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2019年 2月27日
「埋められてしまうかもしれないが、県民が意思を示すことで、本土の人たちが一緒に考えるきっかけになってほしい」「反対」を投じた那覇市の女性
「NOを示しておかなければ、後世、さらに負担を押しつけられかねない」「反対」を投じた宜野湾市の男性
「辺野古の工事が難航し、進捗(しんちょく)が遅すぎる。普天間返還のために別の方法を考えるべきだ」「反対」を投じた那覇市の男性
「基地があれば必ず戦争につながる。子や孫の世代に基地を残したくない」「反対」を投じた沖縄市の女性
「日本に復帰すれば、基地負担は減ると思っていた。これ以上の基地は造らせない」「反対」を投じた宮古島市の男性
「普天間返還を進め、跡地開発を進めてほしい」「賛成」を投じた那覇市の女性
「逃げるような投票になったが、こんなに基地のことを深く考えたのは初めてです」「どちらでもない」を投じた宜野湾市の女性
「沖縄のうむい(思い)を重く受け止めてほしい。日本に住む一人一人は、この結果をどう考えるのでしょう」「『辺野古』県民投票の会」代表の元山仁士郎さ ん(27)

 24日の沖縄県民投票は投票率52.48%で「反対」72.15%、「反対」を投じた人は県知事選で玉城氏に投票した人より多かった。辺野古がある名護 市で「反対」が73.04%、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市でも66.80%、当初投票実施に反対した五市でもうるま市は「反対」が70.05%、沖 縄市は70.33%、那覇市は、「反対」が75.08%だった。
 記事後半の「一票にどんな思いを込めましたか」の回答でも、「賛成」「どちらでもない」に投じた人の言葉からも基地負担を押し付けられる沖縄の現状に対 する様々な思いが汲み取れる。
 一刻も早い普天間の返還を望むが、辺野古移設は決して容認できないという沖縄の人々の意思。この県民投票を引っ張った「『辺野古』県民投票の会」の元山 さんのいうとおり、ボールはこの国に住む私たちに投げ返された。

《「辺野古ノー」の民意がまた、積み重ねられた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐる24日の県民投票。「反対」が 「賛成」「どちらでもない」を引き離した。安倍政権が工事を強行し続けるなか、「対話」を掲げた若者たちが大きなうねりを起こした。▼1面参照

 沖縄の人たちは、どんな思いを一票に込めたのか。

 沖縄市の無職、山川沖人さん(23)は迷った末に「反対」に○をつけた。

 米軍基地の必要性は理解する。昨年の知事選は政権が推す候補を支持した。ただ、祖父母はよく、米軍絡みの事件事故で沖縄の人たちは泣き寝入りさせられて きたといい、ニュースに胸を痛めている。「危険だから移設というけれど、辺野古が危険になるだけでは。祖父母の思いを大切にした」ーーー


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2019年 2月22日
 昨夜は地震の揺れとニュースは見て10時過ぎには就寝。
 朝方外の雪の斜面を登っていく四人の人影が見えた。ここは冬山登山とバックカントリーの基地で、今は日本人より欧米系の人々で賑わっている。食事前入れ 替わった風呂場に行くと誰も入っておらず、温水不足とされた氷柱のかかる露天を覗くと奥の洞窟風呂にはややぬるいが湯は十分にありゆっくり浸かれた。
 上富良野行きのバスに同乗したのはフランス人の男女で、上富良野からjr富良野線で富良野で降りて彼らはスキー場行きのバスに、私は札幌行き高速バスに 乗って時計台前で降りて狸小路そばの店で昨年末に見かけたメキシコ製のレザーハットを買い、旧道庁前のビル2階でコーヒーと焼きたてビスケット(無料)を 食べて札幌駅に向かうとこの二人と偶然すれ違って笑いながら挨拶した。
 凌雲閣の朝食時、今日は小樽に移動して寿司を食べると言っていたやはり海外からの訪問者もいて、冬山や食事で北海道を日本人より満喫しているのかもしれ ない。
 夕日が地平線に沈むのを見ながらjrで新千歳に着き、定刻かつ満席のスカイマークで8時半神戸に帰る。気温10度とかだが六甲に戻ると六甲颪はまだ冷た い。


2019年 2月21日
 富良野3日目、夜月に照らされた上富良野の町あかりが見えた。
 宿の送迎で富良野スキー場北の峰に行きようやく滑るとゲレンデも春の陽気で暖かい。昼前には晴れて富良野市街の向こうに十勝岳連峰の山々が見えだした。 昼にベースの食堂で軽くおでんを食べ、ゴンドラと連絡リフトを経てフラノエリアを下る。プリンスのニングルテラスでコーヒーと苺のワッフルのあと2時すぎ 北の峰に戻り荷物を送って富良野駅行きバスと旭川行きバスを乗り継いで初日と同じ上富良野に着いた。ここから町営の十勝岳温泉行きバスに乗り終点の凌雲閣 まで。私の他に終点で降りた中学生くらいの子は宿の娘さんで、夕食のお膳の手伝いをしていた。
 20年以上前に夏に一度訪れた巨大な岩の下から自噴する鉄分の多い粘土色の温泉はぬるめでゆったり浸かれる。冬の寒気のため露天風呂は湯が届かず、その ため宿泊費を千円引きにしてくれている。昨日上富良野でホテルのフロントの方もタクシーの運転手も、昼を食べた第一食堂の女将さんも、凌雲閣は今露天は使 えないけどいいところと口を揃えていて、新鮮な食材が美味しい夕食ではイタリア語を話す4人組みのお客などで賑わっている。
 夜9時すぎ北海道南部で強い地震があった。十勝岳中腹のこちらの揺れは少しだったが最大震度6は去年と同じ、被害が気になる。


2019年 2月20日
 富良野2日目、朝から陽射しが暖かいが十勝岳連峰は雲に隠れた。
 このところ歯の治療で抗生物質を飲み続けたためか、土日のピザと昨日の飛行機とバスで座り続けたためか、便秘が3日間続きスキー場への送迎の代わりに宿 にお願いして朝方町のドラッグストア往復し浣腸を試すと返って悪化。
 ipadで「摘便」という治療法を知り対応する医院を探すがわからず、どうしたらいいかと119に電話した。3分もしないで救急車が到着してトイレから 私を運びだし様々な問診と血圧検査をしながら上富良野町立病院に着いた。医師と医療スタッフの皆さんはテキパキと血液検査、X線検査などをしてやはり摘便 をと試してくれたが効果なく、最後に大きな医療用浣腸をしてようやく3日分の便が簡易便座に出せた。便の外観や各種検査結果では重大な問題はなさそうだが 帰郷してやはり腸の詳しい検査を受けることを医師から勧められる。
 外に出ると午後で穏やかな陽気。救急隊、医療スタッフ、病院事務のかたがたに深く感謝申し上げたい。
 上富良野駅付近の「第一食堂」を見つけ味噌野菜ラーメンをいただく。体調回復して美味しさが身にしみる。さらにスーパーに入ると「救急車をみだりに呼ば ない」のポスター。人生二度目の利用、その有り難さはよく分かった。その後昨日に続きフラヌイ温泉の湯に浸かると実に心地よい。夕方宿に戻りフロントの方 たちに礼を言って自室に戻る。日が沈む前十勝岳連峰の二つの峰が頭を出した。地場の食材を使った夕食も美味しい。
 


2019年 2月19日
 朝から雨のなかスカイマークで曇天の千歳空港に着き札幌からバスで富良野に向かうと晴れて陽射しが暖かい。乗り継いだ旭川行きラベンダー号から大雪の山 並みがくっきりと見えた。
 上富良野町役場前で降りて地元の人たちに道を教えていただき、雪の校庭で元気に遊ぶ子どもたちの上富良野小を過ぎて初めてフラヌイ温泉に着いた。明け方 はマイナス17度だったとのことだが、夕方上着が要らないほどの暖かさ。
 湯に浸かり駅まで歩きタクシーで今日の宿ホップスホテルに入る。風もなく町あかりのなか静かに夜の帳が降りた。


2019年 2月17日
日記がわりに。2月半ばも寒い日が続く。

 16日は新宿文化会館で北川翔くんと長尾さんのデュ オがあると先週知ったが遅きに失しただろうと思い在神、il ventoでお昼の後三宮でメリー・ポピンズリターンズを観た。
 オリジナルは1965年公開、中学一年の時で確かや はり神戸で見たような記憶がある。その後ビデオやBDでも。デジタル音声があまりに大きすぎるが「王様はバカ」の歌はディズニー流のトランプ批判ではない かと勝手に想像しながら楽しむ。
 今日は先月に続いて梅田のバストーニュでジェノベー ゼのピザ、価格は抑えながら美味しさが進化しているようだ。clico!が店を閉めてやや足が遠のいていた中崎町を訪ねてやはり蔦のカフェで200円コー ヒー。店内は自宅に帰ったように落ち着ける。4時前には帰宅。
 


2019年 2月16日
「自治体側は、応じないと何らかの不利益を受けるんじゃないかという気持ちが働く。『圧力』にほかならない」新藤宗幸・千葉大名誉教授(行政学)
「個人情報の問題もあり、首長はどうすればいいのかと思うだろう。4月の統一地方選に影響が出なければいいが」自民党三役経験者
「首相の言葉を後押しするためだろうが、中央の政治が地方に介入することにつながる」自民閣僚経験者
「個人情報保護への意識の高まりがあり『閲覧』許可も例外的な対応」沖縄県のある自治体担当者
「国と対等な関係にある自治体に、この規定で対応を強いるのは法的に無理。『できる』とする規定に応じるかは自治体側の裁量だ」岡崎勝彦・島根大名誉教授 (行政法)
「上から強制するようなやり方で人が集まるわけがない。半世紀以上かけて、地域の信頼を得てきた自衛隊の苦労が台無しになりかねない」防衛省幹部

 自民党の所属国会議員への選挙区自治体の自衛官募集への協力状況確認指示文書への自民党内を含めた批判や戸惑いの言葉。「上から強制するようなやり方で 人が集まるわけがない」が当事者としての防衛省職員の本音だろう。
 森友問題で公文書偽造の財務省、加計学園で「総理のご意向」に屈した文科省、派遣日報隠蔽の防衛省、データ捏造と統計不正の厚労省に続き、次は地方自治 体を槍玉に挙げて不正を押し付けるこの国の政権。中心が腐ると周辺まで汚染が広がる何かの疫病のようだ。

《自民党が所属国会議員に、選挙区内にある自治体の自衛官募集に対する協力状況を確認するよう文書で求めた。市町村の9割近くが何らかの協力をしているに もかかわらず、「協力」の解釈を狭めて「6割以上が拒否」と強調。憲法改正を訴える安倍晋三首相を援護射撃する狙いだが、自治体への「圧力」批判が党内か らも上がっている。▼総合4面=焦点採録

 ■首相発言踏襲、急きょ作成

 問題の文書は、前防衛相の小野寺五典・党安全保障調査会長と、前防衛副大臣の山本朋広・国防部会長が急きょ作成した。部会幹部らへの事前調整もないま ま、岸田文雄政調会長の了承を取り付けて、14日午後に各議員宛てに送った。ーーー



2019年 2月16日
〈そもそも防衛省は、名簿要求の根拠を「資料の提出を求めることができる」と定めた自衛隊法施行令120条にあると説明する一方で、これは「義務ではな い」とも認めている。
 そこをあえて提供しようとすれば、「市の個人情報保護条例に抵触する」と解説するのは福岡市だ。市条例は、法令等の「定め」があれば個人情報を提供でき るとしている。だが同施行令は具体性に欠けて「定め」と言えないという。
 横浜市の場合、住民基本台帳法11条を挙げる。国は住基台帳の閲覧を市町村長に請求できるという決まりだ。「しかし『閲覧』が名簿の提供までを認めてい るとは読めない」
 甲南大学法科大学院の園田寿教授(情報問題)は、自衛隊法施行令が指す「資料」とは、各市町村の人口や男女別人口などの統計的な資料だとする。「名簿の 提供を求めるのは、住民基本台帳法で認められている『閲覧』の拡大解釈で、違法の疑いがある」という。〉

「個人情報保護法」
(基本理念)
第三条 個人情報は、個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることにかんがみ、その適正な取扱いが図られなければならない。
第二十三条 個人情報取扱事業者(国の機関、地方公共団体等)は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供 してはならない。
一 法令に基づく場合
二 人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。(略)      
「自衛隊法施行令」
第七章 雑則
(報告又は資料の提出)
第 120 条
防衛大臣は、自衛官の募集に関し必要があると認めるときは、都道府県知事又は市町村長に対し、必要な報告又は資料の提出を求めることができる。
「住民基本台帳法」
第十一条 国又は地方公共団体の機関は、法令で定める事務の遂行のために必要である場合には、市町村長に対し、当該市町村が備える住民基本台帳のうち第七 条第一号から第三号まで及び第七号に掲げる事項に係る部分の写しを当該国又は地方公共団体の機関の職員で当該国又は地方公共団体の機関が指定するものに閲 覧させることを請求することができる。

 構成員の募集のために18歳と22歳の国民全員にDMを送ろうとする組織は、警察や消防を含め公共機関にも民間企業にも自衛隊の他に存在しないし、その ために個人の氏名や住所、生年月日、性別といった個人情報を本人の同意もなく自治体に提出を求める組織も他にない。かつての国民皆兵・徴兵制・赤紙という 軍国主義の残穢がいまだに自衛隊に引き継がれていると思われる。
 自治体の個人情報保護条例だけではなく国の個人情報保護法が、憲法の定める個人としての尊厳(第13条「すべての国民は個人として尊重される。」)に基 づいた情報の慎重な取り扱いを国及び地方公共団体の責務として定めている。
 自衛隊法施行令は政府が定める政令でしかなく、しかも「報告、資料の提出」は名簿提出と等価ではなくまたそれを義務付けるものでもない。かろうじて「住 民基本台帳法」に基づく閲覧が合法的と言えるのみ。
 そもそも自衛隊の任務があくまで戦争の放棄、戦力の不保持を定めたこの国の憲法に合致し、かつ海上自衛官の相次ぐいじめ自殺など不祥事もなく待遇も良い なら隊員の募集に困るということはないはずだ。
 みずからの政権が定めた集団的自衛権容認と海外派遣という憲法違反の上に、自衛隊員についても個人情報保護法などを毀損する募集を行おう、さらにそれを 憲法改正の理由としようという安倍首相の姿勢は二重三重の憲法違反に他ならない。

《自衛官募集のための住民名簿の提出をめぐって、市町村が苦慮している。安倍晋三首相は、協力しない自治体が6割もあると批判するが、そもそも「提出」の 法的根拠はあいまいだ。個人情報保護か、自衛隊への協力か。双方をにらんだ「奇策」をひねりだす自治体も出てきた。ーーー




2019年 2月14日
「悪夢のような民主党政権」10日自民党大会
「新規隊員募集に対して、都道府県の6割以上が協力を拒否しているという悲しい実態がある」同
「自民党総裁として言論の自由がある」「少なくともバラ色の民主党政権ではなかった」12日衆院予算委員会(岡田克也議員に)
「桜田氏が五輪大臣に適任なのは、文科副大臣としてオリンピック招致に尽力したから」13日衆院予算委員会(階猛議員に)

 「少なくともバラ色ではない」が「悪夢のよう」と同じである人物には、自身の「言論の自由」は大切でも沖縄など国民や野党議員の言論は無視してよく、自 治体が自衛官募集のために「住民基本台帳」の閲覧は許可しても一覧表提出は個人情報保護の観点から認めないのは「協力拒否」であり憲法改正が必要で、五輪 憲章を読んだことも五輪の理念への理解もなく、白血病罹患を告白した高校三年生のアスリートに「がっかりした」と発言する五輪相を辞任させないのは、 2013年9月7日開催が決まった2020五輪に2013年9月30日自らが文科副大臣に任命したその人物が「副大臣として五輪招致に尽力したから」だそ うだ。
https://digital.asahi.com/articles/ASM2D7VY0M2DUTFK02M.html?

http://news.livedoor.com/article/detail/16008702/ref=nmail

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=48646&media_type=fp&fbclid=IwAR2S9RWH7dCmvq9lQZmzS4lL5dKc_AMo8oi00ohyHJV4iNOFKEZKSV_6LoU
(6時間14分ごろから)

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=48648&media_type&fbclid=IwAR2tp2l9WnAKCRyyD8YRaLrvAJEdOVTA5eeNTnprPIMLNfZquZ7DShgXieU
(7時間26分ごろから)

 昨日予算委で国民民主の階議員に述べた説明が虚偽だったことは今日首相不在の予算委で立憲民主の今井議員が明らかにした。
 財務省公文書偽造、厚労省データと統計不正、森友・加計学園など政治の私物化、トランプに言われるままの兵器「爆買い」、そしてこういうデタラメな答弁 や言葉の数々、まさにこの政権こそ「悪夢」。もう悪夢は終わらせたい。

《 安倍晋三首相は12日午前の衆院予算委員会で、「悪夢のような民主党政権」との発言について「自民党総裁として言論の自由がある」と述べ、「少なくともバ ラ色の民主党政権ではなかった」と強調した。立憲民主党の岡田克也委員に対する答弁。

岡田氏は民主党政権は過去の自民党政権の重荷も背負ったと述べ、原発事故を取り上げた。首相は過酷な事故が起こったことについては第一次安倍政権も含め歴 代の政権として反省していると述べた。》






2019年 2月13日
 京都二日目、柳馬場通りの宿から朝方とおく北西に雪?なのか一部白い山並みが見えた。

 北野天満など梅巡りはまたにして午前は御池通と御所 の間を散策。プロテスタントの御幸町教会を経てハリストス正教会は小学生がサッカー授業をするグランドから見えて回りこんだ。寺町通の下御霊神社に行くと 思いがけず白梅が一つ咲いていた。
 昨日楓カフェで見た京町家に残る小庭園の本の最後に 出ていた角倉了以の邸宅跡地のがんこ二条高瀬川店から河原町通へ戻るとカトリック教会。昼をDabiel'sのテラスで食べて阪急を西院で嵐電に乗り換 え、有栖川から久しぶりに天山の湯を訪ねた。土色の「金閣の湯」がかさばった皮膚にいい。
 嵐山に戻り渡月橋を越えて歩くとここでも思いがけず 紅梅が一つ咲いていた。昼間寒さは緩んだよう。5時過ぎ帰宅。



2019年 2月12日
 立春過ぎてまだ風が冷たいなか阪急で今年初めて嵐山に出る。同じ神戸の有馬に行くより何故か運賃は安い。花筏の露天に浸かり芳仙で蕎麦を食べ嵯峨野楓カ フェを経て苔の祇王寺を訪ねた。
 帰路ぜんざいもいただき嵯峨小の門前を通り嵐山駅から嵐電と阪急で烏丸。市中も風は冷たい。夕食に訪ねた店は三軒定休日と改修中と臨時休業。結局宿に近 い三重直送のお店でブリ、アオサの天ぷらなど。夜はそれほど寒くはない。




2019年 2月11日
 立春を過ぎても暖かくならない2月初旬の日記がわりに。
 晴れの2日今年二度目の花隈famgliaでは包み焼きカルツォーネ。ハーバーランドを経て訪ねた突堤の先は工事中だが震災メモリアルは復旧工事が終了 していた。大丸前の三宮神社では紅梅が咲き始め。
 曇りの3日も再びil ventoでプッタネスカ、その後「善光寺」の境内に入りその縁起をようやく確認。そのまま阪神御影まで歩き食材買って帰宅。
 5日は地元六甲道の店で50円のパンジー二つ購入して灘温泉、三宮の店のテラスでオマール海老のパスタランチの後シネ・リーブル神戸で映画「そらのレス トラン」を見る。地域に根ざした農と食の理念は今後ますます大事だろう。
 寒気団が列島を覆う9日、去年から気になっていた古い町並みが残る神戸栄町にオープンしたイタリアンを訪ねて石窯で焼くジェノベーゼピザ。価格も大きさ も味もいい。久しぶりにやはり栄町のkokosicaでコーヒーをいただく。
 寒さの底の昨日は前回は臨時休業だった六甲道手前のcavianでボルシチと色とりどりのサラダ。その後やはり阪神御影に行くとクラッセ前で子供たちの 遊び場のほか女性ボーカルのライブあり。食材買って帰宅。
 今日は朝方牡丹雪が舞うが積もらない。

 

 





2019年 2月11日
「そもそも、帝国海軍の国防方針は、日本近海に来た敵艦隊と戦うもので、専守防衛でした。それが、山本五十六というカリスマによって、その方針とは異なる 真珠湾攻撃という作戦が計画されます。機動部隊を編成し、赤城など6隻の空母が投入された攻撃が成功してしまいました。ーーー
 空母そのものは攻撃に弱く、単独で行動はできません。1隻の空母に、それを護衛する艦隊が必要で、空母に載っている飛行機の部隊も、同じ数の飛行機とパ イロットが、3グループ程度あって、訓練や修理をしていなければ、持続的に行動できません。際限なくお金のかかる存在です。
 ですから、世界中で、実際に米海軍的な空母部隊を運用できる能力があり、空母を持つ意味がある国は米国以外にないと思います。それ以外の国にとっては、 たとえ台頭している中国であっても、米国と同じように戦力の中核として空母を持とうとするのは、すでに時代からずれていると思います。」戸高一成さん(大 和ミュージアム館長)
「現場では機材や部品、燃料の供給不足が恒常化しています。本音をおもんぱかれば、空母導入より、足らざるをきちんと手当てするロジスティックサポート (補給・後方支援)の充実の方が切実です。ーーー
 人の問題はさらに深刻です。少子高齢化で人材が確保できなくなるのは、企業だけでなく自衛隊も同じ。現在でも人手不足ですが、10年もたてばさらに深刻 化して、空母など船が増えても要員が確保できるか心配です。ーーー
 日本が得意としてきた対潜水艦哨戒能力に影響がでないかも気がかりです。AIなどの最新技術を駆使し、省力化・無人化した高性能な艦艇部隊を作っていく べきです。」伊藤俊幸さん(金沢工業大学虎ノ門大学院教授・元海将)
「米中の力関係の帰趨(きすう)も不透明で、どこまでやればいいのかわからない。目標が見えず、際限のない不信と軍拡の輪の中に入っている。いずもをどう 使うか、構想は見えませんが、それは「とにかく力を」という「力への節操なき信奉」の象徴のように見えます。ーーー
 シームレスに切れ目なく対応するのが政府の方針ですが、軍事的なエスカレーションを防ぐために、政治が関与する「切れ目」を作るべきです。
 切れ目なく自衛隊が出て島を取り返せばいいという問題ではありません。納得しない相手は、再び取りにくるはずで、際限のない島の奪い合いになる。
 米国は自分の代わりにインド洋に行けと言うかもしれないし、空母があるなら自分で守れと言ってくるかもしれない。中国が空母を持つから日本も、という力 の論理でいけば、次は核保有への誘惑に駆られる。そんな世界に日本が踏み出せば、国家の破綻(はたん)につながります。
 米中の力関係が変化する時代だからこそ、大国関係の安定による「望ましい安全保障環境」を作る責任が政治に問われます。安易に抑止力に丸投げするなら、 防衛力は際限なく拡大せざるを得ません。」柳沢協二さん(元防衛官僚・元内閣官房副長官補)

 政府のいずも空母化方針に対して、戦士研究者、元海将、元防衛官僚の三者がかつての専守防衛を逸脱した日本海軍機動部隊による戦術の破綻とこの方針のも とで今後生じる莫大な予算、補給・後方支援を等閑にして政治決定による現場への丸投げと少子化による深刻な人手不足の課題、日米の軍事的一体化への懸念と 政治の衝突回避への役割放棄、限りない軍拡競争の泥沼化などいずれも重大な懸念を示している。
 自国の領域を超えて使える玩具を手に入れると、愚かな政権はそれをシームレスに弄びやがて様々な課題を巡って政治外交的解決ではなく軍事衝突や引き返し 不能の戦争に突入していく。これは70数年前までのこの国の、そしてその後の米国の歴史が証明していることだ。
 

《マンガ「空母いぶき」では、尖閣諸島をめぐって日中が軍事衝突――。フィクションを現実が追いかけるような護衛艦「いずも」の空母化。防衛大綱に込めら れた意味を識者に聞いた。ーーー





2019年 2月7日
 2月5日の新聞労連の声明。
・埋め立て土砂に含まれる赤土など細粒分の含有率は政府の言う10%ではなく実際は40%。
・沖縄県の立入検査要請を防衛局は拒否。
・映像を見ても埋め立て区域内に赤土が広がっている。

 東京新聞望月記者の質問は「事実誤認」などではない。もし記者の質問に誤りがあればその場で官房長官が事実を示して訂正すれば良いだけ。国会で事実と異 なる答弁を繰り返す政権に記者の質問をあげつらう資格はない。
 日頃の会見における菅官房長官の望月記者の質問に対する返答も「〇〇に聞け」「今答えた通り」「適切に対応している」など何の中身もなく真摯に答える姿 勢のかけらもない低劣で見苦しいものばかりだ。記者とその背後にいる国民を愚弄している。
 この見苦しい「官邸要請文」の差出人である上村官邸報道室長こそ会見で望月記者に対してだけ数秒おきに繰り返す「簡潔にお願いします」が記者の質問を妨 害し、国民の知る権利を踏みにじる行為であることを自覚すべきだろう。
 さらに記者個人を指定して「事実誤認」「度重なる問題行為」などと誹謗することは、今この社会で蔓延しているいじめや虐待と同じ行為であることを深く思 い知るべきだろう。

 一連の行為はまさに「日本政府の国際的信用を失墜させるもの」に他ならない。




2019年 2月7日
「何よりも子どもの命を守ることを最優先に、あらゆる手段を尽くして、児童虐待の根絶に向けて総力を」安倍首相
「女児が父に、手紙を書かされていたということは、女児に対する父の支配的な関わりも分かる内容であって、リスクが高いことを踏まえた対応がとられていな かったのではないか」根本厚労省

 官僚に支配的姿勢を強めて自身に都合の悪い財務省公文書等を大量に改ざんさせ、NHKなどメディアに対して政権の「支配的な関わり」を行い公正な報道を 歪めて記事を書かせながら自らの不正を否定し続ける首相の率いる政権下で、同じく首相のために労働時間に関わるデータを偽装し不正な勤労統計調査で賃金上 昇を偽装する、さらに甲状腺癌に罹患した子供たちを含め20mSvの高放射線量での帰還を強いて福島原発被災者いじめと虐待を続ける所轄大臣と首相が述べ る言葉には全く説得力が無い。
 この女児の父親が女児に書かせた謝罪文を児相職員に示したのは2018年2月26日、メディアが財務省が決裁文書を書き換えた疑いがあると報じたのは 2018年月3月2日。似た者同士が同じことをしている。以後父親は支配的高圧的な姿勢を強め、女児は死に至る。政治の劣化が社会の劣化と結びついてい る。
 予算委員会での首相らの発言をその矛盾や北方領土から「固有の」を省く後退を指摘することなく伝えるNHKのこの記事も、政権の報道機関への支配的圧力 に従うだけの不公正なものでしかない。
 新たな戦闘機には数兆円をつぎ込むが、低廉な最低賃金や生活扶助と結びついた貧困と虐待の連鎖は放置して、児童相談所では「1人の児童福祉司(ケース ワーカー)が100件ほどの虐待案件を抱えている」過酷な状況を自らが作り出したという自覚もない。
参照「人間のできる仕事の範囲を越えている」当事者が語る“児童相談所”の実態
https://www.fnn.jp/posts/00420071HDK
 この政権が児童虐待防止に貢献するには、この間の様々な施策と財務省・厚労省不祥事の責任を取り潔く退陣することしかない。

《安倍総理大臣は参議院予算委員会で、千葉県野田市で小学4年生の女の子が自宅で死亡し、両親が逮捕された事件などを受けた対応について、子どもの命を守 ることを最優先に児童虐待の根絶に総力を挙げて取り組む考えを示しました。
ーーー



2019年 2月 1日
 
もう2月。先日始めた1994年11月の新宿中央 公園坐りこみ・リレーハンストの写真の取り込みを終えてここFBにも載せたが先ほど自分のHPにも転載した。
 このあと市ヶ谷商の教職員が中心になり児玉勇二弁護士と共に東京弁護士会への学習権侵害の勧告の申し立てを取り組み、1998年に東京都の「三年計画」 による定時制9校の廃校などが生徒や進学を希望する人々の学習権侵害に当たる、との勧告が実現した。この取り組みには卒業する生徒の進路が奪われると荒川 9中夜間部の先生も参加した。
 この勧告本体は弁護士会のページにはもうないが、2004年の同弁護士会の「都立定時制高校の廃校による募集停止措置についての意見書」に言及されてい る。
https://www.toben.or.jp/message/ikensyo/post-232.html
 2004年国連子供の権利委員会は1月30日第2回統括所見で都の定時制高校統廃合計画に対して定時制高校の閉鎖を再検討することを勧告している。
(懸念事項)
49 e とくに中退した生徒を対象として柔軟な教育機会を提供している東京都の定時制高校が閉鎖されようとしていること
(勧告)
50 c 東京都に対し、定時制高校の閉鎖を再検討し、かつ代替的形態の教育を拡大するよう奨励すること」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/0402/pdfs/0402_j.pdf

 東京都はこれらの弁護士会や国際機関の勧告や意見に耳を傾けることも、生徒の意見を聞き子供の意見表明権を尊重することもなく、その後も「全定併置の解 消」などという理不尽な理由で夜間定時制高校を廃校にし続けて今に至る。
 そもそも夜間定時制があるおかげで全日制の教員も生徒も長時間の勤務やクラブ活動などせず、互いに他者への配慮・思いやりを学び社会の多様性や矛盾に気 づく貴重な機会を得ていたのだが。

http://fukupulio.org/doc/1994sinjuku/1994sinjuku1.html
http://fukupulio.org/doc/1994sinjuku/1994sinjuku2.html
http://fukupulio.org/doc/1994sinjuku/1994sinjuku3.html
http://fukupulio.org/doc/1994sinjuku/1994sinjuku4.html





                                                                                                                                                                
  
     





























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