通信機の爆破を命じたのはネタニヤフだと認める。
「通信機器を使った作戦と、ヒズボラの最高指導者だったナスララ師の殺害については、国防当局の幹部らから反対があったが実行した」ネタニヤフ
https://www3.nhk.or.jp/.../20241111/k10014634951000.html
 民生用機器を武器とするのは、国際法に違反している。
「機器を所持する人や所在地を把握せず、何千人をも一斉に標的とすることは国際人権法に違反する」ターク国連人権高等弁務官
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024092100212&g=int
 ネタニヤフは大統領選に勝利したトランプとこの週に3回電話。犯罪者同士、類は友を呼ぶということ。ハマスの越境攻撃とイスラエルのガザ攻撃からやがて400日。
 アルジャジーラは、レバノン山岳地帯の町アルマートへのイスラエル軍機の攻撃で、避難民が暮らす住宅が破壊され20人が死亡、まだ多くの遺体が瓦礫に埋まる現場を取材。米ABCもこの空爆で子供7人を含む23人が死亡と。
 ガザでもこの日の夜明けからイスラエルの攻撃で北部ジャバリアで子ども13人を含む25人など計49人が死亡する中、ネタニヤフはトランプとの3回の電話を自慢。アメリカはイスラエルの要求を受けてドーハからハマスの追放をカタールに要求とも。ひたすらイスラエル寄りを続けるバイデン政権。
https://www3.nhk.or.jp/.../20241110/k10014634031000.html
 11日スペインTVEは、イスラエル財務相の極右スモトリッチの「イスラエルはパレスチナ人からガザとヨルダン川西岸を奪い取るべき。トランプが応援してくれる」との発言を報じる。この輩も自らは前線に立つことはない戦争犯罪人。この日もレバノンでは50人が死亡、ガザでは難民キャンプが空爆され、ジャーナリストも亡くなった。イスラエル軍は意図的にジャーナリストを狙っているとTVE。「常に危険を感じている。パレスチナ人ジャーナリストはイスラエル軍の格好の標的。戦闘開始以来167人が犠牲になり、報道機関本部は全て破壊された。我々の存在なしに世界は現状を知ることはできないので、仕事を続けている。ICCにイスラエルの攻撃の実態の調査と歯止めをかけることを求める。いつこの戦争は終わるのか」とジャーナリスト組合長。
 米PBSは国連機関飢饉検討委員会による、ガザ北部には餓えと栄養不良、異常に高い死亡率が急速に増加し、今または近い将来飢餓の状態になるとの警告を報道。最近北部の手前ガザ市を訪問したノルウェーの難民評議会事務局長は取材に、「ガザ市は第二次大戦後のスターリングラードのよう。状況がひどく、人間性が踏み躙られている。イスラエルはこの地域に米国から受け取った爆弾で激しい空爆を行っている。このような行為は文明とすべての法の原則に反するもので、将来イスラエルと米国に重くのしかかるだろう。北部は包囲され、かつてシリアのアサド政権が包囲した地域にしたことと同じことをイスラエルは行なっている。イスラエルが世界の独立したジャーナリストをガザに入れないのは、目撃者を入れたくないから。絨毯爆撃で家を失い、水もなく衛生状態も劣悪で、この冬は多くの人が命を落とすだろう」と。まさにジェノサイド。



2024年11月11日



2024年11月10
日記がわりに。 
 6日久しぶりに六甲台から高台を御影の深田池まで歩く。ゆっくり変わる雲と街並みの眺めが心地よい。御影クラッセで食材て買って帰宅。
 8日一月ぶりにすずらんの湯。8月はお盆でバス運休、9月はバスの故障で乗れず、10月は神姫バスの路線が廃止。今回はかつてと同じく北鈴蘭台から紅葉の始まりの下を歩いて訪ねる。なんとも露天が快適。
 昨日はすごもり、夜初めてストーブをつける。今日は9時から自治会の道路清掃で11時前まで。六甲登山口からバスで新神戸まで行って北野異人館街を歩く。北野美術館とカフェがようやく再オープンしていたが、食事はなさそう。先月はドリンクのみだったテラスのある店でランチ。海外客含めそれなりの賑わい。人の通らない小道を下り、三宮で食材い、六甲から超込みのバスで六甲祭中の神大正門前まで。先日からの鼻水と少しのだるさで3時前には帰宅。


2024年11月 8日
30日スペインのバレンシア州で50年来最大の豪雨による洪水。道路が壊れた車と流木、行方不明者で埋まり、高齢者施設も床上まで浸水。これは気候変動によるもので、人類に戦争などやっている暇はない。
 アルジャジーラはこの日レバノン南部でこの24時間でイスラエルの将校と兵士10人が死亡とイスラエル軍が発表、さらにイスラエル軍機がレバノン南部の複数の集落を続けて攻撃したと伝える。映像には町ごと破壊される状況が写り続ける。米国は特使がイスラエル、レバノン双方の住民が自宅に戻れるよう、安保理決議1701号に基づく停戦案を模索中と称するが、これは住民が戻っても住み続けることを出来なくするというイスラエルの国際法を蹂躙する行為。
 11月1日報道1930は、米国のイスラエル軍事支援がこの1年で過去最高179億ドルを超え、米国が供与した2000ポンド爆弾14100発、バンカーバスター100発、精密誘導爆弾1000発の多くがガザに投下されて民間人の甚大な被害につながっているが、支援内容を報告もしないと報道。米国はイスラエルのジェノサイドの加担者。アルジャジーラは30日イスラエルによるレバノン東部バールベックの空爆で住民8人が死亡し行方不明者の捜索が続く現地を取材。破壊された建物は住宅で死者に女性と子供が含まれ、玩具などが散乱している。
 バレンシアではボランティアが箒を携えて被災地に入り、泥土と瓦礫の片付けを始めるが、死者が少なくとも205人でヨーロッパ最大、さらに行方不明者の捜索も続く。「水が首まで来て、店も家も全てを失った」と住民。BBCはさらに酷い瓦礫と化し、たくさんの子どもが亡くなったガザの北部ジャバリアでイスラエル軍に拘束された男性たちの写真中に幼い女の子が混じっていた、その子を現地スタッフが探して取材。従兄弟の7歳の男の子はイスラエルのドローンで亡くなったと父親。ガザは時が止まり子どもたちの苦悩は増えるばかりと解説者。別れ際に手を振る子。仏2はバレンシアの惨状を伝える。
 4日イスラエルはパレスチナで支援活動を行ってきたUNRWAとの協定を1週前の国会決議で正式に破棄。ガザの保健当局は、イスラエルの攻撃が続くガザ北部ではもはや救急対応ができなくなったと発表。「北部には救急車も救急隊員もなく、大勢の負傷者は道路で血を流したまま標的になっている」他方レバノン保健当局は、この13ヶ月で3000人以上がイスラエルにより殺害されたと発表。アルジャジーラはイスラエルの攻撃が続くレバノンで、避難所とされ授業ができなくなった学校の一部で、4日ひと月遅れで新学期が始まったと報道。他の学校は避難所のままで学校の再開はない。
 5日米大統領戦の日、戦争犯罪人ネタニヤフは同じ戦争犯罪人の国防相ガラントを解任。同日ガザではイスラエルの攻撃で61人が死亡、そのうち46人は北部とアルジャジーラ。BBCはイスラエルが軍事施設だけを攻撃しているとするレバノンで爆撃を恐れ、避難所は満員で人々は自宅ではなく路上で寝起き。多くの女性、子どもが殺害され怪我をしていると、二人の記者が倒壊した瓦礫の下から男の子を救出するなど仕事を続けるベカー高原の救急隊を取材。一度に63人が死亡したイスラエル軍の空爆で頭骸骨を骨折した2歳の子。「亡くなったのはほとんどは女性と子どもたち。空爆のあと息子がいないと声がしたが、誰かが息子を抱き抱えているのが見えた。今隣にいてくれて、神に感謝します」と母親。両親が死亡し、全身傷だらけで一人助かった3歳の子。まさにイスラエルによる戦争犯罪。
 トランプの選出に関してアルジャジーラは、イスラエル公共放送の世論調査で91%がイスラエルのためになると答え、人質の家族はトランプにバイデンとともに人質解放に取り組むよう呼びかけたが、イスラエル、米国高官らの「バイデンは残りの2ヶ月で停戦というレガシーを残そうとする」「ネタニヤフはバイデンが業績を残すのを許さない」「ネタニヤフはトランプ就任早々に停戦しトランプに外交的勝利を与える」などの憶測を伝える。ジェノサイドを実行し加担するイスラエル・米国どちらにも、その戦争犯罪とガザの人道危機を止める意図など、さらさらないということ。まさに「バカの壁」。
 7日もイスラエルはガザ北部を空爆し、北部ジャバリア難民キャンプで住宅が空爆され25人、シャティ難民キャンプではUNRWA運営の学校が空爆され12人など市民46人が死亡。救助隊がおらず、瓦礫の下の捜索は現地の人が行なっているとアルジャジーラ。米PBSはウクライナがロシア軍に北朝鮮兵11000人が配備されたと公表したと伝える。プーチンは捨て駒のように扱うだけ。




2024年11月 4日
日記がわりに。
 30日有馬に出て堂加亭でお昼のあと若干紅葉もある小道を経て康貴で久しぶりに日帰りの金泉と銀泉に浸かる。
 11月となり土曜は台風の影響で雨模様のなかil ventoでシンプルなポテトが美味しいビアンカ。雨のバス利用で六甲道に行き、灘温泉の屋根つきの露天に浸かると凄まじい雨。出る頃には小降りになり、スーパーで食材買って帰宅。
 昨日は快晴、西宮北口のゆいたばテラスでソーキそばを食べ、ガーデンズのスーパーで地元野菜など買い、久しぶりに広田神社まで歩く。七五三の家族連れもいて静か。帰路甲山が見える貯水池を経て苦楽園駅を目指したが、結局夙川まで歩いて帰宅。
 この不思議な人口池、いまGoogleマップで見てみるとニテコ池という名でなんと野坂原作アニメ「火垂るの墓」の幼い兄妹が蛍と遊ぶ光景はこの池だったと、近くに火垂るの墓誕生の地記念碑もあると初めて知る。なんとも我ながら迂闊。もう一度行かねば。
https://www.hyogo-tourism.jp/spot/result/216
 今日は午後アシスト車で王子公園横を下りなぎさの湯。露天から入江や流れる雲の眺めが心地よい。帰りは海沿いから都賀川横のスーパーに寄り、食材買って帰宅。ようやく秋らしくなった。




                                                                                                                                                                 
  
     





























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