Fukupulio's Page Blog 2018年6月 |
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神 戸・お店 六 甲山とその周辺 時 事 集団的自衛権考 砂川事件判決 国旗・国歌訴訟 ギ ルガメッシュ叙事詩考 |
2018年 6月30日 「教室が炎で赤く染まり、必死で自宅まで走った。地獄のようだった」 「状況は何も変わっていない。いつかまた最悪の事故が起こるのでは。ちゃんと話さなければ」 「奇跡的に助かった私には生かされている意識がずっとある。生きているうちに話すことが自分の責任だと思った」当時2年生の那覇市の仲間司さん(66) 今回児童の怪我を米軍が撮影した写真が発掘された1959年6月30日の沖縄うるま市の小学校への米軍ジェット機墜落事故。17人の児童と住民が死亡、200人以上が負傷した。 この頭部を20針ほども縫う小学生の痛ましい手術跡の写真がわたしたちに突きつける課題にどう答えるのか。在日米軍基地の74%が集中し米軍オスプレイやF15戦闘機の墜落や炎上が今も繰り返される沖縄。 11日墜落したF15に関して実際にはしていない飛行停止の申し入れをしたと参院で25日平然と虚偽答弁する安倍首相。F15は二日後には飛行を再開。 http://mainichi.jp/articles/20180627/ddm/005/040/116000c このままではいつうるま市と同じような墜落事故が起きてもおかしくはない。嘘を重ねるモリカケ問題だけではなく、この国に暮らす人々の安全のためにもこういう政権は即退陣させるべきだろう。 |
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2018年 6月30日 「これがあなたを追い詰めた日本の姿だよ」広告大手・電通の新入社員で過労自殺した高橋まつりさん(当時24)の母幸美さん 「よもや過労死防止に逆行するような法律の成立を目の当たりにするとは思わなかった。悔しくてたまらない」「全国過労死を考える家族の会」 寺西笑子代表 「企業が悪用し、働き手を使い捨てにすることも大いにあり得る」大手企業でコンサルタントとして働く30代の男性 「働き方が楽になるとは思えない。クタクタになるまで働かせないような手立てを一刻も早く作って欲しかった」つくばみらい市の男性運転手(35) 労災認定者だけでも年間200人の過労死があるこの国で https://www.jtuc-rengo.or.jp/digestnews/monthly/3440 これまで無制限の超過労働に月100時間を超えると罰則を設けるという「改革」は、毎月80時間ほどの過労死ラインの超過勤務を常態化させ過労死を減らさない。月の上限すらないトラック運送では過労運転事故により運転手本人だけでなく巻き添え事故による被害を拡大させる。 未だに100年前のILO1号条約すら批准せず過労死や健康被害を生み続ける日本や米国の長時間・劣悪な労働条件は、1日8時間の規定を守り高い生産性 と余暇のある暮らしを実現している他の批准国にとっても障害となる。長時間労働への依存は低い労働生産性と賃金の温床ともなっている。労働時間規制を無く して生産性向上などと唱えるのは貧困な発想の経営者が抱く幻想に過ぎない。 |
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2018年 6月29日 「むなしい。これからも未和のように過労死する人が出てきてしまう」NHK記者の佐戸未和さん(当時31)を過労死で亡くした母恵美子さん 「数の力だけで命を奪う法律を通していいのか。こんな法律を私は許しません。労働者が健康で希望を持って働き続けられる社会を守っていきましょう」小児科医だった夫を過労自殺で亡くした「東京過労死を考える家族の会」の中原のり子代表 「世界の永続する平和は、社会正義を基礎としてのみ確立することができる」「いずれかの国が人道的な労働条件を採用しないことは、自国における労働条件の 改善を希望する他の国の障害となる」(国際労働機関憲章・1952年)との理念から労働条件の国際的向上を目指すILO条約189のうち日本が批准するの は49条約のみで特に1号条約(1919年・1日8時間、週48時間を定める)など労働時間規制の18条約は一つも批准していない。 https://www1.doshisha.ac.jp/~karai/intlaw/docs/ilo.htm http://www.ilo.org/tokyo/standards/list-of-conventions/lang--ja/index.htm ILO1号条約(そして週40時間労働制を定める1935年の47号条約)は特定の週で48(40)時間を超えても3週の平均が48(40)時間を超え ることを許容しない。1号条約は米国と日本を除き北欧と英仏伊など欧州の主要国とカナダ、ニュージーランドなど52カ国が批准している。 日本の労働基準法(1947年)は一応1日8時間、週40時間と所定労働時間を定めるが、36条による労使の協定により坑内労働などを除き無制限に超過労働を命じることができ、さらには残業代すら払われない違法残業を常態化させて健康被害と過労死の温床となっている。 日本は母性保護と母性を理由とした差別の禁止を規定し、あらゆる形態の被用者に適応される最低14週間の出産休暇と母子の健康保護に関する規定をさだめたILO第183号母性保護条約(2000年)も批准していない。 日本はまた雇用と職業の面でいかなる差別待遇もしてはならないことを規定する第111号条約( 雇用及び職業についての差別待遇に関する条約・1958年)も、「自国の領土内にある他のすべての批准国の国民、難民及び無国籍者に対し」社会保障の均等 待遇を定める第118号条約(社会保障における内国民及び非内国民の均等待遇に関する条約・1962年)も、パートタイム労働者の労働条件をフルタイム労 働者と同等とする第175号条約(パートタイム労働条約・1994年)も批准していない。 現行の労働時間規制すら一部の労働者に適応させないとする「高プロ」法は「残業させ放題」「過労死させ放題」の法案でしかない。政府は「働き方改革」 「少子化対策」などと言うならまずこれらのILO条約を批准して労働時間規制と均等待遇を推進させ国内法と労働環境を国際基準に近づける努力こそすべきだ ろう。 |
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2018年 6月27日 「うちの妻が名誉校長になっていることは承知をしておりますし、妻からこの森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いております。いわば私の考え方に非常に共鳴している方」2017年2月17日衆院予算委員会 「こういう詐欺を働く人物の作った学校でですね、妻が名誉校長を引き受けたことはやっぱり問題があった。こういう人だからだまされてしまったんだろう」2017年10月11日報道ステーション 「コメントする立場にない」「(「加計氏はウソをついているのではないか」との指摘に)会見は独特の雰囲気があり、不慣れな人にとっては一問一答でたたみかけられると、時には質問の趣旨を取り違えて答えてしまうこともありうるんだろう」2018年6月25日参院予算委員会 籠池氏は2017年10月森友学園が受給していた木造建築に対する国土交通省の「サスティナブル建築物先導事業に対する補助金」の不正受給および同幼稚 園が大阪府から受給していた要支援園児数に応じた「特別支援教育費補助金」等の不正受給について詐欺罪で大阪地検により起訴された。 通常起訴されることのないこうした補助金の不正受給に関して、森友学園に関しては補助金適正化法違反で告発受理した事件をそれより罰則が重い詐欺罪で起 訴すること、そして検事総長に対する指揮権を有する法務大臣を監督する首相が公判前の被告を詐欺師呼ばわりすることががいかに理不尽なものであるかは、元 検事の郷原信郎弁護士の次の記事が詳細に論じている。 https://www.huffingtonpost.jp/n…/morikake-saying_a_23241903/ 加計学園は2015年2月25日に首相が加計氏と面会し「そういう獣医大学の考えはいいね」と語ったと今治市と愛媛県に報告し、柳瀬首相秘書官と官邸で面会して獣医学部新設と今治市と愛媛県から計93億円の補助金拠出を実現した。 この面会が加計学園の渡辺事務局長による嘘だとすれば、これも加計学園による補助金受給に関わる重大な詐欺事件ではないのか。 一方では「私の考え方に非常に共鳴している方」と賞賛していた人物をわずか半年後には判決確定はおろか公判開始前に首相自ら詐欺師呼ばわりして10ヶ月 も拘置所に拘留し続け、かつその学園の「熱意は素晴らしい」と小学校の名誉校長となり国有地売却にも関与した不見識極まりない妻を「騙された」と庇い、他 方では自らとの友人関係を利用する「腹心の友」の経営する学園の不正疑惑は一切不問にして庇いだてする。ギャンブル依存の成長政策も過労死放任の労働政策 も、この腐り切った政権を退陣させなければこの国にまともな政治はない。 |
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2018年 6月27日 「ごみの量の認定はずさんだった。それが学園に利益を与えることになるとの認識があれば、罪は成立する」阪口弁護士ら申立人グループ 「昭恵氏らの記述を削除し、土地取引が特例的でないと見せかけようとした。文書の本質的かつ大きな変更だ」東京の市民団体など 「(国有地売却問題が明るみに出た昨年2月以降に国会で記録の提出が求められていた)その時点で廃棄されるべき文書ではなくなった」神戸学院大 上脇博之教授 森友問題で財務省職員ら38人すべてを「不適正との認定は困難」などとして不起訴とした山本真千子大阪地検特捜部長は内閣人事局のご褒美で6月25日付で函館地検検事正に転出している。 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/232040 学校用地の地中ごみ撤去費8億円超値引きの根拠であるごみ量認定の杜撰、国会審議のために提出した決済文書300箇所3000ページの改ざん、国会が提 出を求めていた交渉記録900ページの破棄はいずれも重大な背任、虚偽有印公文書作成、公用文書等毀棄に該当し、再発を防ぐためにも裁判所における公正な 審理が必要なものだ。 国有地とゴミに関する瑕疵担保責任免除の特約は、そのゴミの上に予定通り小学校を建設する前提で契約したものでありこれも違法性を免れない。 行政が首相とそれに近しいものを優遇して不正を犯し、国会での質疑を虚偽答弁と公文書改ざん・破棄で妨害しても内閣の統制下にある検察がそれらの不正を不問にする国にまともな未来はない。 |
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2018年 6月26日 先週の地震、こちらは震度4とのことでそれなりに揺れたが家の中では帽子が一つ落ちたくらい。駐車場天井のツバメの巣が心配で見に行ったが無事だった。しかし今日巣は空に。子ツバメたちは巣立ったのか。 1991年のイタリア珍道中の4~6をHPにあげる。ナポリからソレント、ポジターノ、カプリ島へ。 http://fukupulio.org/italy/POSITANO/1991italy4.html http://fukupulio.org/italy/POSITANO/1991italy5.html http://fukupulio.org/italy/CAPRI/1991italy6.html |
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2018年 6月25日 寝不足で猛暑日予報だがこれから天気は下り坂、先月予定変更した摩耶山から布引へのハイクをしようと家を出る。 六甲台の関電の変電所の塀が危険そう。摩耶ケーブル下駅手前の桜もなぜか一部伐採中。強い日差しとアスファルトの照り返しでもうバテた。途中駅までケーブルに乗り、少し上の公園で昼の弁当を食べ、焼失した旧天上寺の仁王門から急な参道の階段をのぼる。 ひらけた広場になっている旧寺跡には仏陀の母摩耶夫人の名の付いたお堂も跡だけ残っている。その上の掬星台からの眺望は梅雨時らしく霞んでいる。紫陽花を見て天狗道に入りアップダウンを繰り返して90分で布引ハーブ園に着いた。流石に疲れた。 ハーブ園からの眺めは霞もなく良好。日陰でまだみずみずしい紫陽花の花壇などを歩いて道を下り、布引の滝に寄ると天然の涼気が心地よい。新神戸駅に下ると4時半、バスで六甲まで戻り食材買って帰宅。 |
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2018年 6月24日 「デモの出発地としての使用」は「本来の使用目的ではない」とはとんでもない戯言。 1995年11月、市谷商業など定時制三校の統廃合に反対して三日間教職員有志のハンスト座り込みをしたのが都庁目の前の新宿中央公園。 そのときの都教育庁勤労課長比留間(のちの教育長)が公園を管轄する新宿区に「座り込みをなんとかしろ」と電話でクレームをかけ、新宿区の公園課の人が夜テントに訪ねて来た。 しかしその職員は「私たちもホームレスを新宿駅と都庁につながる道路から追い出せなどという都の姿勢に疑問を持っています。夜は寒いから気をつけて」とむしろ励まして帰っていった。 新宿区長も憲法や基本的人権への理解が欠けたネトウヨ並みの器量に成り下がったということか。情けない。 |
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2018年 6月24日 〈七十三年前、 私の愛する島が、死の島と化したあの日。 小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。 優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた。 青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。 草の匂いは死臭で濁り、 光り輝いていた海の水面は、 戦艦で埋め尽くされた。 火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、 燃えつくされた民家、火薬の匂い。 着弾に揺れる大地。血に染まった海。 魑魅魍魎の如く、姿を変えた人々。 阿鼻叫喚の壮絶な戦の記憶。 みんな、生きていたのだ。 私と何も変わらない、 懸命に生きる命だったのだ。 摩文仁の丘。眼下に広がる穏やかな海。 悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。 私は手を強く握り、誓う。 奪われた命に想いを馳せて、 心から、誓う。 私が生きている限り、 こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。 もう二度と過去を未来にしないこと。 全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。 生きる事、命を大切にできることを、 誰からも侵されない世界を創ること。 平和を創造する努力を、厭わないことを。〉 沖縄の14歳の中学3年生の紡ぎ出す言葉が、この国で数ヶ月聞かされつづけた社会的地位を持つ大人たちの虚偽と愚かさにに満ちたさまざまな言葉より、そ してこの数年この国で語られ聞かされた大人たちのどんな言葉より人間性の本質と普遍的な価値と魂を揺さぶる深い感情を湛えている。わたしが唯一思い起こせ るのは米国で厳格な銃規制を求めるフロリダの高校生たちの心からのスピーチ。中高生が軽々といや重く深い気持ちと誠実さで大人たちを遥かに超えている。 「私は、生きている」「私は今、生きている」「私はこの瞬間を、生きている」「みんな、生きていたのだ」「私が生きている限り、」「今を一緒に、生きて いるのだ」「私は今を、生きている」ーーーそして「私は今を、生きていく」と結ばれる相良さんの23日沖縄慰霊の日の「平和の詩」。その沖縄の大地と海と 歴史と人々が紡ぎ出したような数々の言葉。その受け手であるわたしたち一人ひとりがどう生きているのか、生きていくのかこそが重く問われている。 |
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2018年 6月21日 〈「永遠平和のために」で「善きもてなし」を受ける権利を平和の条件のひとつとして論じている。 「外国人が他国の土地に足を踏みいれたというだけの理由で、その国の人から敵として扱われない権利を指す」(中山元訳) ーーー 「おもてなし」が、経済成長をもたらしてくれそうな人たちだけに向ける姿勢を指すのだとしたら、それはとても底の浅い言葉に聞こえる〉 18世紀に軍備の全廃、国際平和機構設立、世界市民的秩序を提唱したエマヌエル・カント。「善きもてなし」は観光振興やカジノとは似ても似つかない。 |
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2018年 6月20日 「かわいくて礼儀正しくて。いつもにこにこしていた。ほんとにつらくて、悲しい」亡くなった小学校4年の三宅璃奈(りな)さんの知り合いの女性 18日早朝の大阪北部地震で5人の方が亡くなった。とりわけ通学中に小学校のブロック塀が崩れて亡くなった小学生の死は自然災害ではなく大人による人災。 建築基準法に違反する高さ3.5メートル、長さ40メートル80トンのブロック塀を学校の教職員も設置者もその危険性に気づくことなく小学生が登下校す る緑のラインの通学路の横に長年置き続けていた。私自身も今回の地震までブロック塀の危険性に十分な認識があったとは言えず、人ごとではない。 南海トラフも首都直下地震もいつ起きてもおかしくはない。様々な面で見落とされた課題がまだ多くあるのではないか、今回の地震と失われた命は地震列島であるこの国の学校と社会が抱える自然災害対策上の大きな問題を強く提示している。 |
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2018年 6月19日 「記録を調べたところ、3年前だったので、記憶にも記録にもなかった」 「我々は何十年来の友達。仕事のことは話すのはもうやめようというスタンスでやっている。リラックスするためにお会いしてますから。政治の話は色々聞いたことはあるが、こちらの話は興味はないと思う」 すでにツィッターなどで指摘されているが、大阪北部地震の翌日大阪や在京の記者が来れないように突然会見の1時間半前に通知して岡山で加計理事長がはじめて行った記者会見はわずか30分。 「その場の雰囲気で」嘘をついたと愛媛県庁を訪れてヘラヘラ笑いながら説明した加計学園事務局長も愛媛県知事が出張中。 どちらもやることが学校法人とは思えないあまりの姑息さだ。 冒頭の発言は、日本語としても破綻している。記録を調べてわかるのは記録についてだけで記憶は別。「仕事のことは話すのはもうやめようというスタンスで やっている」も、以前は仕事の話もしていたということ。「政治の話は色々聞いた」は、国家戦略特区創設がまさに「政治の話」で否定になっていない。 もし本当に理事長と首相の面会が嘘なら、『事を前に進めるために』虚偽説明をして自治体に働きかけた責任は減給10%6ヵ月と同12ヵ月返納で済ませら れるはずはない。事務局長の独断なら免職すべきで、理事長の指示なら同様に辞職し、いずれの場合も補助金93億円を返納すべきだろう。 |
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2018年 6月18日 〈大阪府民にすら名前と場所を覚えてもらっていない人工島で、今、なにが起きようとしているのか。〜〜〜 (IR実施法案が)成立すれば、国はカジノの設置場所3カ所を選ぶことになるが、その最有力候補地と噂されているのが、大阪市此花(このはな)区にある埋立島「夢洲(ゆめしま)」だ。 大阪府は2010年から誘致活動を展開し、すでに複数の海外カジノ大手グループが1兆円規模の投資に意欲を示している。カジノを核にホテルや会議場などが整備される。 また、夢洲は、府が誘致している2025年の国際万国博覧会(大阪万博)の予定地でもある。想定入場者数2800万人で、今年11月で開催国は決まる。 大阪府知事と大阪市長は「大阪の魅力向上と新たな経済戦略のため、IRと万博を誘致して国際エンターテインメント都市を実現する」と意気軒昂だ。 〜〜〜現状は、島の東側にコンテナターミナルが完成しただけで、商業施設はコンビニが1軒のみ。住民はいない。〉 1988年からの咲洲、舞洲、夢洲の埋立地3カ所に昼間人口20万人の新都心を整備する大阪湾の埋め立て人工島計画は負債だらけで破綻、一発大逆転の 「2008年大阪オリンピック」誘致も無残に落選し今度はIR誘致と「大阪万博」に賭ける、まるでそれ自体が博打のような維新による大阪府・市行政につい ての16日の東洋経済オンライン記事。 IRの年間集客数1500万人という机上の数字のために3つの鉄道案があるとか。 @ 地下鉄中央線延伸案鉄道部分だけですでに444億円、残る事業費は540億円。A 京阪中之島線延伸案事業費は3500億円。B JR桜島線延伸案事業費は1700億円。そして東京ビッグサイトより大きい見本市や国際会議場建設費用は4300億円。 しかしNHKの2018年4月の府民アンケートでは、「大阪万博」誘致への賛成は45.7%、「カジノを含むIR・統合型リゾート施設」誘致への賛成は わずか17.0%。府民は冷静だが行政と経済界だけが前のめり。年間集客数1500万人という目論見が外れて破綻したら誰が責任を負うのか。 最も大きな問題は、南海トラフというマグニチュード9クラスの巨大地震と津波が今後30年間で70%の確率で起こり、大阪でも震度6強の揺れが1分間は続き大阪湾一帯を数メートルの津波が襲うことだ。 数メートルの津波でも水都大阪の半分は水没し2013年の大阪府の推計では府内の死者を最大133,891人(内、津波で132,967人)としてい る。他方で液状化や揺れ、地震火災等による建物全壊を179,153棟としながら倒壊による死者735人、地震火災による死者を176人とするなどあまり にも軽い想定をしているが、この地震と津波で湾岸地域と人工島を含めて大阪は甚大な被害を被るだろう。その時IRや人工島への鉄道網はいったい何の役に立 つのか。 http://www.pref.osaka.lg.jp/…/…/higaisoutei%20raihurainn.pdf 今日のマグニチュード6クラスの直下型地震でも大阪府内で登校中の小学校生徒や見守りの市民がブロック塀の倒壊で亡くなった。吹田市の国立循環器病研究 センターでは非常用電源が水没し救援要請。南海トラフ地震ではどれだけの被害が生じるのか。すべてのブロック塀の撤去と古い木造家屋の耐震化やスプリンク ラー設置と病院等の非常用電源整備など大阪府・市そして政府はIRや万博誘致などより府民・国民の命に直結した地震・津波対策にこそ心血を注ぐべきだ。大 阪府・市のやり方は薬物やアルコール中毒、ギャンブル依存症にはまり込んでそこから抜け出すことをせず自身と家族を破滅させる依存症の典型ではないか。 |
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2018年 6月17日 日記がわり2。 一度カラスに襲われた駐車場のツバメの巣が二つのうちもう一つで先週から復活。今度は無事に育ってほしい。 梅雨の晴れ間の昨日3週ぶりに武庫川と淀川を超えて梅田に出てほぼ1年ぶりにバストーニュでジェノベーゼピザを食べる。チーズと蜂蜜とバジルソースの絡みが美味。西崎町を巡り蔦のカフェで一休みしてバケットなど買って帰宅。 今日しばらく休んでいた六甲道のロシア(ウクライナ)料理Cavianが先週から新しいウクライナ人シェフで再開したのを訪ねる。ボルシチや赤いサラダが健康に良さそうだ。 JRで神戸駅に出てハーバーランドの木陰のテラスでコーヒーのあとアンパンマン館の横から埠頭沿いを歩く。軽快なサックスの音が聞こえ神戸大学軽音部とのこと。日差しは暑い初夏の波止場を周り三宮から阪神御影に寄り明日からの長雨に備え食材買って帰宅。 |
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2018年 6月17日 日記がわりに1。 先週火曜夕方雨が止んで湾の上に虹が出ていた。翌日は晴れでバスで布引に出て午前中神戸クアハウスで硼酸と重曹の湯に浸かり、久しぶりに北野 mont'dolでピザをいただく。お昼12時を過ぎると北野の真珠など宝飾品を扱う企業のインド系の人たちで賑わっていた。神戸モスクからトアロードに 出て聖ミカエル学園の前を降り阪急で帰宅。 翌日からまた雨だが金曜夕方にふたたび虹が出た。 |
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2018年 6月15日 「彼女の唯一の武器は白衣だった。デモの現場で人の命を救っていた娘を撃つなんて。国際社会は世界的な人道問題を見過ごさず、中立的な独立したチームによって調査してほしい」1日イスラエル軍に射殺された看護師ラザン・ナジャルさん(21)の母サブリーンさん イスラエル軍は5日「意図的、直接的に狙った銃撃はない」との声明を出したが、イスラエル軍による射撃で亡くなった3月以来の130人の犠牲者の多くは 頭部や胸を撃たれており意図的に狙われている。フェンスの向こうの非武装の男性を狙い撃ちしたイスラエル兵らが歓声をあげる動画も4月11日にAFPなど により公開されている。 http://www.afpbb.com/articles/-/3170781?cx_module=latest_top ラザンさんも白衣を着て医療関係者である身分証明書を身につけて負傷者を助けるために駆け寄ったところを狙撃された。 〈「私は白衣に守られている」「神が私とともにいるから怖くない」。あの日もラザンさんはそう両親に告げ、出かけて行ったという。〉 https://www.cnn.co.jp/world/35120230.html すでにCNNは6月4日の記事でそう伝えている。(この朝日記事もガザに派遣されている記者が5日頃に書いたと思われる。なぜ13日の報道となったのか?) 非武装の一般市民に対するこうした攻撃は重大な国際人道法違反。5月15日ハーグの国際刑事裁判所(ICC)のベンスダ主任検察官は戦争犯罪の有無を「注視」しICCとしての調査もあり得るとイスラエル側に警告している。 http://www.saga-s.co.jp/articles/-/217629 ナジャルさんが殺害された6月1日は、国連安全保障理事会でクウェートが提出したイスラエル軍の攻撃を批判し市民保護を求める決議案を理事15カ国のうち10カ国が賛成したが米国の拒否権行使によって否決した日である。 https://digital.asahi.com/articles/ASL622F4CL62UHBI00B.html ヘイリー米国連大使は一連の討議で 「イランに支えられたテロリストがイスラエル兵への攻撃を駆り立てている」 「ガザでの暴力の原因は米大使館の移転にあるという見解は全くの誤りだ。暴力は、イスラエルの存在を拒否する勢力が引き起こしている」 などと一方的な議論を展開して市民を虐殺し続けるイスラエルを擁護した。 https://digital.asahi.com/articles/ASL5J1RMTL5JUHBI002.html イスラエルが無辜の市民への攻撃を持続させた背景に、米国がイスラエルの犯罪行為を見逃しあまつさえ擁護した責任は極めて重い。 これに対して6月13日国連は緊急特別総会を開き、パレスチナなどが提出したイスラエルを非難しパレスチナ人の保護を求める決議をイスラエルと米国など8カ国の反対のなか120カ国の賛成で採択した。日本は賛成。 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018061401001096.html 射殺されたナジャルさんの母親が訴えるように、国際社会は独立した調査によってこのイスラエル軍による市民殺害を厳正に検証しイスラエルの責任を明らかにすべきだろう。同時に米国の姿勢も厳しく問われなければならない。 |
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2018年 6月15日 「トランプの軍事演習中止発言にマティス国防長官は驚かなかった」とダナ・ホワイト国防総省広報官のコメントを報ずるABCニュース。 大統領と国防長官らは事前に十分に協議していた、とも広報官は述べている。 軍人出身で武力挑発の危険性と武力衝突のもたらす被害の深刻さを熟知している人物は「軍事演習中止」に驚くことはしない。むしろこの国の防衛相や外務相そして首相はじめ官邸の戸惑いぶりこそ、主体性もなくみっともないものだ。 |
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2018年 6月14日 「双方の国民の平和と繁栄を希求する意思に基づき、新しい米朝関係を構築することを約束する」 「朝鮮半島の永続的かつ安定的な平和体制の構築に共同で尽力する」 「4月27日の「板門店宣言」を再確認し、北朝鮮は朝鮮半島の完全な非核化に向け努力することを約束する」12日米朝首脳共同声明 「――韓国との軍事演習を中止するのか。 私たちは韓国と共に長い間、演習をしてきて、「戦争ゲーム」と呼んでいます。これに費やすお金は途方もないものです。韓国は貢献していますが、百%ではありません。彼らと話さなければなりません」同日トランプ大統領記者会見 「対話が続く間の演習中止は当然だ」同日韓国政府高官 「米大統領は、朝米対話が行われる間、北朝鮮が挑発とみなす米韓合同軍事演習を中止する意向を示した」13日北朝鮮の労働新聞 トランプ米大統領が米韓合同軍事演習を中止する考えを会談で示したと13日北朝鮮の国営メディアが報じたことに、あれこれの「懸念」を示す朝日記事。 しかしこれまでの準戦時体制と相互の対立・憎悪を克服して信頼関係を構築し対話を重ねようとする時、相手に対する軍事演習という威嚇=WAR GAMEが外交的にも経済的にも邪魔になるのは当然だろう。 軍事演習だけでなく軍備そのものが「これに費やすお金は途方もないもの」なのだ。相互に核を含め軍備と軍事費を削減できれば国民にとって平和の促進と生活の向上につながる。 憲法で「武力による威嚇又は武力の行使は永久に放棄する」と定めている国にとって隣国同士が信頼醸成により問題を解決しようとすることに何も水をかける ことはない。日本にこそ他国との間の様々な懸案に対して平和的・外交的手法による解決が何より大切でかつ唯一の方法であることを学ぶべきだろう。 |
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2018年 6月13日 〈「大統領補佐官のキッシンジャー(当時)の話はいつも安全保障だった。ニクソンに対し『ハワイ会談で田中にP3CとE2C(グラマン社の早期警戒機)の購入を迫るべきだ』と話していた」 狙いは明瞭だった。アレンは、「私たちは懐を痛めることなく、日本のカネで我々の軍事力を拡大することができる。加えて、私たちが望んでいた日本の軍事的な役割の強化にも繫がる」と解説する。〜〜〜 事件後、導入を決めた日本に対し、米国は1機100億円超のP3Cを計100機輸出した。現在、日本は世界第2位のP3C保有国だ。〉 〈事件から40年が経過した現在も、米国のスタンスは一貫している。 昨年末の日米首脳会談で、ドナルド・トランプ大統領は、安倍晋三首相に「米国の軍事製品をもっと買うことで米国の雇用が増え、日本の安全にもプラスになる」と言った。今年度の防衛省予算は前年度から650億円増え、5兆1900億円を突破した。 米国の大手軍事企業がいまも日米両政府に対して影響力を持ち、日本の防衛装備政策はその軍事企業の思惑に動かされているのではないか――。本書が明らかにした「歴史」から得られる教訓は少なくない。〉 1976年のロッキード事件が 民間航空機トライスター導入をめぐる当時の田中角栄首相による汚職事件との定説を覆す、NHK取材班による米国側捜査資料に基づく軍事ビジネス上の汚職事 件としての深い闇を抉り出す『消えた21億円を追え』 への望月衣塑子記者によるレビュー。 自衛隊に対潜哨戒機P3Cを売りつけるために21億円をロッキード社が児玉誉士夫にわたし、田中へはうち5億円が渡されるが、事件発覚後軍用機をめぐる 汚職が日米関係を破綻させることを恐れた日米両政府関係者によってP3Cに関わる資料はほとんど焼却された。そうした思惑のもとでロッキード事件は民間航 空機導入をめぐる汚職へと矮小化されたとする。 現在も日本はイージス艦やイージス・アショア、PAC3そしてオスプレイ、ステルス戦闘機F-35Aなど様々な高額な米国製武器を買い続けている。 その本質は「私たちは懐を痛めることなく、日本のカネで我々の軍事力を拡大することができる」との言葉が端的に示している。「加えて、私たちが望んでい た日本の軍事的な役割の強化にも繫がる」とはまさに安倍政権のもとで現在進行形の事態である。戦力の不保持を定めるこの国の憲法を蹂躙する者たちはこの国 を他国の傀儡とする者たちでもあるということ。 |
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2018年 6月12日 「かつてはどういう卒業式が3年間の締めくくりにふさわしいかを教員と生徒会で話し合うのが基本でした。卒業生と保護者・在校生が対面するように椅子を配 置し、その真ん中の通路で卒業証書の受け渡しをしたこともありましたが、今は証書を校長が壇上で授け与えるという画一化されたスタイルしか許されない」大 阪府に再任用も非常勤講師も拒否された元府立高校教員 「京都の私立高校の理事長と雑談していたら『最近、大阪府立高校を辞めたベテランの優秀な教員が流れてくるから助かってます』と真顔で言うので驚きまし た。その一方で『これ以上、教え子を大阪の公立学校に送り込みたくない』と大阪以外の近隣府県での教員採用を目指すように指導している教育大学や教育学部 の教授も一人や二人ではありません」教育ジャーナリスト 石原都政下の東京で行われた「日の丸・君が代」強制と処分、職員会議の採決禁止と補助機関化という教育破壊の行政が醜悪な形で同じく自由な校風を誇った大阪府立高校に伝播していることを伝える記事。 処分と任用拒否で経験豊かで良心的な教員を排除しほかの教員を萎縮させて学校から自由な気風と話し合い、多様性の尊重というかけがえのない価値を奪い尽くす。こういう国や自治体に未来はない。 |
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2018年 6月 9日 1991年夏にイタリア・スイスを縦断した。もう27年前、フィルムが色あせ出したがスキャナーで取り込みHPに順次あげる。 今回はローマからナポリまで。自転車旅行のつもりでローマで自転車購入しアッピア街道を南下するがその一泊目で自転車と荷物は盗難、列車の旅に切り替える。我ながら珍道中の旅になった。 http://fukupulio.org/italy/ROMA/1991italy1.html http://fukupulio.org/italy/NAPOLI/1991italy2.html http://fukupulio.org/italy/NAPOLI/1991italy3.html |
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2018年 6月 9日 晴れの一昨日久しぶりに三宮quartoでマルゲリータピザ、バケットを買いにルパンに行き、外の席でコーヒーでもと頼むと、なんと無料とか。jrで六甲道に寄り灘温泉に浸かって帰宅。 今日半年ぶりにミニベロを漕いで王子動物園入り口前から神戸ローンテニスクラブに行き道沿いの紫陽花を撮る。利用者?に「中も咲いてますよ」と言われ少 しお邪魔。元町に下りnomadikaのテラスでハモのラグーを頂く。美味。しかしもう初夏。メリケンパークの突端まで往復してそごう地下でイワシの握り など買い、ほぼ来た道を戻る。王子動物園の賑わいに、65歳以上の兵庫県民は入場無料との健保関係のお知らせを思い出してスタッフの人に聞くとその通り と。今日はなま物持参なのでまたにし、ひたすら坂道を漕ぎ押して4時過ぎ帰宅。日陰は風が涼しい。 |
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2018年 6月 8日 「(マグルビー元在沖米総領事や百田尚樹の同様の発言にも言及し)いずれも事実に反し、沖縄の歴史に対する無理解からくるもので、到底看過できない。発言は、宜野湾市民の民意を全く無視し、愚弄するもので許しがたい」宜野湾市議会抗議決議 米海兵隊トップであるネラー海兵隊司令官が2日米国防総省の記者会見で語った 「普天間飛行場の建設時の写真を見ると、数キロ内に人は住んでいなかったが、現在はフェンスまで都市地域が迫っている」 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/264238 との、事実に反する錯誤に満ちた発言にたいし8日宜野湾市議会で全会一致で決議された抗議。 普天間基地は沖縄戦のさなか45年6月から宜野湾村役場や国民学校(小学校)があった宜野湾村中心部の土地を米軍が奪い住民を立ち退かせて本土出撃用 B29のための基地建設を始めた。日本軍が沖縄で運用した土地面積は540haだったのに対し米国は米軍統治下で土地を強制接収して基地建設を進め、現在 も1万8500haの土地を米軍基地として利用し続けている。 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/250181 普天間も他の多くの米軍基地も「基地の周りに勝手に人が住み着いた」のではない。こういう誤った認識の是正を市議会任せにせず政府こそ厳重に抗議すべきだし、辺野古移設撤回も含めて米軍基地の大幅な縮小をこそ追求すべきだ。 |
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2018年 6月 8日 〈もうパパとママにいわれなくてもしっかりとじぶんからきょうよりもっともっとあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおします これまでどれだけあほみたいにあそんでいたか あそぶってあほみたいなことやめるので もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいぜったいやくそくします〉 これも昨日の記事。 虐待死した5歳の少女が「必死に、一生懸命にきれいな字で」(捜査関係者)父と母に書いたノート。痛ましさに心が引き裂かれる。 妻の連れ子を無職の夫が主に虐待し続けたという事件。犯罪を繰り返しながら、それでも血縁のない子供と心通う関係を築く家族を描いた邦画が話題となるなか、これがこの社会の冷たい現実。 そしてこれはこの結愛ちゃんだけではなく、愛情なくただ遊びを封じられ頑張りや克己だけを強いられるこの国の多くの子どもたちや大人たちにも共通する問題のように思える。 「これまでどれだけあほみたいにあそんでいたか あそぶってあほみたいなことやめるので もうぜったいぜったいやらないからね」 子どもはいっぱい遊んでいいし、大人も余暇や自分の時間を大切にしていい。超過労働やパワハラで人を使い捨てにする社会のあり方が、子供を虐待する大人たちに深く影響している。 この少女の言葉はこの社会と私たちのあり方を、その幼い命をかけて告発している。 |
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2018年 6月 8日 〈昭和23年4月17日、家族や関宿の住民が観音経を唱える中、鈴木は息を引き取った。 直前、意識が残る鈴木が最期の言葉を残した。2度「永遠の平和」と繰り返した。 鈴木は日本再建の鍵を「日本国民が嘘(うそ)をつかぬ国民になることである」と言い残してもいる。軍や政治家のウソが、侵略の果ての亡国の引き金になったと考えたのだ。 いま、日本はその願いを忘れ、逆コースを歩んでいる。政治家、官僚、自衛隊にはウソがはびこり、当事者は恥という言葉と無縁にいる。老宰相に健全な国家づくりを託された私たちの世代は、彼の願いとあまりにかけ離れた地平に立っている〉 気になった昨日の記事の一つ。 鈴木貫太郎は1936年2.26事件で襲撃されてこめかみなどに銃弾を受けるが、奇跡的に生き延びて1945年に首相として終戦に携わった。その鈴木が死の直前に述べた「永遠の平和」という言葉。 今年は明治150年。150年前の誰が、やがて人間が空を飛び月を歩き、今起きていることを世界中が配信映像で共有し、一発の爆弾で都市を壊滅させる軍事力を持つに至るなどと夢想できただろう。 「永遠の平和」とそのための「戦力の不保持」「交戦権の否認」が単なる夢想に過ぎないと誰が断言できるのだろう。150年後の世界でそれらは当たり前になっているのではないか。 「若い人は〜〜〜次の時代を築いていってもらわなければならない」「(そのためには)日本国民が嘘(うそ)をつかぬ国民になることである」 |
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2018年 6月 5日 〈メモは学年団の教員ら、10人程度に共有されていたことが4日、市教委関係者への取材で分かった。コピーが複数残され、教員の1人は異動の際に後任へ引き継いでいたことから、教職員はメモの重要性を認識していたとみられる〉 これも神戸市立中学校の自殺した生徒に関するいじめを聞き取ったメモを指導主事らが隠蔽した事件に関する神戸新聞報道。 生徒が自殺した5日後に他の生徒から聞き取った内容を学年団9人と管理職、スクールカウンセラー、指導主事の会合でメモを配布、コピーを教員たちが共有 していたとする。後日校長の「メモは出せない」という言葉に戸惑う教員もいたという。教員の一人は移動の際後任に引き継いだとも。 不肖わたしだったら校長に直談判、埒が開かなければこのメモのコピーを遺族に渡して教員組合や弁護士に相談、場合によっては報道機関に通報することも考 えただろう。かつての仲間にはそうする人も多かったと思う。今の学校現場が教委や政治の圧倒的で理不尽な管理下に置かれて教職員が萎縮しているというこ と。どうにかこのいじめメモの隠蔽を納得できなかった教職員にこれからの踏ん張りを期待したい。 |
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2018年 6月 5日 「裏切られたという気持ちを禁じ得ない。隠蔽は、いじめの事実自体を隠そうとする学校、教育委員会の姿勢そのものから生じたものと言わざるを得ない」女子生徒の母親 2016年女子生徒が自殺し、5日後に生徒6人から聞き取ったいじめをうかがわせるメモがあったのに、市教育委員会の首席指導主事が校長に指示してメモ を隠蔽した神戸市立中学校の事件。メモにいじめがあったとする内容やいじめたとされる生徒の名前などが含まれていた。指導主事は「メモが明らかになれば事 務処理が煩雑になる」と、校長は遺族の反応を心配して隠蔽。 自殺した生徒の命も人権もいじめ防止の課題も、そしていじめがあったと勇気を出して証言した生徒たちや遺族の思いも、すべて保身のために踏みにじる市教委と校長。教育機関としての役割を完全に放棄している。 首席指導主事は上司らに相談せずというが、一般行政から独立した教育委員会制度を捻じ曲げて教育委員に重大な事実を報告せず教育長ら行政職の者が「地方 自治」の名のもとで教育を歪めているのが東京都をはじめこの国の公教育の現状。多くの校長は教育者ではなく地教委の管理下で単なるイエスマンになってい る。当初教委が設置した「第三者委員会」も真摯な調査をしていない。まるで財務省の公文書改ざんをめぐる茶番劇のよう。つねに犠牲になるのは弱い立場の生 徒や職員。地方教育行政のあり方も根底から見直すべきだろう。 |
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2018年 6月 5日 〈討論を交わす中で、私たちが感じたのは大きく2点です。 ☆学校保護宣言の調印に向けて、国内法のどこと具体的に相反するのか、防衛省内での見解が固まっておらず、真剣に検討していないように感じました。 >私たちが、「なぜ日本は学校保護宣言に調印していないのか」と質問した際には、「国際文書に賛成するとなると、国としてはそれがどういう影響があるのか 考えていくことも一つの責任になると思う」という返答をいただきました。また、「一度国がそれを支持したり、同意したものについては、これは絶対やるとい う感覚。これを破るということはですね、政府はうそをついたことになる。という批判に耐えなければならないんですよ。」と学校の軍事利用禁止の約束は最初 から守れない、という態度だと感じました。 ☆「有事の際に、自衛隊の活動のために学校を使うかもしれない」という趣旨の話を聞き、私たちは学生として恐怖を覚えました。 >非常事態が発生するまで、自衛隊がどういった行動を取るかはあらかじめ分かっているものではなく、緊急事態が起こった時には学校を利用する可能性も残しておきたいという趣旨のことを言われました。 有事の際の生徒の対応について、私たちがリサーチした結果、他国からミサイルが飛んできた際には、私たち生徒は文科省の避難マニュアルに従って校舎に避難 するようになっています。そんな中、仮に、迎撃ミサイルの発射台がグラウンドに置かれでもしたら、学校は敵軍からの攻撃対象となってしまう可能性が高ま り、避難している生徒を含め、周辺の国民を危険にさらすことになります。それは絶対にあってはならないことであると思いました。〉 すでにイギリス、フランスも参加した学校の軍事利用反対宣言に自衛隊の学校施設での活動つまり軍事利用の余地の点から曖昧に答え、自衛隊イラク派遣を無 批判に現地を見下しながら国際貢献として語る防衛省防衛政策局防衛政策課職員と日本政府。高校生の真摯な問いかけにタジタジだ。 学校すらも軍事利用しようという政府。ジュネーブ条約など戦争人道は民間施設への攻撃を禁止するが、軍事利用されるなら攻撃対象となる。平和憲法を持つこの国こそ率先して宣言に参加すべきだ。 |
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2018年 6月 4日 〈麻生太郎財務相は閣僚給与1年分を自主返納する方針〉 〈佐川氏を停職相当、理財局の中村稔総務課長を停職1カ月の懲戒処分に〉 5年半の任期中に自身が任命した理財局長らが首相夫人がらみの学園に国有地を不当に廉売し、それを隠蔽するために国会で虚偽答弁43回と公文書改ざん 300カ所・破棄1000ページを率先して行って国会と国民を欺いてもその人物を「適材適所」と国税庁長官に任命し、自身も「文書は破棄した」などと11 回の虚偽答弁を繰り返しながら「いわゆる改ざんとか、そういった悪質なものではない」「どの組織だってありうる。個人の問題」と居直り、事務次官は女性記 者に対するセクハラで辞任しても「はめられた可能性もある」「セクハラ罪という罪はない」と問題を矮小化し誤魔化し続けた人物がさらに財務相に居座り続け るのか。財務省の改革などできるわけがない。この国の政治がどうしようもなく劣化し続ける。任命責任を取らない首相と共に内閣総辞職あるのみ。 |
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2018年 6月 3日 この三日梅雨入り前の晴れ。金曜は久しぶりに北区すずらんの湯に浸かりお昼。昨日は地元il ventoでピザシチリアーナを頂き三宮の3日までのオープンテラスでコンビニコーヒー。大丸の花店で比較的廉価な紫陽花の小鉢買いイワシずしなども購入して帰宅。 今日は六甲道から家族連れで賑わうハーバーランドに行き香蘭で昼を食べ、日差しが暑いメリケンパークを回って三宮ロフトで洗濯石鹸買って帰宅。六甲台の紫陽花も開花がすすむ。 三宮ロフトに向かう途中市役所前とロフトから出たとき警官に囲まれて日章旗などを掲げた怪しい列があり、「ぶっ殺せ」「叩き出せ」などと口汚く叫ぶ在特 会系のヘイトデモだった。道行く人も拡声器からの罵詈に呆れ顔。沿道で落ち着いてスピーカーで呼びかけるのはカウンターの人。通りの反対でよく見えなかっ たが帰宅して「#0603神戸ヘイトデモを許すな」で確認すると抗議する人々の方がヘイトデモ参加者よりはるかに多い。写真二つ引用。本当に「神戸に(そ して日本に)差別は要らない」 https://twitter.com/hashtag/0603神戸ヘイトデモを許すな?src=hash |
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2018年 6月 2日 「原発は島の環境を汚染する心配がある上、再生可能エネルギーに対して価格競争力を失っており英国民の重荷になる。日本政府と日立は風力など英国の未来につながる技術を輸出してほしい」 「使用済み核燃料が敷地内に長期保管され、農業や観光への影響が心配される。島と本土を隔てる海峡には橋が二本架かっているだけ。渋滞で大混乱に陥る」 「再生可能エネルギーの方が安くなっているのに、原発を税金で支えるのはおかしい。電気を高く買えば(転嫁され)一般の人の生活が苦しくなる」リンダ・ロジャーズさん 観光と酪農の保養地英アングルシー島に日立が政府支援の下で原発建設を計画。それに反対する地元の人々は原子力産業の当面の利益のために地域や国民の暮 らしと安全が犠牲にされることを訴える。日本で原発の再稼働や新設がもたらす問題と同じ。福島原発事故の後こんな原発輸出を許していいのかという問題がわ たしたちに問われている。 |
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2018年 6月 2日 「日本を観光先進国へ引き上げる原動力」IR担当石井啓一国土交通相 40人のすし詰め学級で教育環境は二流のまま、大学の番付も研究実績も凋落し工業生産もITも落ちぶれつつあるなか、カジノで「観光先進国」とは聞いて 呆れる。シンガポールやラスベガスはこの国の手本ではない。それらのカジノ業者が日本人客に2ヶ月間無利子の貸付業務が出来るという統合型リゾート施設 (IR)整備法案。国民をギャンブル漬けにして一層この国を退廃させるだけ。公明党の国交相、ギャンブルと仏陀の教えはどう結び付くというのか。腐りきっ た政権がいかにもやりそうなことだ。内閣は総辞職、廃案しかない。 |
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2018年 6月 2日 日記がわりに。先週末阪急三宮の一つ先花隈駅で下車、前回元町映画で花筏を見たあと東口方面から10分以上かかったピザ店ファミリアは西口からは徒歩1分だった。美味しいナスのマルゲリータをいただく。曇り空の下ハーバーランドを回って三宮から阪急で帰宅。 翌日曜は久しぶりに梅田に行き、西崎町clicoと蔦のカフェ。紫陽花も咲き出した。梅田のフライングタイガーで穴あきのキャンドルポットを花用に購入して帰宅。 |
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